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焦らないで!3歳になってもオムツがとれない8つの理由と5つの対処法をご紹介♡

焦らないで!3歳になってもオムツがとれない8つの理由と5つの対処法をご紹介♡

2018年6月24日 公開

3歳になってもなかなかオムツがとれないと焦っているママ必見!オムツがとれない8つの理由と5つの対処法をご紹介します。同じ3歳でも心と体の成長には個人差があるものです。焦らなくても大丈夫!必ずオムツがとれる日はやってきます。ポイントを参考に、お子さんの様子をじっくり観察してみてくださいね。

3歳になってもオムツがとれない!

Portrayal Portrait Crying · Free photo on Pixabay (120806)

最近では2歳くらいになり、意思疎通が出来るようになると、トイレトレーニングをスタートするご家庭が増えていますよね。一般的には、春から夏にかけて行ったほうが、万が一お漏らししてしまったときにも、洗い物が早く乾き、子供も風邪を引きにくいのでおすすめの時期と言われています。

しかし、周りがどんどんオムツがとれていくのに、3歳になってもうちの子だけなかなかとれない!トイレトレーニングが進まないと、焦りを感じているママもいると思います。実際、私の娘もそうでしたので、その辛さは痛いほどわかります。

ママが焦れば焦るほど、子供は何かを察してますますトイレから遠ざかってしまうものですよね。

3歳でトイレトレーニングが進まない8つの理由とは?

Woman Question Mark Person · Free photo on Pixabay (120807)

1歳半~2歳くらいでトイレトレーニングを始めるご家庭が多いようですが、スムーズにオムツを卒業出来る子とそうでない子の違いとは一体何なのでしょうか?

3歳になってもなかなかオムツが外れないと嘆いているママさん、以下の理由を参考に子供の様子をよく観察してみて下さい。もしかしたら当てはまることがあるかもしれませんよ。

① そもそも膀胱が未発達

Bathroom Boy Girl · Free photo on Pixabay (120808)

こればかりは個人差があるので、〇歳になったから…という決まりはありませんが、平均して2歳前後から少しずつ膀胱が発達し、おしっこを貯められるようになります。
おしっこが貯められるようになると、おしっこを出す感覚が長くなるので、トイレに行くまで我慢出来るようになるのです。

そのため、そもそも膀胱の容量がまだ「貯めておけない」くらい小さい場合は、いくらトイレトレーニングをスタートしても、なかなかうまく進まないのです。オムツ替えの感覚が短いうちは、まだ子供の体の成長にとってベストなタイミングではないのかもしれません。いまいちど、様子を見るようにしましょう。

② 「おしっこしたい」「おしっこ出そう」という感覚が未熟

Toilet Smiley Figure · Free photo on Pixabay (120809)

膀胱の発達と同時に大切なのが、尿意を感じることです。おしっこが、膀胱に貯められるようになると、膀胱から大脳へ「おしっこが貯まったよ」というサインが送られ、今度は大脳から膀胱へ「おしっこ出していいよ」と指示が出るのです。

このように「尿意」を感じることが出来ないと、オムツを外しても結局はお漏らしばかりしてしまい、失敗が増えることで子供が自信を無くし、トイレトレーニングが進まない原因となってしまいます。

「おしっこしたい」と感じることと、それを言葉でママに伝えられるかどうかがポイントです。言葉で伝えられなくても、モジモジしているかな?おしっこかな?とママも子供の様子を把握しておくのも大切ですね。

③ イヤイヤ期でママの言うことを聞けない

Child Education Fear · Free photo on Pixabay (120810)

3歳というと、ちょうどイヤイヤ期真っ只中。私の娘もそうでしたが、何を言っても「あまのじゃく」で、ママの言うことを全く聞いてくれない時期がありました。

特に「自分でやりたい」「自分で決めたい」という気持ちが強いので、ママやパパに「トイレは?」と促されることをとても嫌っていました。

自立心の芽生えは、とても素晴らしいことですので、これ自体は気にすることではありません。しかし、トイレトレーニングが進まないのは困ってしまいますよね。

④ オムツの方が楽だと感じている

Baby Boy Child · Free photo on Pixabay (120811)

3歳ともなると、ちょっとした知恵がついてきますので、1~2歳のトイレトレーニングとは少し違います。膀胱が発達し、おしっこの感覚も分かっているのだけれど、トイレに行くのが面倒・オムツでした方が楽だと感じてしまう子供もいるそうです。

