ikumama

Top
赤ちゃんのおもちゃの消毒は必要?家庭でできる4つの方法と便利なアイテムをチェックしよう!

赤ちゃんのおもちゃの消毒は必要?家庭でできる4つの方法と便利なアイテムをチェックしよう!

2020年4月6日 公開

赤ちゃんは物の形や感触を確かめるために、なんでも口へ運びたがります。おもちゃも例外ではなく、月齢が低いうちはおもちゃで“遊ぶ”というよりも興味を示して“舐めている”という方が正しいかもしれませんね。赤ちゃんが口に入れてしまうものですから、衛生面はとても気になります。おもちゃはこまめに消毒してあげたいですが、おもちゃは形や素材も違うし、消毒方法に悩むというママもいるかと思います。おもちゃの消毒方法や便利アイテムを押さえて、赤ちゃんの衛生に努めましょう。

赤ちゃんのおもちゃの消毒はどうしたらいいの?

 (174180)

赤ちゃんが口に入れてしまうおもちゃは、よだれがついて湿っていると、細菌が繁殖しやすい状態。それを繰り返しお口に運んでしまうので、赤ちゃんのおもちゃはこまめに消毒して、清潔にしてあげる必要があります。

消毒の頻度

推奨されるような決まった頻度というものは、実はありません。おもちゃの素材や赤ちゃんの使い方によっても汚れ方は異なってくるので、特に使用頻度が高いものやよだれで汚れやすいもの、気軽に消毒できるようなおもちゃは優先的に消毒し、使用頻度が低いものや手間がかかるおもちゃは、月に1回は必ず消毒するようにするなど、ある程度期間を決めて消毒してあげるのがいいでしょう。

いつまで消毒は必要?

赤ちゃんも成長とともにおもちゃを咥えることもなくなってきますし、菌への抵抗力も身についてきます。1才頃をめどに、おもちゃの消毒の頻度はある程度少なくしてもいいでしょう。

しかし、おもちゃは使っているうちに汚れが付着します。使用しているうちは、定期的に消毒してあげるようにしましょう。

おもちゃによって消毒方法が違う

おもちゃの消毒といっても、素材によってその方法は異なります。家庭にあるもので対応できるものもありますし、おもちゃの消毒にぴったりな便利アイテムもあるので、やり方を押さえておきましょう。

赤ちゃんのおもちゃの消毒方法①:消毒液に漬ける

Amazon | ミルトン)ママセット(容器+CP36錠) | 哺乳びん洗浄器具 | ベビー&マタニティ 通販

4,800
キョーリン製薬のミルトンのセット。おもちゃの他にも哺乳瓶やおしゃぶり、ベビー食器の消毒にも使えます。
赤ちゃんの哺乳瓶などを消毒するもの。
プラスチック製のおもちゃや赤ちゃんの歯固めなどは、軽く水で洗い流し、哺乳瓶の消毒が終わった後に容器に入れて漬けてあげましょう。

金属製やステンレス製、メラミン樹脂、フェノール樹脂、ポリウレタンは消毒できないので注意。木製おもちゃは漬けることはできますが、水分を多く含んでしまうため、あまり向いていません。

赤ちゃんのおもちゃの消毒方法②:除菌シートで拭く

 (174178)

シートで拭くだけなので、手軽にできる消毒方法です。除菌シートには2種類あるので、違いを押さえておきましょう。

《アルコールタイプ》

アルコール=エタノールを使った除菌シート。エタノールは医療現場での消毒にも使われているもので、しっかりと滅菌でき、シートで拭いた後はエタノールが揮発してしまうので、赤ちゃんが触れるものにも安心して使えます。

除菌シートならさほど匂いは気になりませんが、苦手という方もいるかと思います。それから、アレルギーがある場合もあるので、しっかり乾いてからおもちゃを使うようにしましょう。

《ノンアルコールタイプ》

自然由来の成分を使って除菌ができるタイプで、赤ちゃんの手や口周りを拭くのに使えるものもあります。アルコールのような刺激がなく、使いやすいのが特徴。匂いがないのでお出かけ先でのおもちゃの消毒にも便利です。

ただし、揮発性がなく、赤ちゃんが口にしてもいい成分とはいえ、おもちゃに付着したまま残ります。よくよく見てみると、乾いた部分に拭いた液体の跡が残っているのが見えることも。

赤ちゃんのおもちゃの消毒方法③:除菌スプレーを使う

 (174179)

赤ちゃんのおもちゃの除菌には、スプレータイプの商品の取り扱いが多くあります。種類もいくつかあるので、おもちゃの種類や消毒の目的によって選んでみてください。

1.アルコールスプレー

アルコールタイプの除菌シートと成分は同じです。揮発性があるので、スプレーするだけで消毒が完了。手軽に使えて成分が残らないのが便利です。気になるのはやはり匂い。スプレータイプだとシートよりもきついので、赤ちゃんがいる場所では使えず、スプレーが完全に乾いてからおもちゃで遊ぶようにします。

2. 次亜塩素水

保育や介護の現場でも希薄して使われています。飲料水の消毒にも使われているので、濃度を守れば安全に使えるものです。(業務用ではなく、赤ちゃん用品に使える商品なら、希薄してあるものですので、大丈夫です。)菌やウイルスまで消毒し、感染症などから赤ちゃんを守ってくれます。ただし、金属類に使っていると錆びる可能性があるので、注意が必要です。

3. アルカリ電解水

こちらも、保育の現場での消毒に使われています。原料が水と塩で、電気を流すことでアルカリ性と酸性に分けて商品化しています。消毒や消臭に優れているだけでなく、洗浄力があるので、おもちゃの汚れを落とすのにも最適。それ以外にもカーペットの食べこぼしも吸着し浮かせて落としやすくしてくれるため、赤ちゃんの身の回りのお掃除にも使えます。布製のおもちゃにもおすすめです。

原料が水なので安全性は高いのですが、アルカリ成分は肌に負担がかかります。赤ちゃんが万が一手にしたり口に入れたりしないよう注意し、2度拭きするか、完全に乾いてからおもちゃで遊びましょう。

赤ちゃんのおもちゃの消毒方法➃:オキシ漬け

掃除で注目を集めているオキシ漬け。汚れを浮かせるだけでなく、除菌効果や消臭効果もあり、おもちゃの消毒にも使えます。

オキシ液に3時間ほどつけ、しっかりすすぐだけなので簡単です。ぬいぐるみは、付けた後にしっかりすすぎをおこない、乾いたタオルでくるんでネットに入れ、洗濯機でかるく脱水をかけて日干ししましょう。

赤ちゃんのおもちゃはしっかり消毒を!

 (174181)

赤ちゃんのおもちゃの消毒には
①    消毒液につける
②    除菌シートを使う
③    おもちゃに合った除菌スプレーを使う
④    オキシ漬けをする


という方法があります。
おもちゃの種類や消毒の目的によって方法が変わってきますが、ママが手軽に取り入れやすい方法で、しっかりおもちゃの消毒を行ってあげましょう。