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妊娠週数カレンダーでママの体の変化と赤ちゃんの成長を感じよう♡アプリでチェックも便利!?

妊娠週数カレンダーでママの体の変化と赤ちゃんの成長を感じよう♡アプリでチェックも便利!?

2018年5月11日 公開

妊娠すると妊娠の週数と自分の体の変化が気になるし、赤ちゃんもどんな風に育っていくのか気になりますよね。妊娠数カレンダーはママと赤ちゃんがどんな風に変化していくのか確認できるので安心の材料になることでしょう。そんな妊娠週数カレンダーについてご紹介します。

妊娠週数とは

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妊娠週数とは、妊娠期間をわかりやすく表現したものです。妊娠周期と呼ばれることもあるようですね。
妊娠成立から数え、出産までの期間を1週間(7日間)で区切って数えます。この場合の1ヶ月は28日となりますね。

妊娠の期間は一般的に280日、満40週とされています。日本では一般的に月経後胎齢といって、最終月経の初日を1日目と数える方法がとられています。
月経周期には個人差もあるので、妊婦健診で胎児の成長から逆算して受精した日を2週0日となるように微調整することが多いようです。

妊娠週数の数え方

妊娠0週 | 赤ちゃんの部屋 -Baby's Room- (12718)

先ほどもご紹介した通り、日本では最終月経の初日を0週0日と数えます。わかりやすく例をあげてみます。

*最終月経の初日が2018年1月1日(月)だった場合*

1月1日(月):0週0日
1月8日(月):1週0日
1月15日(月)2週0日

となり、毎週月曜日が0日の日となります。0日、1日、2日、3日、4日、5日、6日と数え7日間が1週ですね。
これは、28日周期ということが前提です。しかし、生理周期が28日周期の女性ばかりではないですよね。健診で『今日は〇週と〇日目ですね』と言われていたとしても、それは28日周期を基準にした週数となるため、全員には当てはまらないことも多々あります。排卵の時期もズレが生じていることも多いので、おなかの赤ちゃんの成長をもとに週数が変更される場合も起こります。
それは、珍しいことではないので、心配する必要はありません。赤ちゃんがある程度大きくなったら、その赤ちゃんの大きさや成長具合から出産予定日を導き出し、そこから逆算して週数を決めていくことになるので安心していいでしょう。

妊娠週数カレンダーとは

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妊娠週数カレンダーは、妊娠したときから出産までの間の期間を週ごとに、ママのカラダの変化や赤ちゃんの成長、妊娠中のことや出産のことなどがまとめられています。マタニティーカレンダーということもありますね。
パパとママで共有すれば、赤ちゃんのことやママのカラダのことに実感を持ちにくいパパにも伝わるかもしれません。

妊娠1ヶ月の赤ちゃんとママの変化

week3

week3

赤ちゃんの変化(0週~3週目)

*0週目~1週目*
最終月経初日から数えはじめるので、この時期まだ妊娠という段階ではありません。

*2週目*
この時期に卵子と精子が出会い受精します。受精から5日目で受精卵(胚)となり細胞の分裂を繰り返しながら子宮へと向かっていきます。

*3週目*
7日目~11日目に子宮にたどりついた受精卵(胚)は着床のときを迎えます。胎芽とよばれる赤ちゃんと胎盤のもとになる器官が筒状になって、上が頭、下が尾っぽという形に変わっていきます。

ママの変化(0週~3週)

妊娠超初期と呼ばれる時期にあたります。この時期に妊娠に気が付くことはないといっていいかもしれません。0週は生理中ということになりますし、いつもとなにも変わらないと思われます。
着床のときに出血が起こることがあるそうなので、あれ?と思われることはあるかもしれませんね。また、着床痛と呼ばれる痛みを感じるという方もあるようですが、これは医学的な根拠はあまりないようですので、気にし過ぎないほうがよいのではないでしょうか。

妊娠2ヶ月のママと赤ちゃんの変化

week7

week7

赤ちゃんの変化(4週目~7週目)

*4週目*
受精から15日ほどで、神経細胞や脊椎が作られはじめます。
このころのママのカラダでは、子宮への血液供給が増えてきます。子宮や胎芽へ酸素を送ってあげるため50%も増加するそうです。