もうすぐ4歳になる私の娘も、長時間の移動などやむを得ずオムツを履かせておくと、いまだにトイレに行かずにオムツでおしっこをします。普段はしっかりパンツで過ごしているのに、オムツですることに抵抗は全くないようです。

大人になるとオムツなんて逆に不快だと感じるのに、不思議ですね。

⑤ 遊びに夢中でトイレに行くのを忘れちゃう

Child Tower Wooden Blocks · Free photo on Pixabay (120812)

おしっこをしたいと感じる気持ちがあったとしても、遊びに夢中になっているとトイレに行くのを忘れ、間に合わずにお漏らししてしまうケースは意外と多いと思います。

私の娘も、自宅ではお漏らししないのに、保育園に行くとお漏らししてしまう日が続いたことがありました。やはりお友達と遊んでいると、トイレより遊びが楽しいので、すっかりおしっこしたいのを忘れてしまうんでしょうね。気が付いた頃には間に合わず、お漏らししてしてしまった…ということだと思います。

⑥ 前に失敗した時にママやパパに怒られたから

Child Girl Crying · Free photo on Pixabay (120813)

トイレトレーニング中にお漏らししてしまったことで、ママやパパに叱られた経験のある子は、自信をなくしてしまい、トイレに行くのが嫌になったり、パンツを履くのが嫌になったりします。

特に3歳くらいだと、言葉もほとんど理解できますし、ママやパパの表情で察してしまうこともあるでしょう。忙しいときや外出先などでお漏らしされてしまうと、うっかり声を荒げてしまったり、困った顔をしたりしてしまいがちですが、なるべくプレッシャーを与えないようママやパパも気を付けたいですよね。

⑦ トイレ自体が怖い

Wc Toilet Public · Free photo on Pixabay (120814)

トイレってなんとなく「汚い」「怖い」「暗い」といったマイナスのイメージを持つ子供もいますよね。

そもそもトイレ自体が嫌いと言う子は、どんなにトイレに誘っても行きたがりません。普段の子供の様子を見ていて、ちょっと怖がりだな・不安そうにしているなというところがあるかどうかチェックしてみてくださいね。

⑧ ママやパパの「トイレは?」の誘いがしつこい

Hand Finger Pointing · Free photo on Pixabay (120815)

トイレトレーニング中は、「トイレ大丈夫?」「おしっこ行こうか?」などと、頻繁に声掛けしてしまうものですが、あまりしつこくすると、子供が嫌がってしまうことがよくあります。

特にママの言うことを聞かなくなる反抗期の子供は、トイレへの声掛けにすねてしまい、おしっこしたいのに変に我慢して、結果的にお漏らししてしまうこともあるんです。

対処法① 「明るく楽しく声掛け」する

Russian Family Mom And Daughter · Free photo on Pixabay (120816)

トイレに行こうと声掛けされること自体を嫌う子供の場合は、とにかく明るく楽しく声掛けをしてあげましょう。

あまりしつこくするとかえって逆効果になりますので、1度聞いて「行かない」と言われた場合は、少しまた時間を置いてから声掛けするようにしてください。

もし、遊びに夢中になっているときは、子供のそばに行って、目線を合わせて「トイレに行こうか。トイレが終わったらまた遊んでいいからね!」と言ってあげましょう。
遊びに夢中の子供は、単に「トイレに行きなさい」と声をかけても耳に入っていないことがほとんどです。

目を合わせて、子供が話を聞いていることを確認してからの方が良いと思いますよ。

対処法② 「とにかく褒める!叱らない」

Thumbs Up Okay Good Well · Free photo on Pixabay (120817)

トイレトレーニングに関しては、とにかく褒めて褒めて褒めまくりましょう!そして、万が一失敗しても叱らないであげましょう。

「また次頑張ろう」と優しく抱きしめてあげることです。そうすることで、子供のやる気を持続させることが出来ます。間に合わなかったけど「おしっこしたいと伝えてくれたね」「トイレに行けたね」など些細なことで良いので褒めてあげるといいですね。

対処法③ 「自主性を重んじる」

Family Parenting Together · Free photo on Pixabay (120818)


3歳は、自分でなんでもやろうという気持ちが芽生える時期です。ママに言われると嫌になるという子供には、声掛けの仕方も工夫しましょう。トイレに行くタイミングやごほうびなどを子供と一緒に決めるといいですよ!

