ミキハウス子育て総研が2014年6月から7月にかけて行ったアンケート調査『子連れ旅行の“交通手段”はどうしてる？』では、子連れで旅行をする際の移動方法について尋ねています。

赤ちゃん連れで飛行機に乗る人はそれほど多くはなく、やはり赤ちゃんのうちは飛行機を避ける傾向にあるように感じます。それでも実家や義実家が遠方の場合などは飛行機を利用せざるを得ないこともあると思われるため、『帰省』を含めるともう少し多くなるのではないでしょうか。

赤ちゃん連れで飛行機に乗るとき、悩ましいのが授乳の問題だと思います。飛行機内には授乳室がないため授乳は座席でせざるをえませんが、座席での授乳に厳しい目を向ける人もいますし、いつもと違う環境で赤ちゃんも機嫌よく飲んでくれるとは限りません。先輩ママ達は飛行機内での授乳についてどのようなことで悩んでいるのでしょうか。

飛行機内での授乳に対して「やめてほしい」「ミルクにしてほしい」といった意見がちらほらと見受けられます。意地悪から出ている意見ではないのですが、完全母乳で哺乳瓶を受け付けない赤ちゃんもいることなどを考えると難しい問題だと思います。そういったことも、子育ての経験がない人には理解しづらい点なのかもしれません。
子育て当事者にならないとなかなか分かってもらえない「飛行機での授乳」、少しでもスムーズに行うためにはどうしていけば良いのでしょうか。

飛行機の座席を予約するときには電話で相談してみることをおススメします。ネット予約で座席の指定ができることもありますが、電話ならこちらの心配事や希望を伝えることができ、一緒に色々と考えてもらえます。
「隣に男性が座ると授乳しづらいので女性の隣を希望する」、「子連れ家族の近くの方が気兼ねしないで気が楽」など、無理かな？と思うようなことでも、座席に余裕があれば対応してもらえることもあります。
希望を伝えることは単にワガママを聞いてもらうというわけではありません。周囲への配慮につながることにもなりますので、遠慮せずに相談を持ちかけてみましょう。