生まれたばかりの赤ちゃんの手はとても小さくて、握っているだけでつぶしてしまわないか心配になるほどですが、赤ちゃんの爪をよく見たことはありますか？赤ちゃんでも爪は日々伸びるもので、気がつけば自分の顔を引っ搔いて傷を作ってしまうこともあります。赤ちゃんは自分で力加減ができないので、お母さんやお父さんがしっかりと爪を切ってあげる必要があります。

赤ちゃんの手が小さいと爪を切るのも怖いですが、赤ちゃんがケガをしないためにも、切れた爪を誤って飲み込まないためにも爪を切るようにしましょう。なるべく赤ちゃんの指から爪がはみ出てきた時点で適度に切ってあげるのがベストです。しかし深爪はしないように気をつけましょう。

赤ちゃんの爪切りは道具さえあれば新生児の時から切れるものです。大人と同じ爪切りを使うのは大変危険なため、赤ちゃん用の爪切りを使うようにしましょう。今では100円ショップでも赤ちゃん用の爪切りが売られています。どこでも手にしやすいアイテムですから、もうちょっと手が大きくなってからと先延ばしにしないで、気がついたら切ってあげるようにしましょう。

いざ赤ちゃんの爪切りを切ろうと無理に手を開かせたり、固定させたりしていませんか？これでは赤ちゃんも恐怖を感じてしまい、今後の爪切りに影響してしまいます。赤ちゃんにケガをさせないためにも、以下のことをよく注意して行うようにしましょう。

赤ちゃんの爪を切るときは赤ちゃんの機嫌が良いときやミルクを飲んでいるときにしましょう。できるだけ動かないシーンが良いので、ミルクを飲んでいるときが一番良いです。寝ているときでも良いですが、寝ているときに刺激を与えると起きてしまいぐずる可能性もあります。赤ちゃんが動き回るとそれだけケガをする可能性も上がってしまうので注意しましょう。

赤ちゃんが嫌がったり泣き始めたら一旦爪切りを止めましょう。暴れたまま爪を切るのは大変危険です。もしかしたら爪切りが怖いのかもしれません。一旦止め、赤ちゃんを抱きしめてあげて落ち着かせましょう。爪は一度に切らなくても良いので、時間をかけてきれいに切ってあげましょう。

爪を切ったあとに赤ちゃんがその爪を食べてしまわないように気をつけましょう。赤ちゃんの爪はとっても小さいので床に落ちてしまうと見分けがなかなかつきません。落とした場合もきちんと探し出して捨てるようにしましょう。赤ちゃんはなんでも手で掴んで口に運ぼうとします。時にはごみやティッシュさえも口に入れてもぐもぐしてしまうので、誤飲に繋がらないように注意しましょう。

赤ちゃんの爪を上手に切るコツは注意事項にあった通り、暴れさせないことです。ミルクを飲んでいるときやリラックスしているときを狙ってきるようにしましょう。またお母さんが切る場合にはお父さんが、お父さんが切る場合にはお母さんが赤ちゃんの気をそらすようにすると良いですよ。赤ちゃんの爪はとても柔らかいので力を込めずともすんなり切ることができます。深爪にならないように注意しながら爪を切ってあげましょう。

また向かい合うようにして切るよりも、赤ちゃんを膝の上に座らせるような体勢の方が切りやすいです。終わったらスキンシップを取ることも忘れずに行いましょう。爪切りは怖くないことだと教えるのです。じっとしなくて切れないからと怒鳴ってしまうと赤ちゃんは爪切りを不快なもの・怖いものと思い込んでしまいます。