「自分で決めたことは自分でやる」ということを身に着けさせることで、お兄ちゃん・お姉ちゃんとして扱ってもらえたような気持になり、子供も満足し、もっと頑張ってくれるかもしれませんね

対処法④ 「時にはいっぱい甘えさせてあげる」

Mom Son Teddy Bear · Free photo on Pixabay (120819)

3歳くらいの子供の場合、自分でなんでもやりたいという自立心と、まだママに甘えたいという気持ちの半々を持ち合わせているので、「自分でやる!」と怒ったり「ママやって~」と甘えてみたりちょっと複雑な時期でもあるんです。

特に下の子が生まれて赤ちゃん返りが始まったときは、「お兄ちゃん・お姉ちゃん」として扱われたい一方で、ママに抱っこされたいと感じている子も多いと思います。そんなときは、思う存分甘えさせてあげましょう。

お兄ちゃんだから・お姉ちゃんだからと言わずに、「抱っこしてトイレまで行こうか」「トイレに行ったらご褒美あげるね」などとママの愛情を分かりやすく表現することも必要です。

対処法⑤ 「トイレが楽しい場所と思わせる」

Opening Heart Face · Free photo on Pixabay (120820)

トイレ自体が怖いと感じている子供のために、まずトイレを明るくキレイな場所に変えましょう。いつもトイレを清潔にするだけでなく、壁にウォールステッカーなどを貼って楽しい雰囲気にしたり、可愛い補助便座を設置してあげるなど工夫しましょう。

子供が好きなキャラクターのグッズを置いたり、絵を描いて壁に貼っておくのもいいかもしれませんね。

布パンツを履かせるタイミングは?

Kids Roller Blades Skating · Free photo on Pixabay (120821)

オムツから布パンツに履かせるタイミングは、膀胱が発達し、おしっこを感じるようになったらやってみましょう。

最初は日中の数時間だけから徐々に時間を伸ばしていくのも1つです。自分からトイレに行けなくても、ママの声掛けでトイレに行き、おしっこが成功してからでも問題ないですよ。

布パンツを「お兄ちゃんパンツ・お姉ちゃんパンツ」と呼ぶと、喜んで履いてくれると思います。はじめのうちはお漏らしすることも多いと思いますが、お漏らしすると「気持ちが悪い」と不快感を覚えていくので、次第に自分からトイレに行くようになります。

夜のオムツ外しはどうする?

Dog Wolf Yelp · Free image on Pixabay (120822)

夜のオムツは日中のオムツ外しとは全く別物と考えましょう。夜におしっこをしなくなるには、膀胱が大きくなっていることのほかに、「抗利尿ホルモン」という睡眠時の尿量を減らすホルモンの分泌が関係するからです。

この「抗利尿ホルモン」が分泌されると、自然に夜間のおしっこが出なくなります。これは体の成長のことなので、個人差があります。朝起きてオムツが濡れてない日が続いた時に布パンツに変えてみましょう。

無理に布パンツを履かせて、毎日おねしょをすると、子供も自信を無くしてしまいます。また、寒い時期は濡れたままのパンツで寝ていることで風邪を引く原因にもなりかねませんね。夜間のオムツ外しは、決して焦らず、子供の体の成長を見守るようにしましょう。

ちなみに、夜間に寝ている子供を起こしてトイレに行かせることは、睡眠障害・生活リズムの崩れなどの悪影響を及ぼすので、やめたほうが良いと思います。

まとめ

Adult Mothe Daughter · Free photo on Pixabay (120823)

いかがでしたか?3歳のトイレトレーニングは、1~2歳とは違い「やる気」や「自主性」がポイントとなってきます。自分でトイレに行き、うんちやおしっこが出来るようになることは、子供にとっても大きな自信につながることでしょう。

幼稚園入園前だから・周りの子供がオムツ外しに成功しているから・祖父母に言われたからなど、ママの焦る気持ちはよくわかりますが、ママが焦れば焦るほど、上手くいかないのがトイレトレーニングです。

私の娘は、2歳半からスタートし、結局とれたのは3歳半頃でした。ギリギリ幼稚園入園に間に合いましたが、夜間のオムツはまだとれていません。「一生オムツで生活する人はいないんだから」くらいに捉え、おおらかな気持ちで子供と一緒に乗り越えましょう。

幼稚園入園に間に合わなくても大丈夫です!意外とまだオムツの子はいますし、周りのお友達がトイレに行くのを見て、自分も一緒に行こうとします。あまりプレッシャーに感じず、子供の力を信じてあげてくださいね。