*5週目*
胎芽の大きさは5週目はじめのころは2mm程度ですが、5週目が終わるころには4mm~5mmに成長するそうです。

*6週目*
受精から30日ほどたつと胎芽がいんげん豆ほどの大きさ(8mmくらい)と成長するそうです。また、毎日1mm程度ずつ成長していき、顔や手足の原型となる部分や目の原型となる部分もできてくるそうです。
このころになると、エコーで心拍が確認できるころになります。

*7週目*
胎芽は1.3mmほどに成長してきます。この時期は、おなか側にCの字の状態になっているそうです。
心臓も4つの部屋にわかれて大人と同じになってきます。

ママの変化(4週目~7週目)

5週目あたりからカラダの変化に気がつきはじめるママも多いでしょう。この時期には妊娠検査薬が反応しはじめます。妊娠検査薬を使用する目安は、生理開始予定日から1週間後が目安になります。
この段階で着床を維持できず、化学流産が起きやすい時期です。妊娠検査薬の反応を見てから生理がはじまってしまうと、知らなくてもいいはずの化学流産にも気がついてしまうことになるので、早い段階での妊娠検査薬の使用は精神衛生上おすすめできません。

6週目ごろには心拍が確認できるようになる時期なので、産婦人科で妊娠の検査を受けましょう。妊娠検査薬は、子宮外妊娠でも反応しますので万が一の場合を考慮して産婦人科にかかることをおすすめします。
このころには、つわりの症状も出はじめるころです。早い場合、5週目の段階でつわりを感じることもあるようです。

6週目で心拍を確認できなかったとしても、7週目には確認できるようです。つわりの症状も強くなってくるかもしれません。
心拍が確認できたあとの流産の確率は5%まで減少しますので少しは安心できるかもしれません。

しかし、この時期(1ヶ月~2ヶ月)は早期流産しやすい時期です。それは決してママのせいではないのです。赤ちゃんの側の事情で起こることで、防ぐことはできないそうです。

この時期は高温期が続いている状態なので、熱っぽいと感じたりカラダがだるかったり風邪のような症状を感じるかもしれません。妊娠の可能性があるときは不用意に薬を飲まないように注意が必要です。
また、やたら眠気に襲われたり、イライラしたり、集中できなくなったりという症状も起こります。
早い人では5週目くらいからつわりを感じて辛くなってくるママもいます。

妊娠3ヶ月のママと赤ちゃんの変化

week11

week11

赤ちゃんの変化(8週目~11週目)

*8週目*
このころ胎芽の大きさは2cmくらいだそう。まぶたはないけれど目ができてきます。すべての器官や筋肉、神経が機能しはじめてきます。
胎芽のしっぽのような部分はなくなってきて足の水かきもなくなってくるそうです。

*9週目*
胎芽の大きさ3㎝くらいになってきます。手足が長くなってきて、指もできてくるそうです。

*10週目*
このころやっと胎児と呼ばれるようになります。いちごくらいの大きさで、胎盤から栄養をもらうようになります。そろそろ人の形になっているころでもありますね。

*11週目*
このころの大きさは3.5cmくらい。筋肉も成長してきてピクピクと動いていたりします。
心拍数はこのころがピークで157/mくらいです。徐々に減っていきます。

ママの変化(8週目~11週目)

つわりは10週ごろにピークを迎えるといわれています。個人差が大きくつわりのない場合もあるので一概にはいえないところですね。
子宮が大きくなるにつれて、下腹部、子宮のまわりの筋肉引っ張られるようになるので、下腹部に痛みを感じることもあります。まだまだ胎盤も未熟ですから、無理は禁物です。
おなかの大きさは変わっていないかもしれませんが、少し動き回ると下腹部に違和感を感じたり、おなかが張ったように感じることがあります。
30分~1時間横に横になって安静にしていれば治まることが多いですが、安静にしても違和感や痛みが続く場合は産婦人科に相談してみることをおすすめします。

妊娠4ヶ月のママと赤ちゃんの変化

week15

week15

赤ちゃんの変化(12週目~15週目)

*12週目*
このころの胎児の大きさは6cmくらいに。だいたいの器官形成が終わり、あくびをしたり、お顔を手で触っていたりかわいいしぐさがみられるようになってくる時期ですね。

