夫婦げんかは子どもにとって良いことは一つもない!
夫婦げんかは、お互いの関係を良好に保つための一つの方法であり、絶対に悪いものではありません。私達夫婦もよく夫婦げんかをするものです。ここで皆さんにお伝えしたいのは、『夫婦げんかはダメ』ということではなく『子どもに見せることがダメ』ということです。
今回調べていくうちに、夫婦げんかにより起こる子どもへの様々な影響が分かり、これまでの私達を思い返し非常に不安を感じました。なぜなら子どもにとっては何一つ良いことは無かったからです!むしろ悪影響でしかありませんでした。
ではどうして子どもの前で夫婦げんかは良くないのでしょうか?それほどまでに影響はあるのでしょうか?『夫婦けんか』と『子ども』の関係性についてまとめました。
今回調べていくうちに、夫婦げんかにより起こる子どもへの様々な影響が分かり、これまでの私達を思い返し非常に不安を感じました。なぜなら子どもにとっては何一つ良いことは無かったからです!むしろ悪影響でしかありませんでした。
ではどうして子どもの前で夫婦げんかは良くないのでしょうか?それほどまでに影響はあるのでしょうか?『夫婦けんか』と『子ども』の関係性についてまとめました。
夫婦げんかが子どもに及ぼす5つの悪影響とは?
via pixabay.com
それでは早速、夫婦げんかがどれほどの悪影響を子どもに与えてしまうのかをお話ししていきたいと思います。
アダルト・チルドレンになりやすい
皆さんは『アダルト・チルドレン』という言葉をご存知でしょうか?アダルト・チルドレンとは「大人になっても生き辛さを抱えている人」の事を言います。よく、「大人になりきれない子ども」という意味で捉えられてしまいますが、本来は幼少期に何らかの原因により心の発達が偏り、大人になってもそれが原因で生き辛さを感じてしまう人のことを言うのです。
このアダルト・チルドレンと夫婦げんかはどのような関係があるのでしょうか?
そもそもアダルト・チルドレンになりやすい子どもが生活する背景には「機能不全家族」が影響しているのです。機能不全家族とは、家族に求められている安心で安全な家庭という機能が果たされていない家庭のことを言います。
その理由は様々で、両親からの暴力やアルコール依存などによる豹変からの恐怖、子どもへの無関心さ、愛情不足、否定や抑圧などがあります。
日常的な夫婦げんかも理由の一つになりうるのです。夫婦げんかにより両親は豹変し、声を荒げたり、顔つきが怖くなったりすることで子どもへ恐怖心を与えてしまいます.
両親のそのような一面を常日頃から目の当たりにしていると、いつしか子どもにとって安心できる場所ではなくなってしまい、将来的にアダルト・チルドレンになりかねないのです。
アダルト・チルドレンの恐ろしさはそれだけではなく、世代間連鎖の可能性も高くなるという事です。大切な子どもの未来のためにも、それだけは防ぎたいですよね。
このアダルト・チルドレンと夫婦げんかはどのような関係があるのでしょうか?
そもそもアダルト・チルドレンになりやすい子どもが生活する背景には「機能不全家族」が影響しているのです。機能不全家族とは、家族に求められている安心で安全な家庭という機能が果たされていない家庭のことを言います。
その理由は様々で、両親からの暴力やアルコール依存などによる豹変からの恐怖、子どもへの無関心さ、愛情不足、否定や抑圧などがあります。
日常的な夫婦げんかも理由の一つになりうるのです。夫婦げんかにより両親は豹変し、声を荒げたり、顔つきが怖くなったりすることで子どもへ恐怖心を与えてしまいます.
