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産後のイライラそれってガルガル期かも!攻撃的になるのはナゼ?今からでも遅くない対策とは

産後のイライラそれってガルガル期かも!攻撃的になるのはナゼ?今からでも遅くない対策とは

2017年6月21日 公開

出産という人生の大仕事を終えたママは幸せいっぱいです。産後はそれまでの生活からガラッと変わり、新しいことだらけの毎日になります。ママはなぜか突然孤独感になったり、神経質になったり、涙もろくなったり、攻撃的になったり…。性格も産前と 少し変わった気がして不安になるママも多いのではないでしょうか。これはもしかして、今話題の「ガルガル期」かもしれませんん。産後の急激な性格の変化は、周りや自分自身も戸惑ってしまいますよね。この「ガルガル期」は、きちんと理解していないと離婚に陥るケースもあるんです。今回は、この「ガルガル期」の傾向と対処法をご紹介します。

産後のイライラそれってガルガル期かも!?

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産後無性にイライラしてしまった経験はありませんか?
他人に赤ちゃんを触らせたくなかったり、情緒不安定で泣きたくなってしまう。

産後このような症状がママに現れたら、それはガルガル期に突入した可能性が濃厚です。
ガルガル期とは、産後ほとんどのママが陥るであろう精神状態のことで、動物としての本能なんです。
産後から旦那にもイライラすることが多く、義母にもこどもを抱かせるのが嫌で仕方ないです。
産後のガルガル期で夫婦喧嘩が耐えません。4ヶ月前に出産しました。
出産前は比較的穏やかな性格でしたが、産後イライラしやすくなってしまいました。
産後旦那に思いやりのない言動を取られたこともあり、ついキツく当たってしまいます。旦那も短気な性格なので10倍くらいになって返ってきて、酷い喧嘩になります。
「ガルガル期」はNHKの番組から生まれた言葉だそうです。
このガルガル機は、動物の親子と同様ママが子供を守ろうとする本能的な行動なんです。

産後のガルガル期は、ほとんどのママが経験するといっても過言ではありません。
もちろん個人差はあり、強くそして長期間症状が出る方もいれば、軽く短期間で終わってしまい。ガルガル機だったことすら気づかなかったという人もいます。

・赤ちゃんを他の人に触らせたくない
・イライラして、攻撃性的な言動をとってしまう
・常に情緒不安定で涙が出る

このような症状が見受けられた場合はガルガル期だと思っても良いでしょう。

ガルガル期は産後のホルモンバランスが影響しています

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産後のガルガル期の原因は、ママの身体の中でホルモンバランスが激変しているからです。
産後のトラブルのほとんどが、ホルモンバランスに影響されていると言っても良いのではないでしょうか。

妊娠中は、子宮内の状態を整えたり、胎盤を作る働きをする「黄体ホルモン」や、子宮を大きくし産後に母乳を出やすくする働きをする「エストロゲン」が多く分泌されます。

しかし出産直後から、これらのホルモンは大幅に減り始め、産前の身体以上に減ってしまうそうです。
これらのホルモンが減ることによって、自律神経が不安定になりやすく、理性でコントロールをすることが難しくなります。

この急激なホルモンの変化が、情緒不安定になったり産後のイライラを引き起こしガルガル期に繋がっているのです。

産後はママのケアも大切なんです

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産後のガルガル期には、ホルモンバランスが大いに関わっているのですが、ママを取り巻く環境を原因となっていることもあるんです。

出産してすぐに赤ちゃんの育児が始まります。
ママは出産で疲れた身体を回復する暇もなく、赤ちゃんの育児に追われて大忙し。

睡眠時間も影響してきます。
人間は寝ないと精神的に安定せず、身体の疲れも取れません。

出産後の休息が取れるような気遣いや周囲の手伝いなど、ママの産後のケアがきちんと行われていれば、ガルガル期の症状の程度や期間には大きく差が出るのではないかと思います。

ガルガル期はいつまで続くの?