*13週目*
胎児の大きさは8cmくらいになってきます。足も元気に動かして、足踏みのような反射をするようになるそうです。
子宮の中をくるくると動き回るようにもなるそうですよ。

*14週目*
胎児は9cmくらいになり、こぶしくらいの大きさになってきます。外性器もできてきますが、この段階で性別を見分けるのはむずかしいでしょう。

*15週目*
胎児の大きさは10cmとなって、腕よりも足が長い状態にになって、頭よりもカラダが長いという状態になっているそうです。動きも活発になり、キックやパンチ、宙返りと元気に動きます。

ママの変化(12週目~15週目)

おなかのふくらみが少しわかってくるようになる時期ですね。子宮が大きくなることで下腹部痛が引き続き起こることがあります。大きく成長しているので当然といえばそうかもしれません。
安静にしても、おなかが張る状態が続かない限りあまり心配しなくてもいいようです。

また、下着はマタニティー用に変えるといいかもしれません。おなかをすっぽり包んでくれるので温かく、安心感があります。
服はマタニティー用が嫌だと思うママもいるかもしれませんが、下着はおすすめですよ。

つらかったつわりも治まってくるころです。
続いてた高温期も終わり、体温が下がってくるので熱っぽい感じやカラダのだるさも落ち着いてくるので、ママのカラダは楽になってくるころです。
もちろん、個人差があるので、つわりが長く続いてしまう場合もあります。

つわりが落ち着いてくるころは、食欲のコントロールも重要です。吐きつわりだったママは食べ物がおいしくなって、つい食べてしまい体重が増加しやすいときです。急な体重増加は注意が必要です。
食べつわりだったママも、同様です。食べなきゃ気持ち悪いという状態ではなくなるので、おいしく食べれるようになるので、食べすぎには注意です。

妊娠5ヶ月のママと赤ちゃんの変化

week19

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赤ちゃんの変化(16週目~19週目)

*16週目*
赤ちゃんの身長は12cmくらい、体重は100gくらいになってきます。
胎盤からへその緒、へその緒から赤ちゃんへしっかりと栄養や血液が送り込まれていて、生まれた後のカラダと同じように働きはじめます。
反射神経が発達してきて、まばたきや飲み込んだり吐き出したりの動きが少しずつできるようになってくるそうです。

*17週目*
赤ちゃんの身長は14cmくらい、体重は150gくらいに。
骨がかたくなりはじめるので、エコー検査でも見えるようになってきます。赤ちゃんの手足の指には指紋のもととなるものがあらわれてくる時期だそう。
耳の位置は最終的な位置に、目の位置も横から正面へと移動し、より赤ちゃんらしい姿になってくるのもこの時期のそうです。

*18週目*
赤ちゃんの身長15cm、体重200gくらい。
このころから、体の動きは脳でコントロールされるようになり、カラダや頭には産毛もあらわれてきます。
胎脂がつくられはじめます。これは赤ちゃんの皮膚や細胞を守る役割があるそうです。

女の子だった場合は、卵子のもととなるものが作られ始めるそうです。生まれるときには一生分の卵子をもって生まれてくるのだそうです。

*19週目*
赤ちゃんの身長は17cmくらい、体重は250gくらいにまで大きくなってきます。このころには、髪の毛やまゆ毛も生えてきます。
このころから赤ちゃんは寝たり起きたりを繰り返して過ごすようになります。しゃっくりで呼吸の練習をはじめるのもこのころのようです。

ママの変化(16週目~19週目)

妊娠5ヶ月といえば、胎盤も完成しいわゆる【安定期】に入ってきて、マタニティー生活にも慣れてきて一番過ごしやすい時期かもしれません。

【安定期】というのは、安全な時期という誤解をしている人も多いとですが、安定期というのは胎盤も完成し、ママのホルモン状態が安定してくることから、安定期というだけで、あくまでママのカラダが安定してくる時期という意味であることを忘れないようにしましょう。
【本当の意味での安全な時期】はないので、流産、早産など、トラブルに見舞われることがないとも限りませんから油断は禁物です。

おなかのふくらみはどんどんはっきりしてきます。おなかの大きさは個人差があるので、あまり気にすることはないですよ。
17週目くらいからは胎動を感じるようになるります。21週目までにはきっと感じるでしょうから、あまり焦らないようにしましょう。

