「掛け捨て」
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掛け捨て型は、保健機関を決めて契約する期間が限定された「定期保険」です。約終了時には返戻金がありません。もし、その後も保障が必要な場合は契約を更新するか、改めて入り直す必要があります。
特徴としては、①保険料が安い ②若いうちは特に安い ③更新ごとに保険料が上がるが、保険の見直しがしやすい などがあげられます。
メリットは、
●低い保険料で大きな保障を準備することができる
デメリットは
●保障が期間限定で終わってしまい尚且つお金が貯まらない
と、言えます。
特徴としては、①保険料が安い ②若いうちは特に安い ③更新ごとに保険料が上がるが、保険の見直しがしやすい などがあげられます。
メリットは、
●低い保険料で大きな保障を準備することができる
デメリットは
●保障が期間限定で終わってしまい尚且つお金が貯まらない
と、言えます。
「貯蓄型」
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貯蓄型は、一生涯の保証が確保できる保険のことで、その名の通り貯蓄性がある「終身保険」です。解約するとお金が戻ってくるのですが、途中解約すると大損をする可能性が高いので、支払期間満了までは保険料を払い続けることが前提になると思って加入しましょう。
特徴としては、①保険料が高い ②保険料がずっと変わらない ③解約時に返戻金がある などです。
メリットは、
●将来のお金を貯めることができる
デメリットは
●保険料が高い
と、言えます。
特徴としては、①保険料が高い ②保険料がずっと変わらない ③解約時に返戻金がある などです。
メリットは、
●将来のお金を貯めることができる
デメリットは
●保険料が高い
と、言えます。
なぜ保険料が違うの?
それではなぜ、「掛け捨て」と「貯蓄型」は保険料に差があるのでしょうか。
これは、2つの持つ目的が違うからだと言えます。
まず、「掛け捨て」は、保険本来の目的である「保障」に対してのみの値段であるということ。
それに対し、「貯蓄型」は、「保障」とともに「貯蓄」も含めた値段であるということ。
つまり、解約時に「返戻金」として戻ってくるのは「貯蓄」部分なのです。「保障」部分は、お金を払って「保障」という安心を買ったのですから、その代金分は戻ってこないのです。
これは、2つの持つ目的が違うからだと言えます。
まず、「掛け捨て」は、保険本来の目的である「保障」に対してのみの値段であるということ。
それに対し、「貯蓄型」は、「保障」とともに「貯蓄」も含めた値段であるということ。
つまり、解約時に「返戻金」として戻ってくるのは「貯蓄」部分なのです。「保障」部分は、お金を払って「保障」という安心を買ったのですから、その代金分は戻ってこないのです。
比較してみましょう
それでは、A社の生命保険で「掛け捨て」と「貯蓄型」を比較してみましょう。
例えば、30歳男性・死亡保険金額1000万円・保険料払い込み期間を60歳までとします。
●掛け捨て(定期保険) ●貯蓄型(終身保険)
保険期間:60歳まで 保険期間:終身
保険料:2,810円(月払) 保険料:18,380円(月払)
例えば、30歳男性・死亡保険金額1000万円・保険料払い込み期間を60歳までとします。
●掛け捨て(定期保険) ●貯蓄型(終身保険)
保険期間:60歳まで 保険期間:終身
保険料:2,810円(月払) 保険料:18,380円(月払)
掛け捨て型は月々の保険料が2810円で60歳まで支払う総額が約101万円ほどになります。
対して、貯蓄型は月々の保険料は18,380円と高額なため、60歳まで支払う総額は約661万円となっています。同じ保障でも6倍以上の保険料の差が出ているのです。
この額だけを見ると、貯蓄型はとても損をしている気持ちになりますが、60歳まで保険料をしっかりと支払うことができれば、解約時に返戻金があります。30歳から30年加入した場合だと保険料支払い総額が661万円なのに対して、解約返戻金が808万円なので、147万円増えていることになります。これは、貯蓄部分を保険会社に運用を任せているためです。その結果、解約返戻金は色がついて戻ってくるわけですが、貯蓄だけなら銀行でもいいし、リスクを許容できるなら株や投資信託などさまざまな投資や資産運用の方法があります。
ただし、保険料払込期間である60歳までに解約をしてしまうと減らされてしまいますので、貯蓄型は解約しないことを前提に加入するべきものだといえます。
対して、貯蓄型は月々の保険料は18,380円と高額なため、60歳まで支払う総額は約661万円となっています。同じ保障でも6倍以上の保険料の差が出ているのです。
この額だけを見ると、貯蓄型はとても損をしている気持ちになりますが、60歳まで保険料をしっかりと支払うことができれば、解約時に返戻金があります。30歳から30年加入した場合だと保険料支払い総額が661万円なのに対して、解約返戻金が808万円なので、147万円増えていることになります。これは、貯蓄部分を保険会社に運用を任せているためです。その結果、解約返戻金は色がついて戻ってくるわけですが、貯蓄だけなら銀行でもいいし、リスクを許容できるなら株や投資信託などさまざまな投資や資産運用の方法があります。
ただし、保険料払込期間である60歳までに解約をしてしまうと減らされてしまいますので、貯蓄型は解約しないことを前提に加入するべきものだといえます。
結局どちらがいいの?
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