子供の病気で多い中耳炎!急性中耳炎と滲出性中耳炎の違いは?対処方法はあるの?

小さい子供は、すぐ病気になります。その中でも多い病気が中耳炎です。よく中耳炎になるお子さんをお持ちの方は耳鼻科の通院は大変だと思います。中耳炎ってプールに入るとなるものじゃないの?それは違います。中耳炎の正しい知識と対処方法を知ってこれから寒くなる冬に向けて予防出来るものはやっていきましょう。

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2017/10/26 公開 | 200 view

子供の病気で多い中耳炎!急性中耳炎と滲出性中耳炎の違いは?対処方法はあるの?

子供の病気の代表の中耳炎ってそもそも何?

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子供が病気になった!風邪かな?と思ったら中耳炎。
そんな事がよくあります。そもそも中耳炎ってどうゆう状態の事を言うのでしょうか?

耳と鼻は奥で繋がっています。耳の一番奥に鼓膜があり、鼓膜の奥には部屋があります。
この部屋を「中耳(ちゅうじ)」といいます。ここに膿みがたまるのが中耳炎です。
耳の中の炎症ということから、イメージ的に外部からの菌の侵入によるものと考えがちですが中耳に入りこんだ菌が鼓膜やその内側に炎症を起こすものです。
ですので、プールやお風呂の水が入って…のイメージがありますが実は関係ありません。
風邪により、喉や鼻に菌が入る事が原因となり発症する場合がほとんどです。

小さい子供が中耳炎になりやすいのは、風邪を引きやすいのもありますが耳の管(耳管)が大人と比べて太く短く、傾きが違うので耳に菌がが入りやすい事も原因の一つです。
だから小さいうちは、風邪をひくと一緒に中耳炎になる子供が多いのです。
子供の中耳炎の種類は主に3種類あります。
以下にそれぞれの中耳炎の状態や症状を説明します。

子供の耳の病気の急性中耳炎とは何?

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「急性中耳炎」とはどのような状態のことを言うのか?
中耳炎初期の状態を急性中耳炎といいます。この状態を見過ごしていたり、治療を途中で辞めてしまったりすると症状が悪化していきます。

主な症状は、以下の通りです。
耳の痛み、耳の詰まった感じがする、耳だれ、発熱、頭痛、難聴などがあります。

・発熱
鼓膜やその周辺が炎症を起こしている状態なので、その炎症のせいで発熱する可能性があり長く続く場合もあります。
その為、小児科でも耳を確認してくれる場合も多いです。

・耳の痛み
耳管は普段閉じていますが、食事をしたり唾を飲み込むと開きます。
ここが開くことによって、細菌やウィルスが入って炎症を起こします。この状態でまた、耳管が開くような行為をすると圧力がかかり耳が痛くなります。

・耳だれ
鼓膜やその周辺が炎症を起こして赤く腫れて、それよりも症状が悪化してくると膿がたまるようになります。
その膿が耳の外に出てくる症状のことです。
耳だれは、耳の入り口等に付いている場合が多く、布団のシーツなどに付いている事もあります。

子供の耳の病気の滲出性中耳炎とは何?

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「滲出性中耳炎」とはどのような状態のことを言うのか?
滲出性中耳炎とは、鼓膜の奥(中耳腔)に液体がたまる状態のことです。
この液体は、サラサラしたものから粘りのあるものまであり滲出液などと呼ばれています。
このような液体が耳にたまると、鼓膜や耳小骨の動きが悪くなり、外部からの音が鼓膜から内耳へきちんと伝わらなくなって聞こえが悪くなってしまいます。
これによって難聴の原因となっています。

滲出性中耳炎になる原因としては、一番多く考えられるのが急性中耳炎が十分に治りきらず鼓膜の内側に滲出液が残ってしまう場合です。
副鼻腔炎やアレルギー性鼻炎などの鼻の病気や喉に炎症があり、アデノイドが肥大している場合などになりやすくなります。

主な症状としては、急性中耳炎とは違い””強い痛みや発熱を伴わない””事が特徴です。
子供も特に何も言わないので、気づくのが遅くなる事も多くなります。
難聴が唯一の症状の1つであり、名前を呼んでも返事をしない(反応しない)、TVのボリュームが大きくして聞いてる等で症状が分かる場合があります。

子供の耳の病気の慢性中耳炎とは何?

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「慢性中耳炎」とはどのような状態のことを言うのか?
急性中耳炎の治療が不十分な場合など、中耳に慢性的に細菌感染が持続することがあります。
長期間の炎症により、滲出性中耳炎となり耳小骨や中耳に障害が及んだものを慢性中耳炎といいます。

主な症状としては、滲出性中耳炎と同じく耳が痛くなる事はありません。
やはり、こちらも難聴が代表的な症状に挙げられます。

子供が中耳炎の症状を訴えてくれるわけじゃない!どの症状で見分ける?

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中耳炎の症状は分かっていても、子供が小さいと症状を伝えれないので分からない事が多いです。
特に赤ちゃんだと話せないので余計にわかりません。
いったい何を見て耳鼻科に連れていけばいいのか?以下、分かりやすい行動(症状)を挙げてみました。

●急性中耳炎の場合●
・熱が続く
・明らかに機嫌が悪い、グズる
・よく耳を触る

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