秋の七草にはどんな種類があるの?名前や花言葉を覚えて子どもと一緒に季節の草花を楽しもう!

春の七草は知っている方も多いですが、秋の七草は知っていますか。春の七草といえば、1月7日に1年間の無病息災を祈り七草粥を食べますよね。春の七草の時期には、スーパーに七草がセットで店頭に並ぶので知っている方も多いでしょう。しかし、秋の七草は知らない方や7種類の草花を言えないという方もいるのではないでしょうか。そこで今回は、秋の七草の7種類の草花の名前や花言葉をご紹介します。春の七草との違いもチェックして、子どもと季節の花を楽しみましょう。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  •  
  •  

2020/06/18 公開 | 1131 view

秋の七草にはどんな種類があるの?名前や花言葉を覚えて子どもと一緒に季節の草花を楽しもう!

秋の七草の由来を見てみよう!

ナデシコ - No: 3386794|写真素材なら「写真AC」無料(フリー)ダウンロードOK (180218)

春の七草も秋の七草も、身近な野や山に生えていて、手に入れやすいものを集めて始まりました。秋の七草は、万葉集に記されている山上憶良(やまのうえのおくら)の2首の歌から始まりました。

・「秋の野に 咲きたる花を 指折り(およびをり) かき数ふれば 七種(ななくさ)の花
この歌の意味は、「秋の野に咲いてる草花を指折り数えると7種類ある」となります。

・「萩の花 尾花 葛花 撫子の花 女郎花 また藤袴  朝貌の花
この歌は、秋の野に咲く7種類の草花のことです。

・萩(はぎ)
・尾花(おばな)
・葛(くず)
・撫子(なでしこ)
・女郎花(おみなえし)
・藤袴(ふじはかま)
・朝貌(あさがお)
(当時桔梗は、朝貌と呼ばれていました。)

以上の7種類が秋の七草です。

秋の七草と春の七草はどんな違いがあるの?

 (180228)

春の七草と秋の七草の違いは、主に2つあります。どこが違うのか見ていきましょう。

①七草の種類が違う

知っている方も多いですが、まずは春の七草を見ていきましょう。

・セリ
・なずな
・ごぎょう
・はこべら
・ホトケノザ
・すずな
・すずしろ

上記の7種類をお粥にして、1月7日に1年の無病息災を祈り、お正月料理で疲れた胃を休める為に食べます。

②秋の七草は食べられない

春の七草と秋の七草の違い2つ目は、春の七草は食べるが、秋の七草は食べません。
春の七草は、七草粥として1月7日に食べますが、秋の七草は観賞用の草花なので粥にして食べません。

秋の七草は、行事には使われず秋の風景を楽しむために使用されますが、薬草としての効果があるものが秋の七草として集められています。

秋の七草の種類と花言葉を見てみよう!

①萩(はぎ)

 (180223)

萩は、草かんむりに秋という漢字で秋を代表する花の1つです。秋のお彼岸にお供えするおはぎの名前の由来にもなっています。

【効能】
下痢止め、鎮咳

【花言葉】
・思想
・内気
・想い
・前向きな恋
・柔軟な精神

②尾花(おばな)

44 件