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みんなはどうしてる?子育てママに保険は必要?

みんなはどうしてる?子育てママに保険は必要?

2016年12月6日 公開

女性の人生の転機、結婚や妊娠をすると「生命保険に加入したほうがいい時期かな」と考える人も多いですよね。また、既に生命保険に加入していた人も、結婚や出産を機に保険を見直してみる方も多いはず。生命保険の加入や見直しはいつどのタイミングで行うのが正解なのでしょうか?今回は保険の中でも中心となる終身保険について紹介していきます。

そもそも終身保険って何?

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終身保険とは生命保険の中でも中心となる商品で、その名の通り「身が終わるまで保証する」保険です。
嬉しいことに掛け捨てではなく貯蓄も出来るという特徴もあり、その特徴を生かして様々な活用方法があります。


終身保険は文字通り解約をしなければ、死亡保障が一生涯続く商品です。
言い換えれば、解約さえしなければいつかは家族が死亡保証金を受け取ることが出来る商品なのです。

そして、終身保険の特徴である貯蓄性を利用すれば、老後の生活費や子供の学費等に活用できるのです。


また、終身保険の中で最も注目されているのが解約返戻金付きのものです。

解約返戻金とは?

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解約返戻金とは、保険を契約期間の途中で解約したときに支払われるお金のことをいいます。

定期保険にはこの精度がない商品がほとんどですが、、終身保険ではこの解約返戻金が充実しています。
ある程度の長い間払込すると、支払った保険料よりも解約返戻金の方が多くなることがあるため、終身保険は貯蓄性のある保険だといわれています。

一般的には、満期日を迎えた以降に解約返戻金が戻ってくる率が高くなっていきます。
そのため若いうちに解約すると損しますが、満期日以降(例えば支払いが完了した60歳以降)であれば、貯金したのと同じ効果が得られるため、損をしないというものになってします。

ただし解約した場合は保障はなくなってしまいますので、保障を残すのか現金にするのか、どちらが良いのかきちんと検討する必要がありますね。

女性が生命保険に加入するタイミングは?

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一番ベストなのは妊娠前!!

終身保険は、出来るだけ早く加入するのがおすすめです。


◎若いうちに加入した方が保険料が安い

保険の毎月の払込料は、年齢によって大きく変わります。
若い人の方が保険料が安く、高齢になるにつれて保険料が2倍になるなんてことも!
少しでも若いうちに加入することで保険料は安く抑えられます。


◎妊娠や出産にも対応できる

女性は結婚すると、近い将来妊娠や出産を経験する可能性が高くなります。
万が一妊娠中や出産時に異常が起きて、切迫早産や帝王切開になった際は、保険に加入していれば保証の対象となり給付金を受け取ることが出来るのです。

妊娠してからの加入ではダメなの?

厳密に言うと、妊娠してからでは遅いというわけではありません。
妊婦さんでも保険に加入できるのですが、妊娠発覚後に加入した保険に関しては、妊娠中や出産時のトラブルが起きた際は給付金は支払われないので注意が必要です。

中には妊娠後に加入しても、その後のトラブルに対応してくれる保険もあります。
しかし、妊娠中のみ加入できる短期間の保険であることが多いため、やはり加入するのであれば妊娠前がベストという事になります。

産後、保険の加入は早めに済ませましょう!

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保険はいざという時に必要なもので、毎日の生活の中では必要になるものではないため、ついつい後回しにしてしまいがちです。
しかし、万が一の時に加入していなかったと後悔しても遅いんです。

出産を終えた方でまだ終身保険に加入していない方、また見直しをされていない方は早めに検討するようにしましょう。

早めに加入しておけば、次に二人目を妊娠、出産する際にトラブルがあった場合、給付金が受け取れますのでしっかり考えていきたいですね。

子供の教育資金。学資保険と終身保険選ぶならどっち?

