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赤ちゃんの成長に欠かせない「遊び」についてもっと知りたい!

赤ちゃんの成長に欠かせない「遊び」についてもっと知りたい!

2017年1月23日 公開

赤ちゃんは遊びからさまざまなことを学び、成長していきます。「我が子には楽しく遊んでどんどん成長してもらいたい!でも、何をしたらいいかわからない・・・」と悩むママさん達と一緒に、赤ちゃんと遊びの関係や成長に効果的な遊びについて考えていきたいと思います。

赤ちゃんの遊びにはどんな意味があるの?

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赤ちゃんはまだ言葉を話せず自由に動き回ることもできませんが、その脳は日々大きな進化を続けています。「遊び」はそんな赤ちゃんの柔らかい脳に刺激を与え、知能や感情を大きく成長させてくれます。
全国に20か所の「親子のための室内あそび場」を展開するキドキドは、子どもの遊びについて次のように述べています。
子どもにとってあそびは、食べたり飲んだり眠ったりといった、人間の生命を維持する行為と同じように大切です。
子どもの発達にとって、遊びはなくてはならないもの。子どもは遊ぶことによって成長します。

子どものあそびは、発達の段階に伴って変化します。まだ小さなからだを動かして夢中で運動遊びをすれば、ときにはケガをします。頭を使う知育遊びでは、悩み、つまずき、やがて解決策にたどりつくでしょう。乳児期から幼児期、その先へとあそびの階段を上りながら、子どもは自ら試練を乗り越え、また新たなあそびを見つけます。その過程で工夫をこらし、試行錯誤しながら学び成長していきます。

子どもは大人が想像する以上に、人生にとって大切なことを、「あそび」ながら自ら獲得していくのです。
赤ちゃんは生きていくのに大切なことを「遊び」から学んでいると言えそうです。ママである私たちは、遊びの機会をどんどん我が子に与えてあげたいですよね。

赤ちゃんは月齢にあった遊びでグングン成長する

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赤ちゃんは毎日すごいスピードで成長します。ねんねばかりの頃はママの話しかけに少し反応を見せるくらいだったのに、月齢を重ねるごとにおもちゃを使った遊びや体を使った遊びができるようになり、赤ちゃんもどんどん自分から遊ぶように。我が子の成長を実感する瞬間です。
「聞く力がしっかりしてきたら音を楽しむ遊び」、「物を持てるようになったらおもちゃのやりとり遊び」、「ハイハイができるようになったらママと追いかけっこ」など、赤ちゃんの発達に合った遊びを取り入れることで、その時赤ちゃんが持っている能力を大きく伸ばすことができます。赤ちゃんの成長には個人差があるので、焦らずに赤ちゃんのペースで楽しく遊びましょう。

自然に触れることを大切に

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まだ立つこともできない赤ちゃんでも自然に触れさせることには大きな意味があります。抱っこやベビーカーで公園の中を歩くだけでも、太陽光や風、木々のそよぐ音、草木や土の匂いなどから赤ちゃんは様々な刺激を受け取っています。
お座りができるようになったら砂や土、草木に触れさせてあげましょう。今まで触れたことのない感触に赤ちゃんは「これは何?」「ひんやりしているな」など好奇心を持ち、夢中で遊んでくれるでしょう。公園などになかなか出掛けづらい場合はホームセンターなどで土を手に入れて、お家にビニールシートを敷いて遊ぶのも良いですね。ママは後片付けが大変ですが(笑)、赤ちゃんにとっては素敵な遊びの時間になるでしょう。
気になるものはなんでも口に入れてしまう赤ちゃんですので、自然の中で遊んでいるときはいつもより注意深く様子を見守っていましょう。

思い切り体を使った遊びを

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赤ちゃんが少し動けるようになったら、ぜひ伸び伸び体を動かせてあげてください。体をたくさん動かすと赤ちゃんは程よく疲れ、それが食欲につながったりぐっすり眠れたりと、ママにとっても良いことがたくさんあります。赤ちゃんのうちは児童館や公園へ行っても遊べる遊具はまだ少ないですが、フロアでハイハイしたり、ベンチにつかまって伝い歩きをしたり、ママが抱っこでブランコに乗るのでも十分。赤ちゃんもママも気分爽快になりますよ。
非日常の中で体を動かす遊びをしたければ、赤ちゃんも遊べるアミューズメント施設がおススメです。普段は体験できない遊びに赤ちゃんも喜ぶこと間違いなし!ここでは関東近県で行ける施設をご紹介します。