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ガルガル期は、だいたい産後半年から1年は続くと言われていますが、いつまで続くかも非常に個人差が大きい部分です。
ホルモンも影響しているため、ホルモンバランスが整ってくると、ガルガル期は少しずつ落ち着いてくると言われています。

産後にホルモンバランスが安定するタイミングは
・母乳が安定してくる
・生理の再開

などが挙げられます。
自然に笑えるようになったり、毎日に少しずつ楽しみを見つけられたり、楽しむことが出来たらガルガル期を乗り越えられたと考えて良いでしょう。

ガルガル期だということを家族に話しておくことが大切

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ガルガル期を経験した、もしくは真っ只中のママは、自分の症状がガルガル期によるものかもしれないと思っていたとしても、その感情をコントロールすることが如何に難しいか分かるかと思います。
また、パパを含め周りの家族は、何でママがこんな状態なのかが分からず、ママどうしちゃったんだろう…とガルガル期の存在すら知らないことが多いんです。

ホルモンバランスが原因のイライラは、休息をとったとしても治らない場合があります。
パパや周囲の家族には、きちんと「産後はしばらくガルガル期に陥るかもしれない」と正直に伝えておくことが大切です。
一言あるかないかで、受け取る側の対応も変わってくると思います。

離婚の危機に陥るケースも

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ガルガル期は、産後少しの間だけの症状ですが、その間のパパに対する言動が原因で夫婦間が不仲になり、最悪の場合離婚になってしまうというケースもあり得る話です。

ガルガル期の真っ只中は、冷静な判断が出来ないことがほとんどです。
そのため、この時期は離婚などの重大な決断はしないようにしましょう。

ガルガル期だから仕方ないと放置せずに、きちんと夫婦で話し合うことが大切です。

自分に合ったイライラの解消法を見つけておきましょう

会話で感情を外に出しましょう

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少しでもガルガルしている時間よりもリラックスしている時間に出来るよう、気分転換出来る方法を見つけておきましょう。

例えば人と会話を楽しむこと。
産後は育児に追われてなかなか外出が出来ず、誰とも会話をしていないという日が続くこともありますよね。

そんな時は、仲の良い友人とおしゃべりしたり、同じく育児に頑張るママと悩み相談をしたりと気分転換を測りましょう。
感情を外に出すことはストレスにはとっても良いんですよ。

たまにはショッピングに出かけましょう

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ママだってたまにはおしゃれしてお出かけしたいですよね。
赤ちゃんをパパに預けて、好きな服を買ったり、カフェでのんびりしたりひとりの時間も大切です。
パパも赤ちゃんの育児に慣れる良いきっかけになるかもしれません。

また、パパが難しい場合は、保育所で一時保育を行ってる場所があります。
自分のわがままで子供を預けるなんて…と心配に思うママもいるかと思いますが、一時保育の利用規定の中にママのリフレッシュのためにという項目もあるので大丈夫なんですよ。

お住まいの役所などに問い合わせれば、一時保育を行っている保育所を教えてくれるので連絡してみてくださいね。

夫婦の時間を大切に

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ガルガル期真っ只中のママは、そのイライラをパパにぶつけてしまうことがあり、夫婦喧嘩に発展してしまうこともあるかもしれません。
ガルガル期の症状をお互いに理解するためにも、夫婦でゆっくり話し合う時間がとても大切です。

ママにとって一番信頼出来るのは、やっぱりパパです。
理解し合えればパパとのコミュニケーションの時間は、安心出来る時間になるはずですよ。

また、感謝するとおいうことも大切になってきます。
ママも毎日育児で大変な思いをしていますが、パパも毎日お仕事を頑張ってくれています。
お互いに感謝する気持ちを忘れないようにしましょう。

ガルガル期は誰にでも起こりうること

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ガルガル期のママの言動は、本能的なことで赤ちゃんへの愛情が強い証拠です。
そのため、決して悪いことではありません。

ガルガル期は誰にでも起こりうることなので、あまり自分を責めてしまわないようにしましょう。
イライラを感じてしまうのは、相手に対する愛情がなくなった訳ではなく、産後のホルモンバランスの乱れによるものだときちんと理解出来れば、周りや自分を必要以上に責めなくて済みますよね。

みんな経験していることです。
必ず終わりは来るので、産後はうまくリフレッシュしていきましょう。

産後のイライラをきちんと受け止めましょう

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産後のホルモンバランスの乱れは、ママの性格までも変えてしまうことには驚きですよね。
産後はガルガル期が原因で、喧嘩になってしまったり情緒不安定に陥ってしまったりすることもありますが、これから新たな生活を築いて行くわけですから、夫婦できちんと理解しておくことが大切です。

産後のガルガル期にもいつか必ず終わりがきます。
あまり自分を追い込まず、適度にリフレッシュしてくださいね。

ママとパパお互いが思いやりをもって接し、相手を受け止めることが出来ると良いですね。