この時期は腰痛に悩むママもでてきます。これをかいているわたしも、妊娠中の腰痛には悩みました。おなかも大きくなってきて腰には負担が大きいですから、無理はしないようにしましょう。
シミやそばかすなど色素沈着が起こる時期でもあります。これは、妊娠が終了すれば落ち着いてくるものなのであまり心配しないようにしましょう。
正中線といっておへそから下へ線ができてきたりしますが、これも妊娠中の色素沈着ですから、心配はいらないようです。

妊娠6ヶ月のママと赤ちゃんの変化

week23

week23

赤ちゃんの変化(20週目~23週目)

*20週目*
赤ちゃんの身長は17cmくらい、体重は310gくらいになります。
消化器系が働きはじめるので、羊水を飲み込んでうんちをしたりします。このころから、外の大きな音に反応するようになってくるそうです。
ママやパパの声、音楽などに耳を傾けているかもしれません。

*21週目*
赤ちゃんの身長は27cmくらい、体重は360gくらいもなってきます。
このころにはもう指紋もあるようです。女の子は膣ができていて、男の子の精巣は腹部から降りていくころです。
脂肪は少なく、骨はどんどん発達しています。脳神経の細胞も増え、脳が発達して、筋肉も発達してくるので、さまざまな動きができるようになるようです。力をいれて掴む動作ができるようになるのもこのころだそうですよ。

*22週目*
赤ちゃんの身長は28cmくらい、体重は450gくらいに。まゆとまぶたが完成する時期だそうです。
耳で聞いた音を脳に伝えることができるようになるのもこのころ。なんの音なのか判断することはできないですが、大きな音に反応をみせたりするようになります。

*23週目*
赤ちゃんの体重がグッと増える時期で、550gくらいになってきます。このころの体重増加は脂肪が増えているわけではなく、内臓の組織や筋肉、骨が発達していることによるものだそうです。

ママの変化(20週目~23週目)

この時期のママのカラダはマイナートラブルも多くなってきます。おなかが大きくなってくるので腰や背中に負担がかかり痛くなってくることも多いです。ホルモンの影響で骨盤が緩んでくることも原因です。
こむら返りがおこることもあります。上半身が重くなってくるので、知らず知らずのうちに疲れが足に溜まってしまうことが原因のようです。
温かいお風呂につかって、軽くマッサージして疲れを取りましょう。また、水分不足な場合も足がつりやすくなるので、お風呂上りには水分補給を忘れないようにしまよう。

ママのカラダは一番安定している時期ですから、いろいろ動きたくなることがあるでしょう。しかし無理は禁物です。
しかし、仰向けができにくくなっていくので、歯科健診へ行っておくならこのころがチャンスかもしれません。

このころにはしっかりと胎動がわかるようになってきて、パパにも胎動がわかるようになる時期になってきました。
おなかに手を当ててもらって、パパにも赤ちゃんを感じてもらいましょう。

妊娠7ヶ月のママと赤ちゃんの変化

week27

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赤ちゃん(24週目~27週目)

*24週目*
赤ちゃんの身長は30cmくらい、体重は600gくらいになっています。
このころの赤ちゃん大きく動き回るころなので、胎動もしっかりわかるでしょう。しゃっくりも胎動で感じるようになるころです。
一定時間リズミカルにいつもの胎動と違う胎動を感じたらそれは赤ちゃんがしゃっくりをしています。けっこう長い時間やっていたりするので、心配になるかもしれませんが大丈夫です。しゃっくりは、呼吸に必要な筋肉も鍛えることになるので、順調に発育していると考えましょう。
これを書いているわたしは、長男のときも次男のときも、しゃっくりの胎動を感じると『がんばれ!いっぱい鍛えてしっかり息できるようにしようね!』と話しかけていました。

味を感じるようになるころで、ママが食べたものの味をほんのり感じることができるようになっているそう。

*25周目*
赤ちゃんの身長は34cmくらい、体重は690gくらいになってきます。
脳の発達により記憶や感性にが育ってきています。喜怒哀楽はまだありませんが、感受性が出てくるのだそう。
目には水晶体ができてくるので、視覚が発達してくるのだそうです。
このころは、唇も発達してきて、おっぱいを飲むための準備が始めるころ。指しゃぶりをしている姿をエコー検査でみられるかもしれませんね。

