ゲリラ豪雨から子供を守るために!遭遇した時の対処法と日頃から気をつけたいこととは?

おでかけ先でゲリラ豪雨に遭遇したらどうしよう!局地的に急に大雨が降ると、河川の氾濫や浸水など危険なことも。そんな時は慌てずしっかり冷静に対応しないといけません。状況に応じた対処の仕方や日頃から気をつけておきたいこと、便利なお天気アプリを紹介します☆

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2017/04/15 公開 | 741 view

ゲリラ豪雨から子供を守るために!遭遇した時の対処法と日頃から気をつけたいこととは?

ゲリラ豪雨はどうやって起こるの?

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昔から集中豪雨や夕立のような大雨は経験があっても、ここ近年のゲリラ豪雨って身の危険を感じるほど怖いですよね。夏になるとニュースで見かけない日はないくらい、各地で発生していることもあります。さて、この厄介なゲリラ豪雨ですが、どうやって起こっているのでしょうか?
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まず暖かく湿った空気(1)が上昇(2)し、上空の冷たい空気(3)とぶつかることで積乱雲が発生します。この(1)とは、夏になると現れる太平洋高気圧で(3)は同じく夏になると偏西風の影響を受けるためです。残りの(2)の上昇するという現象が、近年都市部などで頻繁に起こるようになったゲリラ豪雨につながっています。

ゲリラ豪雨が起こりやすくなった原因は?

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ではなぜ、近年ゲリラ豪雨が起こりやすくなっているのでしょうか?
前説でも触れたように、空気が上昇しやすくなった原因こそ、ゲリラ豪雨が発生する要因と言えるでしょう。その主な原因は四つあります。

一つ目は、エアコンの室外機から出ている熱や排気ガスです。なんとなく通り過ぎると生暖かいような感じがしますよね。これらが都市部などの狭い地域で集中して発生するため、上昇気流を引き起こしてしまいます。

二つ目は地面のアスファルトやコンクリートの部分が増加しているためです。真夏に触ると、火傷しそうになるくらい熱く感じますよね。その部分が熱を溜め込んでしまうことで、原因の一つになります。

三つ目は、二つ目と付随する部分はありますが、緑や水面が少なくなっていることです。木や川などが空気中の熱をうまく吸収していたのが、緑や水面の現象によりそれが成り立たなくなっているためです。

四つ目は高層ビルなどが集中的に増えてきているためです。空気中の熱が上にしか逃げる場所がないので、上昇気流につながっています。

このように、ゲリラ豪雨が特に都市部で発生しやすい、ということも四つの原因から分かります。

ゲリラ豪雨が起こりそうな兆候を察知しよう

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いきなりゲリラ豪雨に遭遇してしまうと、つい慌ててしまうかもしれません。都市部で人が多い中だと身動きが取りずらい、なんてこともあります。そうならないためにも、あれ?これもしかしたらゲリラ豪雨くるかも・・・?というのをなんとなくでも頭に入れていくと対処しやすくなりますよ☆

急に風が冷たくなった!

夏は蒸し風呂みたいにとにかく暑いですよね。それが急に冷たい空気に変わったら、大気に大きな変化がある前兆です。大気が乱れると、ゲリラ豪雨が起こる可能性が高いので要注意です。

黒い雲が現れた!

上の画像にあるような、明らかに真っ暗な雲が現れた時は要注意です。暗い雲は大気の乱れによって発生し、雨をたくさん含んでいるためです。
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