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妊娠してからの身体の変化と妊娠食生活のポイントと注意すべきこと!

妊娠してからの身体の変化と妊娠食生活のポイントと注意すべきこと!

2017年2月16日 公開

妊娠したらだんだんと身体に変化があらわれてきます。 なにも知らないとびっくりすることや不安になることもあると思います。 初めての妊娠で戸惑わないように身体の変化と妊娠食生活の注意するべきことについて徹底解説!! これであなたも妊娠しても心配なし!しっかり知識をつけておきましょう!

妊娠が成立するとどうなるの?

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卵巣から排出された卵子が、卵管をのぼってきた多くの精子のひとつと結びつくことを受精と言います。
受精卵は、分裂増殖しながら1週間くらいで子宮の中へとたどり着きます。
そして着床して妊娠が成立します。
妊娠すると身体の変化もあらわれてきます。
いつもよりも疲れやすくなったり、身体がだるかったり、よく眠たくなります。
貧血になりやすく循環障害を起こしやすくなってむくんできたりします。
おなかが大きくなるにつれて妊娠線ができやすくなります。
腰や背部は、大きくなったお腹を支えるために負担がかかるので腰痛など起こりやすくなります。
子宮が圧迫されて膀胱のスペースがなくなり、尿の量が減って回数が増え、尿漏れしやすくなります。
陰部はおりものが増えて膣炎にもなりやすくなります。
ホルモンの変化から便秘になりやすくなります。
胸も大きくなって乳首や乳輪が黒ずみます。
妊娠前と妊娠してからでは、ホルモンが変化すること、自分の身体が変化することを頭に入れておきましょう。

お腹の中でどんな変化が起こるの?

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妊娠するとお腹の中でも変化が起きます。
赤ちゃんと羊水を包んでいる膜を卵膜と言い、卵膜の中を満たす液体で、赤ちゃんの動きや発達を自由にし、外部からの衝撃を保護し、保温に役立つのが羊水です。
赤ちゃんと胎盤をつなぎ、母体から栄養や酸素を運ぶパイプが臍帯です。
妊娠16週ごろに完成して赤ちゃんに酸素や栄養を運んだり、赤ちゃんの要らないものを排泄したりするところが胎盤です。
これらがだんだんとできあがってくるのです。
妊娠すると自分の身体、お腹の中で変化が起きてくるのはとても不思議なことです。
女の人しか体験、経験することができないので妊娠中は、その時しか感じれないことがたくさんあるので貴重な期間だと思います。

つわりの症状と対策について

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早い人では4週~5週から始まり、胎盤が完成する妊娠16週ごろには軽快していきます。
症状の強さは個人差がありますが、この時期食べられなくても赤ちゃんへの影響はありません。
症状としては食欲不振、胸やけ、胃のむかつき、疲れやすくなる、イライラする、涙もろくなる、においに敏感、食べ物の好みの変化があらわれてきます。
対策としては、つわりの気にしないことが大切です。
気持ちが落ち込むとつわりはひどくなる傾向にあるようです。
妊娠を否定せず、プラス思考で考えていくましょう。
また、一日一度は外に出て気分転換したり、身体を動かすようにするとよいでしょう。
朝のむかつき対策は、空腹が気分を悪くすることが多いので早朝の空腹感を少なくするため、枕元にお茶やビスケット、おにぎりなどを置いてつまんでもいいでしょう。
ひどくなると入院が必要になる場合もあります。

つわりの時の過ごし方

好きなときに好きな物を好きなだけ食べましょう。
さっぱり味、酸味の利用、香辛料を効果的に食欲が増すように調理を工夫しましょう。
冷やして食べると、臭いが気になりません。
いつでも食べられる手軽な食物を用意しましょう。
症状が悪化していく、妊娠前より体重が5kg以上減る、いつものど渇く、尿の出が少ないこういう状況になると入院して点滴注射加療となることもあります。