*26週目*
赤ちゃんの身長は35.5cmくらい、体重は760gくらいになってきます。
五感の発達が進んだこのころは、外からの刺激も感じるようになります。ママとパパのケンカも感じるようになってきているので、赤ちゃんにケンカをきかせないようにしたいものですね。

*27週目*
赤ちゃんの身長は36.5cmくらい、体重は875gくらい。
赤ちゃんの成長が加速してきます。顔やカラダに脂肪もついてきて、徐々にふっくらしてきます。
まぶたを開けることができるようになるため、光を感じられるようになってくるそうです。

ママの変化(24週目~27週目)

おなかはますます大きくなって、仰向けに眠るのがつらくなってくるころかもしれません。寝るときは横向きがおすすめです。抱き枕を使うともっと楽かもしれませんね。
赤ちゃんに酸素や栄養を届けるため、ママの血液量はとても増え、貧血も増えてくるころなので注意が必要です。
むくみやすくもなってくるので、つらいときは、むくみ対策ソックスなどを利用するのもいいかもしれません。
カラダが冷えないよう、無理をしないようにすることがいちばんです。

妊娠8ヶ月のママと赤ちゃんの変化

week31

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赤ちゃんの変化(28週目~31週目)

*28週目*
赤ちゃんの身長は37.5cmくらい、体重は1000gほどになってきます。
聴覚が完成してくるそうで、外の音もしっかりわかってくる時期です。大きい音にびっくりしてしまったり、パパとママのケンカも気がついてしまうかもしれませんね。ケンカはほどほどにしておきましょう。

羊水を吸い込んだり吐き出したり、しゃっくりを頻繁にして呼吸の練習をしている赤ちゃんですが、このころにはかなり上達してきているそうです。また指などに吸い付いておっぱいを吸う練習もしているようですよ。
生殖器が完成してくるそうで、ここまで性別がわからないできた赤ちゃんも性別がしっかり確認できるようになるでしょう。

*29週目*
赤ちゃんの身長は38.5cmくらい、体重は1150gくらいになってきます。
脳にシワができてきて、記憶や感受性が発達してくるそうです。おなかの中の記憶を持ったまま生まれてきてお話してくれる子もいるようですよ。

モロー反射がみられるようになるそう。【驚き反射】ともいうそうで、びっくりしたりしたときにぴくん動くあの仕草はママに抱き付くような仕草なのだそう。

*30週目*
赤ちゃんの身長は40cmくらい、体重1400gくらいまで大きくなってきます。
ますますよく聞こえるようになっているので、パパの声もわかっているかもしれませんね。
しっかり呼吸もできるようになって、体温の調節もできるようになっているそうです。
免疫の機能が備わってきますが、これはママからの免疫を分けてもらっている状態だそうです。
この免疫は、生後3ヶ月くらいまで赤ちゃんを守る大切な免疫となるもので、生後3ヶ月を過ぎれば赤ちゃん自身で免疫を作れるようになるそうです。

この時期は起きているときと寝ているときがはっきりしてくるそうです。20分ごとに寝たり起きたりしていたサイクルが、もう少し長く眠っているようになるそうです。

*31週目*
赤ちゃんの身長は42cmくらい、体重は1600gくらいになってきます。
このころには臓器のほとんどができあがっていて、しっかりと大きくなりどんどんおなかの中が窮屈になっていきます。
くるくると動き回るのは難しくなるので、頭を下に手足をちぢめ縦の状態に落ちついてくるそうです。
脂肪が増えてくるので、ふっくらと赤ちゃんらしい姿になってきています。

ママの変化(28週目~31週目)

このころには、赤ちゃんの性別もしっかりわかるようになってくるので、健診の際に聞いてみるのもいいかもしれません。男の子はわかりやすいので、もっと早くにわかることもあります。

この時期は逆子が気になる時期ですよね。おなか中にまだ余裕があるうちは赤ちゃんもくるくる回っていることが多いので、健診のときにたまたま逆子だったということもあります。
健診で担当医から指示があるでしょうから、その指示に従いましょう。逆子体操や声かけ、ママができることをコツコツやりましょう。

