ikumama

Top
「子供の保険」は絶対に入ろう!選ぶ際に重視することとは?

「子供の保険」は絶対に入ろう!選ぶ際に重視することとは?

2017年1月10日 公開

お子様が誕生するに当たって、色々考えないといけない「将来のこと」。病気・怪我・入院や進学の際や、万が一のときに必要なお金のこと、計画できてますか?気になる「子供の保険」について調べました。

子供の保険はとても大事

Free photo: Calculator, Calculation, Insurance - Free Image on Pixabay - 385506 (18804)

「保険」といえば、死亡した時にお金が受け取れる「生命保険」のイメージが強いですね。
わが子が亡くなったからってお金なんて…と考え、子供の「保険」に必要性を感じていない親御さんも多いかもしれません。

ですが、子供が入れる保険は生命保険だけではありません。
それどころか、万が一のことやお子様の将来を考えると、むしろ「入っておいたほうがいい保険」がとても多いことをご存知ですか?

まずは、耳にしたことも多いかと思いますが、「学資保険」。
小学校・中学校・高校・大学などの受験の際など、お子様の教育費にかかるお金に対して給付金を受け取れる保険です。

また、急な病気やけが、そして考えたくはありませんが、お子様が何らかの理由により、事故や損害の「加害者」になってしまうこともあります。
そんな時何の備えもなしに、きちんとした対応ができる保証がないなんて不安ですよね。

そこで今回は、お子様の将来を考えた親御さんの責任をサポートする「保険」についてまとめてみました。

子供に「ケガ」「病気」はよくあること

 (18808)

お子様が生まれるにあたって、万が一のことを考えてパパやママの保険を見直された方も多いかもしれません。
ですがお子様の場合、乳幼児医療の保障もあるため、「子供に医療費はそんなにかからないし…」と、お子様の医療保険を見送られる親御さんがたくさんいるそうです。
確かに、ちょっとした怪我や病気などでは、乳幼児の医療費はかかったとしても小額のため、手持ちのお金で何とかなる!と思ってしまいますよね。

ですが、入院するほどの症状になってしまったときはどうでしょうか?

入院した時にかかる、医療費以外の出費

・個室の差額代

実際にお子様が入院されたママの意見を聞いてみると、「大部屋だったため他のご家族に気を使った」や、「他のお子様の泣き声で眠れなかった」など、大部屋ならではの苦痛が多々あったそうです。
お子様の付き添いで病室内に泊まる必要がある場合、確かに個室のほうが気を遣わなくていいですよね。
大部屋ではなく個室を希望した場合は入院費に差額が出るので、けっこうな出費になりそうです。


・病院までの交通費

入院した病院が近くて徒歩や自転車で通えるなら別ですが、そうでない場合の電車やバス・タクシー、自家用車での燃料費などは、じわじわとお財布を圧迫します。


・付き添いの大人の食事代、休みを取った時の無給状態

入院しているお子様はもちろん病院食が出ますが、つきそいの大人がそうはいかないのは当然ですよね。
毎回お弁当を作るのも大変ですし、外食やコンビニ・スーパーでお弁当を買うと、毎日けっこうの出費になります。
また、社員やパートで普段働いているママは、付き添いの間お休みをいただくこともあるかと思います。有給があればいいですが、時給で働いている場合はその間のお給料はなくなってしまいますよね。



その他にも、お見舞いをいただいた時のお返しや、泊まり込みに必要なアメニティのセットなど、予想していなかった出費が多々あります。
医療費はかからないから大丈夫!とタカをくくっていると大変なことになりそうなのは、なんとなく予想がつきますよね。

子供が「加害者」になってしまう可能性も考えよう

ボール遊びをする子供|フリー写真素材・無料ダウンロード-ぱくたそ (18822)

病気や怪我もありうることですが、もうひとつ親として考えておかなければいけない問題は「子供が加害者になる可能性」です。

加害者といっても何も故意に相手に被害を与える場合だけではありません。
例えば、自転車に乗っているときに、誰かにけがをさせてしまったら?
買い物先で、商品や備品を壊してしまったら?
子供が外でボール遊びをしていて、他人の家や車のガラスを割ってしまったら?
「わざと」ではなくても、お子様が他人に損害を与えてしまう可能性は、十分にあるのです。

弁償・治療費・慰謝料…、いくらになるかわからない賠償を負わなければいけないとき、親として責任をとるためにはやはりお金が必要になってきます。
そんな時、個人賠償責任特約がついている保険は、親御さんを助けてくれます。
もちろんお金を払えばいいという問題ではないのですが、何も備えがないよりはずっといいですよね。

子供の保険に入るタイミングは?

