半分以上の妊婦さんが、妊娠４、５週目に体調の変化に気づくそうです。赤ちゃんを宿したママの身体は、ホルモンバランスが変わって、様々な症状となって現れます。
ドラマのシーンでよくあるのは、急にレモンジュースが飲みたくなったり、吐き気を催すという場面ですが、妊娠初期の症状はそれだけではありません。
体が火照ったり、だるく感じたり、頭痛に襲われたり、風邪だと勘違いする場合も多くあります。
風邪だと判断して安易に風邪薬を飲んで、後で妊娠がわかって薬を飲んだことを後悔しないように、妊娠している可能性があるときは十分配慮したいですね。

妊娠すると、胎盤でhCG（ヒト絨毛性性腺刺激ホルモン）というホルモンが生理日予定日くらいに作られはじめ、だんだんと量を増やしていきます。このホルモンが尿に含まれているかどうか確かめるのが妊娠検査薬です。
体調の変化や生理の遅れを感じ、もしかして妊娠したかも？と思ったら、まずはドラッグストアか薬局で妊娠検査薬を買ってきましょう。通常の妊娠検査薬が使えるのは生理開始予定日の１週間後から。それまで待てない人は、早期妊娠検査薬というものもあり、これは、生理開始予定日の２、３日前から使えます。これは、薬剤師さんのいる薬局で購入できます。
検査薬で妊娠が確認されたら、婦人科を受診しましょう。
また、ごく稀に、妊娠してなくても検査薬で妊娠の判定が出る場合もあります。使い方をしっかり読んで使いましょう。

妊娠初期の症状には以下のようなものがありますが、現れ方、感じ方は人それぞれです。

風邪かも、と思ってしまいますよね。火照りを感じたり、咳や鼻水が出てないのに微熱が続くことも、よくある妊娠初期の症状です。