おなかもどんどん大きくなるのでますます腰や足、下半身への負担が大きく痛みがあるママも多いかもしれません。我慢も必要かもしれませんが、担当医や助産師さんなど、相談できる人に相談して対応することも必要です。我慢のし過ぎは禁物ですよ。
また、動悸や息切れがあることもあります。子宮へ送る血流が多くなっているため起こることだそうです。つらいときは、横になるなど安静にするようにしましょう。

急激な体重増加でも心配です。妊娠高血圧症候群など発症する危険もありますから注意が必要です。

このころから、前駆陣痛といって、おなかの収縮を感じることもあります。本陣痛とは違って不規則だったり長く続かなかったりしますが、それなりに痛いので不安になったり、寝不足になるママも多いかもしれません。
前駆陣痛があるからすぐに本陣痛があるわけでもないのですが、赤ちゃんも外に出る準備をいっしょにがんばっているのだと思えば耐えられるかもしれません。
これを書いているわたしも前駆陣痛に悩まされたひとりです。長男のとき、けっこう早くから前駆陣痛があり、夜中にくることが多かったので全然眠れずに日々を過ごしました。結局生まれてきたのは41週目でした。マイペースな長男です。

子宮が大きくなり膀胱が圧迫され頻尿になることもあり、夜眠れないというママも少なくないようです。昼間でも休めるときがあれば、上手に睡眠を確保してカラダを休めるとよいでしょう。

まだまだ動ける時期ですし、そろそろ赤ちゃんを迎える準備をしたり、入院の準備をはじめるころですね。おなかが張るなど疲れを感じたときはすぐに安静にするようにしましょう。無理は禁物です。

妊娠9ヶ月のママと赤ちゃんの変化

week35

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赤ちゃんの変化(32週目~35週目)

*32週目*
赤ちゃんの身長は43cmくらい、体重は1800gほどとなってきます。生まれるときの半分程度まで成長してきたことになります。
指しゃぶりなど吸う動作の練習も続けているようです。膀胱が働きはじめるので羊水を飲んでおしっこもするようになるそうです。

*33週目*
赤ちゃんの身長は44cmくらい、体重は2000gくらいになってきます。
起きているときは目を開けていて、寝るときは閉じるという動作もできるようになるそうです。
脳が完全でないため体温調節もまだまだ完璧にはできませんが、心の方はしっかり発達してきているようです。いろいろなことを感じとっているですよ。

*34週目*
赤ちゃんの身長は46cmくらい、体重は2400gまで大きくなっています。
このころには、新生児と同じくらいのカラダの機能が備わってきます。
羊水も少しずつ減り、赤ちゃんは下へ降りていき、頭を下にして骨盤の方へ移動してきます。
顔も表情豊かに筋肉を動かせるようになってくる時期だそうです。自律神経も発達してきて心拍や呼吸も安定してくる時期になるそうです。

*35週目*
赤ちゃんの身長は47cmくらい、体重は2700gくらいに。
肺の機能がほぼ完成しているので、たとえ早産になっても自分で呼吸できるほどになっているそう。
脳はどんどん発達を続け、胃腸も働きはじめるころだそうです。皮下脂肪もつきふっくらとかわいい姿になってくるころですね。この脂肪は生まれた後に体温を保つのに役立つそうです。

ママの変化(32週目~35週目)

出産ももうすぐというところで、おなかはますます大きくなり、背中や腰、足痛いところがいっぱい出てくるかもしれません。パパにマッサージしてもらうなどできるだけリラックスして過ごせるといいですよね。
子宮にほかの臓器が圧迫され、肺や心臓も影響するので、動悸や息切れがましてくるかもしれません。頻尿や前駆時痛で眠れない夜も続くかもしれません。
赤ちゃんも生まれてくる準備を始めているころです。がんばっているのはママだけではないですから、赤ちゃんといっしょに残りのマタニティー生活をがんばりましょう。

妊娠10ヶ月のママと赤ちゃんの変化

week39

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赤ちゃんの変化(36週目~39週目)

*36週目*
赤ちゃんの身長は47cmくらい、体重は2700gくらいになってきます。
赤ちゃんのカラダを覆っていた胎脂がだんだんなくなり、皮下脂肪が増えてくるためふっくらとした赤ちゃんらしい姿になってくるころ。
少しずつ下に降りてくる赤ちゃんは、ママの骨盤に頭が固定されはじめるころで、お産への準備ですね。