Free illustration: Hatena, Think About, Question - Free Image on Pixabay - 1184896 (18823)

「いつ」という明確なタイミングはありませんが、保険の加入時期は早いに越したことはないと思います。
医療保険はお子様が生まれてすぐ、また学資保険は出産140日前から加入することができます。

医療保険は、入ることを決めているなら、お子様が生まれたらすぐに加入することをおススメします。
たとえば生まれてしばらくした後にお子様に重大な疾患が見つかった後は、保険に加入することができない可能性が高いからです。
加入後に病気が見つかった場合の保障は出るので、できるだけ早めに加入したほうがいいでしょう。

また、学資保険は妊娠中から加入することができます。
学資保険は一定期間支払いをした後に給付金がもらえるものですが、0歳から加入して支払いを開始するのと5歳から加入して支払いを開始するのでは、当然ですが5年の開きがあります。
長く分散して月々の積み立てを行うほうが、同じ積立金額でも月々の支払いが軽くなりますね。
なお、7歳くらいになると加入できなくなるような保険商品もあるため、なるべく早い検討をおススメします。

子供の保険「貯蓄重視」「保障重視」かを考えよう

Free vector graphic: Justice, Scales, Orange, Libra - Free Image on Pixabay - 311699 (18848)

学資保険に入る際、保険のタイプとして「貯蓄型」と「保障型」というものがあります。

ざっくりと説明すると、
貯蓄型→名前の通り、貯蓄性・返戻率が高く、元本(払った金額)が保証されているもの
保障型→元本より少なくなるが、医療・災害保障が付くもの
といった感じです。

保障がつくなら、給付金が元本より少なくなってもお得なのでは?と思われる方もいるかもしれませんが、あくまで「子供の教育費」として学資保険に入りたいならば、貯蓄型をおススメします。
親御さんが生命保険に加入している場合など、万が一のことがあったときなどのお子様への保障は、親御さんが加入している保険で間に合います。
何らかの理由で親御さんに何かあった時の保障がない場合や、保障が薄い場合などは、保障重視の保険に加入することをお勧めします。

ご家庭それぞれによりますので、一度夫婦で加入している保険の内容をきちんと見直してから決めるほうがいいかもしれませんね。

皆は子供の保険にいくら払っている?

 (18501)

15歳満期でとりあえずは積み立て目的

子どもが義務教育のうちはよいのですが、高校に入ると何かとお金のかかり方がアップするのではと思いました。

中学校を卒業するまで15歳満期で一定額まで積み立てできるような学資保険に入り計算するとこのぐらいの金額で大丈夫そうでした。
15歳時点で解約せずにおいておくと、利率がよくなり少しずつ増えるようなものです。

もし子どもが18歳になった時に進学を選ばずに就職すれば、大学進学費用などもかかりませんので、そのままさらに預けたままにしておけます。満期期間を15歳にして必要になるまで 蓄えとして預けておけるように選びました。

TK:30代
お子様の学資保険に支払う金額で、もっとも多いのはだいたい1~2万円という結果のようです。
満期を何歳のころにするのかによって金額も変わりますが、15歳・18歳の高校や大学受験のころに受け取れるようにする積立方が多いようです。
保険料は、契約者(保護者)・被保険者(子ども)の年齢、受取プラン、払込期間などにより変わるため、ここでは契約者30歳、被保険者0歳で見積もったときの保険料だと考えてください。

各社の貯蓄型学資保険を見積もってみたところ、受取総額を200万円~300万円にしたときの月額保険料はおおよそ1万円強~2万円ほどでした。

当サイトのリサーチと同じ結果になりましたね。

受取総額を400万円まで上げると3万円弱かかり、月々の負担としては少し苦しいかもしれませんが、年払いなど、まとめて払い込むと若干安くなります。一度に支出しても問題ない人は払込プランを変えるのも有効でしょう。
漠然と積み立てるのではなく、いつ・いくらくらいを目標に積み立てるのかをきっちり逆算してから、プランを計画するほうがいいですね。

小・中学受験をするのか、またどの学年にしろ私立か公立かなどによって学費は変わっていきます。
自分たちの子供をどのように育てていくのか明確な計画があるなら、それにそった内容の保険を選びましょう。