両親のそのような一面を常日頃から目の当たりにしていると、いつしか子どもにとって安心できる場所ではなくなってしまい、将来的にアダルト・チルドレンになりかねないのです。
アダルト・チルドレンの恐ろしさはそれだけではなく、世代間連鎖の可能性も高くなるという事です。大切な子どもの未来のためにも、それだけは防ぎたいですよね。
脳が萎縮してしまう
これは私自身も非常に驚いたのですが、夫婦げんかを子どもに日常的に見せてしまうことで子どもの脳が萎縮してしまうという研究結果が出たそうなのです。
その結果によると、うまれてから11歳になるまで嫌な体験や経験(両親の口論を目の当たりにする)をした子どもの小脳は一般的な子どもの小脳に比べて小さめであるという内容のようです。
小脳は学習や感覚運動に必要な部位であるため、その小脳に影響があれば後の発達などにも影響を及ぼす恐れがあると言えるでしょう。夫婦げんかを子どもに見せてしまうだけでこんなにも悪影響が出るなんて、親として考えさせられてしまいますよね。
ただし、夫婦げんかの悪影響は主に幼い子どもの脳にだけ強く影響するようです。研究結果では14歳以降に同じような経験をした場合は逆に脳の様々な部位が発達されたという結果も出ています。ある程度の年齢になることで脳はうまく対処しようと発達することが関係していると考えられているようです。
その結果によると、うまれてから11歳になるまで嫌な体験や経験(両親の口論を目の当たりにする)をした子どもの小脳は一般的な子どもの小脳に比べて小さめであるという内容のようです。
小脳は学習や感覚運動に必要な部位であるため、その小脳に影響があれば後の発達などにも影響を及ぼす恐れがあると言えるでしょう。夫婦げんかを子どもに見せてしまうだけでこんなにも悪影響が出るなんて、親として考えさせられてしまいますよね。
ただし、夫婦げんかの悪影響は主に幼い子どもの脳にだけ強く影響するようです。研究結果では14歳以降に同じような経験をした場合は逆に脳の様々な部位が発達されたという結果も出ています。ある程度の年齢になることで脳はうまく対処しようと発達することが関係していると考えられているようです。
PTSD(心的外傷後ストレス障害)を引き起こす
夫婦げんかをしている当の本人たちは言えばスッキリする部分もありますが、意味も分からない子どもにとっては言い合っている姿そのものが恐怖でしかありません。その光景や心情が長い期間続くとPTSD(心的外傷後ストレス障害)を引き起こす恐れがあります。
PTSDは主に命の安全が脅かされるような出来事や精神的ショックなどが原因で起きてしまう病気です。よって、数えるほどの夫婦げんかでは発症する可能性はほとんどないと言えるでしょう。しかし、暴力が加わった夫婦げんかや、大声で怒鳴りあうようなことが日常的に続くと、子どもの中で精神的ストレスが積み重なり、PTSDの原因になることもあります。
PTSDは主に命の安全が脅かされるような出来事や精神的ショックなどが原因で起きてしまう病気です。よって、数えるほどの夫婦げんかでは発症する可能性はほとんどないと言えるでしょう。しかし、暴力が加わった夫婦げんかや、大声で怒鳴りあうようなことが日常的に続くと、子どもの中で精神的ストレスが積み重なり、PTSDの原因になることもあります。
自己肯定感が低くなる
自己肯定感は『自分は大切な存在』と感じられる考え方を言い、人間関係を良好に築けたり気持ちを強く持てるなど、生きていくうえで大切な感情です。この自己肯定感を夫婦げんかにより低くさせてしまう恐れがあるのです。
夫婦げんかは子どもにとってとても嫌な光景でしかありません。言葉の意味など分からない子どもにとっては、大好きなパパとママが怖い顔で怒鳴ったり泣いたりしているようにしか見えないからです。
その光景を見せられ続けると子どもは『自分のせいでパパとママがけんかをしている』と感じるようになり、いつしか『自分はいらない存在だ』と深く考えてしまうようになります。このような想いが生まれると自己肯定感が育たず、萎縮してしまいやすくなったり、最悪の場合「生きていても価値がない」と自殺行為などに走ってしまうことにも繋がりかねません。
この自己肯定感は特に幼少期の環境に左右されやすいため、親として注意が必要です。
夫婦げんかは子どもにとってとても嫌な光景でしかありません。言葉の意味など分からない子どもにとっては、大好きなパパとママが怖い顔で怒鳴ったり泣いたりしているようにしか見えないからです。
その光景を見せられ続けると子どもは『自分のせいでパパとママがけんかをしている』と感じるようになり、いつしか『自分はいらない存在だ』と深く考えてしまうようになります。このような想いが生まれると自己肯定感が育たず、萎縮してしまいやすくなったり、最悪の場合「生きていても価値がない」と自殺行為などに走ってしまうことにも繋がりかねません。
この自己肯定感は特に幼少期の環境に左右されやすいため、親として注意が必要です。