*37週目*
赤ちゃんの身長は50cmくらい、体重は3000gくらいまで大きくなってきました。
ここからは【正期産】です。もういつ生まれても大丈夫なほど赤ちゃんも成長しています。
腸の中には、肝臓、すい臓、胆のうから排出される老廃物が胎便となって溜まっているので生まれてすぐに排泄されます。

*38週目*
赤ちゃんはもう生まれてくるときと同じくらいの大きさにまでなってきています。
胎脂や産毛はなくなってきて、皮下脂肪が増えてきています。手足の爪も生えそろっています。

*39週目*
出産間近な赤ちゃんはもういつ生まれても大丈夫なほど成長しています。
赤ちゃんのタイミングで、準備をしていることでしょう。

ママの変化(36週目~39週目)

37週目になると【正期産】赤ちゃんはいつ生まれても大丈夫なほどに成長し、いよいよ生まれてくるのを待つばかりというタイミングですね。
おなかの大きさもピーク。マイナートラブルでツライとか、前駆陣痛でツライ思いをしているかもしれませんがあと少しです。
【おしるし】といっておりものといっしょに赤ちゃんを守っていた卵膜がはがれたときの出血があることがあります。これはお産が近いサインです。
すぐに陣痛につながるとも限りませんが、心の準備にはしておいた方がいいかもしれません。

出産予定日に生まれるの?

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出産予定日に生まれてくるという確率は5%程度だそうです。予定日に生まれてくることの方が少ないってことですね。
37週目をさかいにいつ生まれてもいい状態です。赤ちゃんも自分が生まれるタイミングを図っているそうです。いつ生まれるかは、赤ちゃんにしかわからないのだそうです。
正期産に入ると、今か今かとドキドキしますが、どんなに長くても42週になるまでには生まれてきます。
焦る必要はないですから、気持ちをゆったり持って過ごしてください。

健診も1週間に1度になるし、担当医や助産師さんに不安なこと聞いておきたいことどんどん話しておきましょう。

妊娠週数カレンダーをアプリでチェックできる!

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ママと赤ちゃんのカラダの変化をその都度教えてくれる便利なアプリがあります。出産予定日を登録しておくと、妊娠週数や妊娠中のアレコレに加えて出産まであと何日などとカウントしてくれるものもあります。
いくつかご紹介しますので、チェックしてみてくださいね!

♥ルナルナベビー

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こちらは、生理日予測や基礎体温の記録など女性のアレコレを管理できるルナルナをご存知の女性は多いはず。そのルナルナの妊娠週数などのベビーに関する情報をくれるアプリです。
妊娠週数カウンター、月齢カウンターに加えて、毎日赤ちゃんの様子を教えてくれます。赤ちゃんだけでなく、ママのカラダのことも教えてくれるし、悩み相談の機能もあります。
このアプリ、わたしが妊娠中も使っていたものです。長男、次男ともに使用してお世話になりました。

♥トツキトオカ

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出産予定日を登録しておくと、妊娠週数にあった赤ちゃんのイラストが表示されます。とってもかわいらしいイラストで、月齢にあわせて髪の毛がはえてきたりするので、その姿を見るのも楽しいですよ!
夫婦で共有できる機能もあり、ママのカラダの変化に加えてパパへのアドバイスもあります。パパと赤ちゃんのことを共有できれば、男性の意識をパパへと変化させるのに役立つかもしれませんね。

妊娠周期カレンダーはあくまで目安

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ここまでご紹介してきた妊娠周期カレンダーは、あくまでも目安です。ママと赤ちゃんの変化を、こんな感じかなぁと感じてもらうためのものにすぎません。
妊娠出産、赤ちゃんもひとりとして同じということはありませんし、個人差が大きいもの。赤ちゃんの大きさも平均や成長曲線など気になると思います。でも、赤ちゃんそれぞれの個性がありますから、大きめの子も小さめの子もいますよね。これを書いているわたしの子ども達ふたりも、長男は小さめと言われ続け悩み、次男は大きめと言われ続け悩みしたけれど、無事に生まれてきてくれました。それが一番ですから。
妊娠週数カレンダーを目安に、赤ちゃんと一体のマタニティー生活を楽しめるといいですね。