お家遊びを楽しもう

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外遊びも刺激的で楽しいですが、やはり赤ちゃんが一番長く過ごすのはお家。お家での遊びも色々工夫して楽しみたいですよね。
でも、お家ではいつもの絵本やいつものおもちゃ・・・どうしてもマンネリ化しがちなのが悩ましいところ。手持ちのおもちゃは飽きちゃった、でもどんどん新しいおもちゃを買うのは避けたい!そんなときは手作りおもちゃに挑戦してみるのもおススメです。我が子のおもちゃの好みよく知っているママなら、きっと赤ちゃんが喜ぶおもちゃを作れるはず。赤ちゃんの発達に合わせたおもちゃを、愛情込めて作ってあげてください。赤ちゃんが少し大きくなってきたら一緒に作る楽しみもできそうですね。

遊び感覚で教材に触れるのもアリ

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赤ちゃんは遊びを通じて様々なことを学びます。たくさん遊ぶことが赤ちゃんの教育にもつながるんですね。
教育の専門家のアドバイスやサポートを受けながら遊ばせたいと思うなら、そうした教室や通信教育を利用してみるのも良いですね。
もちろん赤ちゃんが対象ですので、難しい学習ではありません。あくまでも赤ちゃんが遊びを通じて色々なことを吸収する手助けをしてくれます。
私は我が子が7ヶ月に入ったときからベビーくもんを始めました。こちらは「お母さんと赤ちゃんの絆作り」を掲げ、絵本やCDなどを提供してくれます。また月に一度は先生が赤ちゃんの様子を見て色々な能力を見つけてくれたり力を引き出してくれるため、我が子の意外な長所に気付くことができます。
赤ちゃんとの遊びに必須というわけではありませんが、何らかの遊びの道しるべが欲しい人にはおすすめです。

ひとり遊びはそっと見守ろう

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赤ちゃんは自分の身体やおもちゃを使ってひとり遊びをします。この時間は赤ちゃんの集中力や想像力を育むとても大切な時間。懸命に遊ぶ赤ちゃんが可愛くてつい構いたくなるかもしれませんが、ここはグッと我慢しましょう。ひとり遊びを邪魔してしまうと赤ちゃんが不機嫌になったり、集中して遊ぶ力がつきにくくなってしまいます。
ママができることはつかず離れずの場所からそっと見守ること。赤ちゃんがふいに顔を上げてママを探すような仕草を見せた時は話しかけてあげましょう。ママはいつでもそばにいてくれるという安心感で穏やかにひとり遊びを楽しむことができます。

大人の物を触りたがるのは成長の証

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赤ちゃんて、なぜ大人が触ってほしくないものばかり触りたがるのでしょうか?リモコン、スマホ、スリッパ、時計、キーホルダーなどなど・・・。それは赤ちゃんの知能が発達して、周りの大人がよく手にしているものに興味が向いているから。パパママがいつも触っているリモコンがどんなものなのか自分で触って確かめようとしている、成長の証なんです。
我が子ももちろんリモコンが大好きで、しょっちゅう手を伸ばしては取り上げられるの繰り返しでした。毎回取り上げるのもかわいそうでおもちゃのリモコンを買って渡してみましたが興味を示さず。やはり大人が触っているものが良いかと、思い切って電池を抜いて好きにさせたところ、20分程度黙々とそれで遊んでいました。「ああ、赤ちゃんなりに研究しているんだな・・・」としみじみ。それ以来、我が家ではそれまで取り上げていたものも安全に注意したうえでできるだけ好きに遊ばせるように。「想像力や探求心が刺激されているかな?」と思いながら見守っています。

ママも赤ちゃんとの遊びを楽しみましょう

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遊びが赤ちゃんの成長や発達に重要だということはわかっても、「我が子に有効な遊びを」「この子の発達のためにこれをしなければ」などと気負いすぎるとせっかくの赤ちゃんとの遊びの時間が楽しくなくなり、億劫になってしまうかもしれません。一緒にいるママがつまらなそうなら赤ちゃんは不安になりますし、反対に楽しそうなら赤ちゃんにもそれが伝わり、もっともっと遊びたいという欲求につながるでしょう。
個人的な考えになりますが、赤ちゃんと歌を楽しもうと思ったら私は自分の好きな歌を歌います。赤ちゃんにおすすめと言われる童謡よりも、自分の好きな歌の方が明るい声&笑顔で歌ってあげられるからです。
発達段階に合わせた遊びの重要性はしっかり認識したうえで、「自分も赤ちゃんと一緒に楽しむ」ことを重視して遊ぶようにしています。

まとめ

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毎日の遊びの中で赤ちゃんは心身共に鍛えられ成長していきます。その姿を一番近くで見ているママは、時に赤ちゃんの遊び相手になったり、時には少し離れて見守ったり、どんな遊びが楽しいのかな?と悩んでみたり。赤ちゃんの遊びを通して、私たちママも成長していくんですね。奥が深い遊びの世界ですが、気負わず楽しく向き合っていきましょう!