熱中症を予防して楽しい夏の思い出作りを!熱中症についての解説・応急処置や予防法をご紹介!

暑い夏、外遊びやレジャーが楽しい時期ですね。しかし、近年の地球温暖化の影響で、毎年熱中症によって病院へ搬送される人が増えています。「熱中症」と一言で言っても症状は様々。どんな人でも熱中症にかかってしまう可能性はあります。そこで今回は、熱中症についての説明と予防法をご紹介します。正しい知識を身に着けて、万が一熱中症にかかってしまったとしても冷静に対処できるようにすれば症状も軽く済みます。熱中症を予防して、楽しい夏を満喫しましょう。

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2020/05/21 公開 | 325 view

熱中症を予防して楽しい夏の思い出作りを!熱中症についての解説・応急処置や予防法をご紹介!

必ず予防したい「熱中症」ってどんな症状?

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熱中症とは、暑い環境で生じる健康障害のことです。一言で「熱中症」と言っても、4種類あるのはご存知でしょうか。熱中症には、

・熱けいれん
・熱失神
・熱疲労
・熱射病


の種類があります。
それぞれの種類はどのような症状があるか、原因と共に細かく見ていきましょう。

熱けいれん

熱けいれんは、筋肉痛や手足がつったり、筋肉がけいれんしたりする症状がみられます。
塩分を摂取せず、水分のみの摂取で高温のもと激しい運動をして大量に汗をかいたときに起こりやすいです。

熱失神

熱失神は、めまいや頭がクラクラしたり、意識を失うこともあります。また、脈が弱くなったり速くなる症状もみられます。
暑い環境の中で立ちっぱなしの時や、突然立ち上がるなど姿勢を変えたときに起こりやすいです。

熱疲労

熱疲労は、熱中症の中でも最も多いともいわれています。熱疲労の症状としては、身倦怠感、めまい、吐き気や嘔吐、頭痛、集中力や判断力の低下などがあります。
気温と湿度の高い環境下で運動をすることによって起こります。

熱射病

熱中症の中で一番重度なものが熱射病です。
症状としては、体温の上昇(40℃以上)、めまい、ふらつき、意識障害などがあげられ、最悪の場合死に至るケースもあります。
熱射病は、熱疲労と同様に気温と湿度の高い環境下で運動をすることによって起こります。

熱中症に特に注意したい人はどんな人?

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地球温暖化が進む今日では、どんな人でも熱中症にかかるリスクがあります。その中でも特に熱中症に注意したい人たちが乳幼児・高齢者です。
特に乳幼児はまだ体温調節機能が未発達のため、気温が高い環境にいるとすぐに体温が上昇してしまいます。また、大人以上によく汗をかくので、水分不足になりやすいのです。まだ自分の言葉で体調の変化を伝えることが難しい年齢でもあるので、気づいた時には症状が進行していた…なんてことも。

近年ではアスファルトの照り返しによる気温上昇で、乳幼児が熱中症にかかる例も多数あります。大人より背の低い子供は地面との距離も近いです。また、ベビーカーにお子さんを乗せていても同様のことが言えます。猛暑日では、ベビーカーの高さでは気温が50℃まで上昇することも。
暑い日の外出にはいつも以上にお子さんの様子を気にかけて見てあげることが大切です。

熱中症を予防するためには?

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