「子供の保険」悩んだらプロに相談を

指をさすビジネスウーマン|フリー写真素材・無料ダウンロード-ぱくたそ (18852)

今はインターネットで何でも調べられる時代ですし、「子供 保険」で検索してもたくさんのホームページが出てくるため、情報には事欠かないような気もします。

ですが、どこの保険会社も自社のホームページに悪いことは書かないですよね。
結局のところどの保険にどんなメリット・デメリットがあって、自分たちには何があっているのかなど、素人ではわかりにくいことがほとんどです。

やはりプロに相談し、自分たちの経済状況や、保障を強くしたい内容などをしっかり聞いてもらい、その人に合った保険を見繕ってもらうのが一番だと思います。
また、今まできちんとプロに聞いて保険を選んでいた方も、結婚や妊娠・出産などのライフステージの変化とともに、今までの保険内容を見直すことをおススメします。

「保険相談」はここがおすすめ

受験相談をしてくれる美人チューター|フリー写真素材・無料ダウンロード-ぱくたそ (18857)

プロに相談といっても、どこに相談すればいいのか、お金はいくらかかるのか、と不安ですよね。
とりあえず話だけ先に聞きたい!というときに便利な、無料の保険相談窓口をいくつかご紹介します。
疑問に思うことはなんでも質問させていただき、同じことを何回も聞いてしまいましたがそのたびにきちんと説明をしてくれました。保険料金についてもいろいろなパターンでの見積をシュミレーションしていただきとてもわかりやすかったです。最終的には一番入りたかった保険は健康診断の結果に問題があり加入できませんでしたが、今後についての対応も教えていただきました。 もう少し大手の保険会社のプランも見比べることができるともっと良いと思います。 保険のことで困ったらまた相談にお伺いしたいと思います。
年配のベテラン女性が対応してくれたこともあり、安心して相談できたように思います。身内や担当者自身の経験談を踏まえて必要な保険を具体的に教えていただき、説得力がありました。

今回は筆者が加入している保険について、より詳しく教えてもらえたので大変助かりました。また、学資保険は前倒しして支払うほうがお得とのアドバイスをいただき、家計とのバランスをトータルで考慮してくれるなど、さすがベテラン業界人だと感じました。

駅から遠い場所でしたが、住宅街の大手スーパー内に設置されている点は地元の保険相談窓口として頼りになる存在かもしれません。

ただし、店舗がスーパー内の通路に面しているため、プライバシー面ではやや不安を感じます。店舗も狭いので、相談するときは予約が必須でしょう。
現在加入している保険内容をすべて洗い出してから総合的に判断するので不要な保険商品を安易に提案しない、というスタンスに好感が持てました。医者でたとえるなら(無駄な薬は出さない)ということですから、社名どおりにその人に最良となる提案をするための保険のクリニックだと感じました。

「子供の将来」を考えた保険に入ろう!

Free photo: Kids, Baby, The Son, Dear - Free Image on Pixabay - 1508121 (18861)

お子様が生まれてからは、夫婦二人だけではなくお子様の将来も考えたマネープランが必要になってきます。
保険による保障がなくても手持ちのお金で充分!という方もいらっしゃるかもしれませんが、急に必要になったときの備えとして保険に入っておいた方が安心でしょう。

また、医療費や賠償保険だけではなく、学資保険も積み立てとしてかけておけば、お子様の将来の選択肢を広げる手助けになるかもしれません。
お子様が進みたい進路をお金の面で断念せざるをえなくなったら、積み立てておかなかったことを後悔するかもしれませんよね。

任意保険は性質上、極端に言うと別に「入らなければいけないもの」ではありません。
入院保障がついた保険に入っても、入院するような病気にかからなければ意味が無いのかもしれません。
ですが、もし不測の事態に陥ったときに、備えがあるとないのでは大違いです。

安心を購入していると思って、ご家庭に必要な保険を適切な価格で加入できるよう、しっかり相談しながら決めましょう。

まとめ

お子様のことを考えると、入っておいたほうが安心な各保険。
ですが、将来の備えのために今の家計を圧迫しすぎてしまうのは本末転倒なので、収入に応じて無理なく支払える保険に加入するようにしましょう!

またこの機会に、長くお付き合いできそうな、信頼できるプランナーさんを見つけておくといいかもしれませんね!