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小さいお子さんがいる家庭では気になる話題ですよね。
教育資金を賢く貯めるなら学資保険と終身保険どちらがお得か…。

先に結論からいうと、終身保険に入るタイミングにより変わってきます。
教育資金を貯めるために終身保険に入る方は、解約返戻金を目的としている方でしょう。

その解約返戻金ですが、少し例を用いて説明します。
妻が35歳で、子供が生まれたタイミングで終身保険に入ったとします。
満期が60歳として、子供が大学入学の時期が18歳だとすると、妻が53歳で、まだ支払い期間中になります。
もし、この時期に解約して解約返戻金を受け取ろうとしても、支払った保険料を下回ってしまい損をすることになってしまいます。

そう考えると、子供が18歳の大学入学時、または成人したタイミングに受け取ることが出来る学資保険の方がお得だと言えるでしょう。

ですが、若いうちから加入して終身保険の支払いを短期間で済ませれば、上記のようなことは回避出来ますね。
また、万が一のことがあった場合は、死亡保障のついた終身保険の方が受け取る金額は大きくなるのでどちらの保険が自分たちに合っているのか、きちんと考える必要がありますね。

女性の終身保険の選び方とは?

女性の死亡保障について

保険に加入するときまず最初に考えなければならないのが、死亡保障金です。
自分には一体いくらの保証金が必要なのか計算をする必要があります。
この必要保証金を正しく計算することによって、無駄な保険に加入することを防ぐことが出来ます。
保険の教科書 (8245)

◎女性が働いていて家族があるのなら死亡保障は必要です。

夫婦共働きで子供がいる家庭で、自分はパートで働いていたとします。
パート社員であっても、女性が生活費の何割かを支えていたりしますよね。
その分は全部貯蓄に回しているという家庭もあるかとは思いますが、少なからず影響はあります。



◎無職の場合家族があっても、極端に言えば死亡保障は要らない

2014年4月1日から遺族基礎年金の支払要件が変わり、それ以前は対象外だった子を持つ父親にも遺族基礎年金が支払われることになりました。
そのため旦那さんの稼ぎだけで十分生活出来ていたのであれば、特別大きな死亡保障を付ける必要がなくなったのです。

しかし、一時的に葬式代などまとまったお金が必要です。
最低限の葬式代になる貯蓄があれば別ですが、ない場合は最低限の葬式代200万円ほどの保障金額があった方が、その時に困らないでしょう。

医療保障やがん保険は、収入の補てんとしてとして加入しましょう

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病院での治療費や入院費などの医療費は、健康保険が適用されれば高額医療費制度も利用できます。
「差額ベッド代は健康保険の適用外だから、そこは保険で…」なんて言葉をよく耳にします。
もちろんこれも間違いではないのですが、今入院日数が本当に短くなっていますよね。
これは通院や日帰りで治療が済んでしまうことと、医療技術の進歩によるものです。

そのためそこまで重い病気でないのなら医療保険やがん保険は、生活費の補てんとして考えたほうがお得かもしれません。


ただし、女性ががんなどの重い病気にかかってしまった場合は医療費などは高額医療費制度でカバー出来るかもしれませんが、旦那さんが仕事を早く切り上げる、病院へ通うために転職をするなどした場合収入が減る可能性がありますよね。
そこで心配になるのが生活費です。
日々様々なシチュエーションを想像しておくことが大切です。

医療保険やがん保険は、各保険会社が競って販売している商品です。
その中でも、特にがんなどの3大疾病をカバーしてくれる保険への加入をオススメします。

一時金は診断された早い段階から受け取ることが出来るので、治療費や生活費の補てんとして当てることが出来ます。
早い段階でまとまったお金を受け取ることが出来れば、ゆっくり治療に専念することが出来ます。

女性疾病特約や祝い金は必要なし!

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女性の場合どうしても女性疾病と聞くと敏感になってしまいますよね。
しかし、万が一女性疾病になっても健康保険は使えますし、かかる費用はビックリするほど高額になるということはありません。
ここは保険会社に上手く乗せられないように注意が必要です。

この場合の祝い金も保険会社からもらえるラッキーなお金ではなく、あらかじめ保険料に上乗せして支払っていたお金が戻ってくるだけなのです。
そのため得をしているということはありません。

最後に…

これまでに女性の終身保険について何点かご紹介させていただきました。
終身保険に限ったことではありませんが、家族できちんと利用する目的を明確にしてから加入するようにしましょう。

子供の教育資金なら学資保険、老後の貯蓄だと個人年金、万が一に備えるなら定期保険と、様々な保険と比べながら検討していくと、自分たちに合った保険を選びやすいはずですよ。
しっかりと信頼できるFPを選び、自分にあった保険に入りましょう。

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