ikumama

Top
初めてペットを飼う前に考えたい4つのこと☆

初めてペットを飼う前に考えたい4つのこと☆

2016年10月28日 公開

【子どもがペットが欲しいと言い始めた】【ペットは子どもの情操教育に効果があるから飼おうと思っている】ちょっと待って!ペットを大切な家族として迎え入れる前に家族みんなで確認しておきたいことがあります。ペットを迎え入れる前にぜひこれを読んで、家族みんなで話し合ってみてはいかがですか?

ペットを飼うときの最低限基本的な確認事項【これだけは絶対に初めに確認してください】

今のお住まいはペットの飼育は可能ですか?

Free photo: Apartment Building, Balconies - Free Image on Pixabay - 1149751 (2243)

集合住宅、または賃貸の戸建て住宅ではペット飼育を禁止しているところもあります。まず、お住まいの住宅がペット飼育可能かどうか確認しましょう。
また、転勤の予定がある場合は転勤先でも引き続きペットが飼えるか確認しておきましょう。

家族全員がペットを飼うことに賛成ですか?

Free photo: Family, Kids, Happy, People, Mother - Free Image on Pixabay - 521551 (2263)

家族全員がペット飼育に賛成していない場合、1人でもペットを飼うことを反対している場合はしっかり話し合いをして反対している人を説得する必要があります。説得できなかった場合は残念ですが諦めることをオススメします。

家族の行動が制限されることを覚えておきましょう。

Free photo: Plane, Aircraft, Take-Off, Sky - Free Image on Pixabay - 50893 (2264)

ペットを迎え入れると、ペットを長時間留守番させたり、ペットを置いて旅行に出かけたりすることができなくなります。旅行の際はペットホテルに預ける等それなりの費用が掛かることを覚えておきましょう。

家族にペットに対するアレルギーを持っている人はいない?

アレルギー | 育児図鑑〜赤ちゃん・子供の育て方〜 (2048)

ペットに対するアレルギーを持っている場合、ペットと接触することで「くしゃみ」「鼻水」「咳」「じんましん」などのアレルギー症状が引き起こされることがあります。
ペットを迎え入れた途端、そんな症状が出てしまったら?家族にとってもペットにとっても辛いことですよね。ペットを迎え入れる前に家族全員アレルギー検査を受けることをオススメします。
アレルギーがあってもどうしてもペットを飼いたい場合や、ペットを飼い始めてしばらくしてからアレルギー症状が出てきた場合は、少しでもアレルギー症状が治まるようにペットとの生活を見直す必要があります。ここでは「イヌ」「ネコ」「ハムスター」について対処法をまとめます。

イヌ

Free photo: Chihuahua, Dog, Puppy, Cute, Pet - Free Image on Pixabay - 624924 (2091)

最近、室内でイヌを飼う家庭が増えています。
イヌと接触する機会が増えるため、イヌに対するアレルギーも増えています。
イヌのアレルゲンで一番多いのが「フケ」ほかには「唾液」などもアレルゲンの一つです。
イヌアレルギーを持っている人が、イヌを飼っている人の車に乗っただけでアレルギーを発症することがあります。実際にイヌに接触しない場合でもその場に「フケ」があるだけでアレルギー症状が出てしまいます。

対処法

①こまめなシャンプー 
 一般的にイヌは月に1度か2度のシャンプーが望ましいとされています。こまめにシャンプーをする場合は低刺激のシャンプー剤を使うようにしましょう。

②こまめな掃除機掛け 
 掃除機はこまめに掛けましょう。カーペットやラグなど、フケがたまりやすいものは置かないようにすることも大切です。

③喚起を良くする
 頻繁に喚起をする。または常に空気清浄機を使用する。

ネコ

Free photo: Kitty, Cat, Kitten, Pet, Animal - Free Image on Pixabay - 551554 (2092)

ネコによるアレルギーはイヌによるものよりも発症率が高く、動物アレルギーのなかでも一番高くなっています。
ネコのアレルゲンは「被毛」「フケ」「尿」です。1つ1つのアレルゲンの大きさが小さく、空中内に浮遊しやすいのが特徴です。
マンションなどで上階の方がネコを飼っている場合、布団を干すときにネコの被毛やフケが下飼のベランダに落ち、下階の方にアレルギー症状が出る場合もあります。

対処法

①生活空間を別に
 リビングや寝室にネコを入れないようにしましょう。

②こまめな掃除機掛け
 イヌの場合と同様、カーペットやラグは避けましょう。

③こまめな換気
 これも、イヌの場合と同様で空気清浄機を活用しましょう。

④引っかかれないようにする
 引っかき傷からアレルゲンが入る場合があります。引っかかれないように気をつけましょう。

ハムスター

Free photo: Hamster, Pet, Animal, Small, Cute - Free Image on Pixabay - 690108 (2093)

