楽なお産・産後の回復にも役立つ!自宅でできるカンタン骨盤体操!

分娩時に、分娩がなかなか進まない「軟産道強靭(なんさんどうきょうじん)」という症状があることをご存知ですか?年齢や体質、子宮の奇形などが原因になりやすいようですが、楽な分娩のために、妊娠中から軟産道の柔軟性や伸展性を高めるからだのケアの実践方法をお話しします。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  •  
  •  

2016/12/09 公開 | 342 view

楽なお産・産後の回復にも役立つ!自宅でできるカンタン骨盤体操!

分娩時の軟産道強靭とは?

Free photo: Woman, Pregnant, Asian, Chinese - Free Image on Pixabay - 1118212 (8984)

軟産道は分娩時に赤ちゃんや胎盤などが通過する場所のことで、膣、外陰、会陰などから構成されています。「軟産道強靭」とは、この軟産道が十分伸展せずに分娩の進行が遅れることです。
  
軟産道強靭の原因はさまざまですが、妊婦さんの栄養不足、筋力不足、骨盤の歪みが影響した股関節の可動域の不均等や加齢により、軟産道の筋組織は委縮していくために、組織の柔軟性や伸展性が乏しくなり、高年齢での初出産では軟産道が強靭する事も予測に入れて、分娩前からのからだケアが大切になります。

軟産道を柔軟にするメリット

軟産道イラスト

軟産道イラスト

出産の際に赤ちゃんが通る産道
分娩時に赤ちゃんの通り道となる軟産道の組織は、膣、外陰、会陰などから成り立ちます。
この組織を柔軟にして収縮・伸展を良くする事は、分娩を楽に進行させるのはもちろんのこと、会陰切開を回避したり、骨盤底筋のダメージを少なくして、産後の尿漏れ、痔の予防、産後の骨盤のリカバリーと体型や体力の回復も早くなる、などのメリットも期待出来ます。

何よりも、分娩の進行がスムーズなのは、赤ちゃんの負担が少なくなるので、赤ちゃんにとっても嬉しいメリットになりますね。

ウォーキングやマタニティヨガだけでも軟産道は柔軟になる?

マタニティレッスン

マタニティレッスン

赤ちゃんの育つ子宮が収まる骨盤が歪んだまま運動したり、低下した脚力や足底筋でウォーキングする事は、かえって軟産道を緊張させてしまう恐れもあるので、運動の習慣が無い妊婦さんはもちろん、積極的に運動をする妊婦さんにこそ、軟産道を柔軟にするからだのケアをお勧めします。

軟産道を柔軟にするからだのケア【その1】

寝たまま出来るかんたんリラポーズ(リラックスポーズ)

リラポーズ1:骨盤を開きやすくする

リラポーズ1:骨盤を開きやすくする

背骨を反る骨盤前傾ポーズ
《実践方法》
①から③の流れでポーズを作りましょう。

①背骨を反りながら
②骨盤を前傾させて
③股関節(脚)を外に開く
リラポーズ2:骨盤底筋や膣の収縮を高める

リラポーズ2:骨盤底筋や膣の収縮を高める

背骨が丸くなる骨盤後傾ポーズ
《実践方法》
①から③の流れでポーズを作りましょう。

①背骨を床にピッタリつける
②骨盤を後傾して、尾骨・座骨を持ち上げて肛門を締める意識を持つ
③股関節(脚)は内側に近づく
43 件