妊娠中の栄養と注意点

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妊娠中の栄養は、胎児の発達や子宮や乳腺の発達、血液の増加、分娩・産後のための体力づくり、産後の健康と美容のために必要です。
カロリーの摂りすぎ、塩分をとりすぎない、カルシウムを十分にとる、鉄分不足による貧血、一日三食規則正しく食事をとる、禁酒・禁煙を心がけましょう。
また、妊娠期間中を通じて体重増加は1週間で500g未満になるようにしましょう。
理想の体重増加は最終的に5~12kgくらいが良いといわれています。
必要以上に太りすぎると妊娠高血圧症候群になりやすくなったり、妊娠糖尿病になったり、陣痛が弱く難産になりやすくな ったりします。
食事量が多く、カロリーの摂りすぎや不規則な食生活、運動不足は、太りすぎの原因です。
食事はゆっくりよく噛んで食べて、規則正しく夜食や間食は控えましょう。
野菜や海藻類、きのこ類を毎日食べるようにしましょう。
糖質や油脂類は控えて薄味を心がけるようにすることがポイントです。

妊娠高血圧症候群の予防

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高血圧、蛋白尿が主な症状で妊娠中に起こる病気です。
原因ははっきりとしていなくて特効薬もありません。
症状の軽いうちに安静や食事療法を守ることで重症になるのを防げます。
予防には、減塩が大切で1日7.0g未満になるのを目標にしましょう。
塩分を控えるコツは、新鮮な材料を使って素材の味を生かして薄味にしたり、加工食品やインスタント食品は裂けましょう。
外食もなるべく控えるようにしましょう。
かつおぶしや昆布からダシをとったり、お酢やレモンゆずなどで酸味を出すようにして三つ葉やしそ、ごまやのりなどで香りを工夫してしょうがやわさびなど香辛料を使って工夫するようにしましょう。

カルシウムもしっかりとりましょう!

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カルシウムも大切で1日650mgは、必要になります。
カルシウム不足は、産後の骨粗鬆症の原因にもなってしまいます。
カルシウムを多く含む食品と一緒にビタミンDの多い食品をとると吸収が良くなります。
(きのこ類や魚類には、ビタミンDが多く含まれています。)
また、適度な日光浴や運動をすることもカルシウムの吸収を良くしてくれます。
カルシウムを多く含む食品は、牛乳やチーズ、ひじき、しらす、ヨーグルト、めざし、納豆、小松菜、ホウレン草、大豆、かき、豆腐類などです。
積極的にとるようにしましょう!!

貧血の予防をしましょう!!

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自覚症状はほとんどありません。
しかし、手足の冷感や顔色が悪い、めまいがするなどは貧血の症状です。
貧血がひどくなると赤ちゃんの発育が悪くなり、未熟児や早産の原因になるので普段から注意するようにしましょう。
1日に鉄分は21.5mgは、必要です。
鉄分の多い食品、鉄分の吸収を良くする栄養素を多く含む食品は、赤みの魚や大豆、貝類、ホウレン草、肉類、牛乳、緑黄色野菜などです。
レバー類は、ビタミンAの多量摂取に繋がって胎児催奇形性の原因になるので注意が必要です。

葉酸の摂取も大切です。

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ビタミンB群の一種である葉酸は、妊娠前後の女性にとって特に重要な栄養素であると言われています。
妊娠初期に必要な量を摂取することによって胎児の先天性神経管閉鎖症障害の発生リスクを抑えられることがわかっています。
妊婦1日所要量は、480任用さんもugで緑黄色野菜や果物類に葉酸が多く含まれています。
日常生活で十分な葉酸や鉄分が摂取できない状況において、効果的に摂取したい場合は。強化食品やサプリメントを利用するのも選択肢の1つです。
葉酸サプリメントの過剰摂取による有害作用が報告されているので利用する際は、食事の補助的な使い方とし、過剰摂取にならないように注意しましょう。

まとめ

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記事をお読みいただいて妊娠したら起こる身体の変化と気をつけなければいけない妊娠食生活についてお分かりいただけましたか?
知識をしっかりとつけておくことで妊娠しても焦らず安心して妊娠生活を過ごすことができると思います。
妊娠中はなにかと身体やホルモンバランスが変わって今まで食べなかったものを急に食べたくなって食べるように変わったりと変化がたくさん起こります。
つわりで辛い時期もありますが、いろんな工夫をして乗り越えて楽し いマタニティライフを過ごしましょう!!
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