ハムスターのアレルゲンは「尿」「唾液」などです。
「尿」が乾燥すると「尿中たんぱく質」が空気中を浮遊します。これがアレルゲンになります。また、嚙まれることによって唾液中のたんぱく質が体内に入り、アナフィラキシーショックを引き起こす場合もありますので注意が必要です。

対処法

①トイレの掃除
 トイレには固まる砂を使い、こまめに捨てましょう。

②こまめな換気
 これは上記のイヌやネコと同様で、空気清浄機も活用しましょう。

③接触後の手洗いうがい
 接触後はていねいに手洗いうがいをしてアレルゲンを体に入れない対策をしましょう。

④噛まれない、引っかかれないようにする。
 唾液もアレルゲンです。直接手の上で遊ばせたりしないようにしましょう。

ペットにかかるお金のこと

Free photo: Dollar, Money, Cash Money, Business - Free Image on Pixabay - 1362244 (2088)

ペットを飼うために必要なお金について調べておきましょう。
ペットをペットショップなどから購入する以外にもペット飼育には以下のような費用が掛かります。

ペットを迎え入れる前に用意しておくもの

 (2265)

①ゲージ ペットの大きさによってゲージの大きさもさまざまです。
②ベッド ペットのベッドを用意してあげましょう。
③トイレ 室内飼育の場合、トイレやトイレシーツ、トイレの砂などが必要になります。
④食器  餌を与える食器や水を入れておくお皿やボトル。
⑤リード 散歩用の首輪・リード・ハーネスなど。
⑥暖房器具 寒がりなペットのための暖房器具が必要になる場合があります。
⑦おもちゃ ペットのストレス解消や飼い主との遊びのためのおもちゃを用意しましょう。

ペットフード

Free photo: Food Bowl, Fressnapf, Dog Food - Free Image on Pixabay - 281978 (2266)

ペットフードにもいろいろあります。
ホームセンターなどで買えるものから指定ペットショップで購入可能なもの。獣医師による販売のもの…など。
食べ物にアレルギーを持っているペットもいます。アレルギーや病気を持っているペットには動物病院で購入できる特別療法食を食べさせることもあります。
市販のペットフードは使わず、手作りのフードを食べさせる方もいると思います。その場合も材料費、手間などを考えておきましょう。
また、大型のペットになるほど1日のフード量も多くなることも頭に入れておきましょう。

健康・お手入れ

Free photo: Medicine, Vials, Bottle, Treatment - Free Image on Pixabay - 1309148 (2267)

ペットが病気になったり、元気がなかったり…そんな時は動物病院に連れて行くことになります。
その他にも動物病院のお世話になることもあるので確認しておきましょう。

①予防接種 イヌやネコは予防接種の必要があります。法律で定められている狂犬病予防の他にもパルボウィルスなどの予防ワクチン接種。
これらの予防接種をしていない場合、ペットホテルに預けることやドッグランに入場することなどができない場合もあります。

②寄生虫予防薬 ノミ・ダニ予防や命に関わるフィラリアの予防薬など。
これらの薬の量は体重により異なります。大きくなればなるほど薬代がかかります。

③トリミング 定期的なシャンプー、特にイヌの場合はトリミングが必要な犬種もあります。
人気犬種のプードルのトリミング料金は5000円〜8000円ほど(サロンによって異なります)1ヶ月〜2ヶ月に1度必要です。

④ブラシなど トリミングだけでなく、家庭でもブラッシングをしたり、シャンプーをしたりします。

誰がお世話をするのか確認しておきましょう。

Free photo: Girl, Dog, Beauty, Young, Animal - Free Image on Pixabay - 1561943 (2249)

何かとお世話をしたいと思う子どもも多いと思います。ただ、覚えておいてもらいたいのが「イヌやネコは基本的に小さな子どもは好きではない」ということです。突然大きな声を出す・力加減が分からない・追いかけまわす…など、ペットが怖い思いをすることもあるかと思います。まずは、子どもにペットに対する接し方をしっかり教えましょう。その上でお世話できることをお手伝いさせましょう。

子どもでもできるオススメなお世話内容

①ごはんをあげる エサの量の測り方、水の入れ方などを教えれば簡単にペットのお世話をすることができます。
②トイレのシーツ交換やフンの処理 きれいな仕事ではありませんが、ペット飼育においてかかせないお世話です。その後の手洗いも忘れないように教えましょう。

子どもだけで散歩に連れていくことはオススメしません。散歩に連れていく場合は必ず親御さんがついていきましょう。

まとめ

Free photo: Dog, Cat, Animals, Friend, Animal - Free Image on Pixabay - 624952 (2262)

大切な命を責任をもって最後まで預かること。子どもの教育にもとても役に立つことは間違いありません。小型犬の平均寿命は13歳~15歳、ネコの平均寿命は15歳ほどです。長い間を共にすることになる大切なペット。メリットもあればデメリットな部分も出てきます。デメリットな部分にも目を向けて飼うかどうかを話し合いましょう。
最後に参考サイトを2つご紹介します。

こちらの記事もオススメです♪