算数は好き嫌いが別れてしまう科目!幼児教育はどう取り組む?
via pixabay.com
実は算数は他の教科よりも好き嫌いが別れる科目ということをご存じでしょうか。2017年の行われた、小学生を対象としたとあるアンケートによると、算数は好きな科目1位でもあり、嫌いな科目でも1位だったそうです。
なぜ、こんなにも好き嫌いが別れてしまうのでしょうか。
なぜ、こんなにも好き嫌いが別れてしまうのでしょうか。
算数が好きになりやすい理由⇒答えがはっきりしているから
算数は決まった答えを導き出す学問です。あいまいな答えはなく、正解か不正解かの白黒はっきりとした答えがあるため、その正解にたどり着けたときの達成感が算数を好きにしてくれるということがあります。
算数嫌いになってしまう理由⇒機械的に方法だけを教わっている?!
反対に嫌いになってしまうのは、その正解を出すための手順を機械的に教わってしまっている可能性があるからです。「この計算はこうするべきもの!」など、機械的に計算方法を教わると、そこでつまづいてしまうと先の正解が導き出せません。
なぜ、このような計算方法になるのか、他に方法はないのか・・・などを考える思考力も重要になる科目なのです。
なぜ、このような計算方法になるのか、他に方法はないのか・・・などを考える思考力も重要になる科目なのです。
幼児期に算数が好きな子どもを育てる3つのコツ
via pixabay.com
そんな好き嫌いが別れる算数を好きになるには、実は幼児期は大切な時期です。というのも、小学校へ入学すると、必然的に学校で集団で教わりますよね。先ほど言った算数に必要な力である「思考力」は、なかなか集団では育てにくいもの。
そこで授業とは関係ないところで、数の概念を楽しく、考えながら学ばせられるのが幼児期なのです。
そこで授業とは関係ないところで、数の概念を楽しく、考えながら学ばせられるのが幼児期なのです。
①大人の持つ数学感を捨て、間違いを恐れず遊び感覚で
幼児期に算数が好きな子どもを育てるのには、3つのコツがあります。そのひとつ目が大人の持っている数学感を捨てること。
「たし算から学ばせて次は引き算。できるようになったら九九…」
など、確かに私たちの世代はその順番で習ったかもしれません。でもそういうのはきっぱり捨てて、どんなことからでもいいので遊び感覚で学ばせてみましょう。
・お買い物中の全体金額をクイズ感覚で予想させる
・車のナンバーを見てただ読んでいく
その時に何度間違っていても構いません。思考力は間違えれば間違えるほど育ち、いろんな思考回路ができるからです。実は算数は答えはひとつでも、考える道順はたくさんある科目。考える力を育てるには間違いは必要なのです。
「たし算から学ばせて次は引き算。できるようになったら九九…」
など、確かに私たちの世代はその順番で習ったかもしれません。でもそういうのはきっぱり捨てて、どんなことからでもいいので遊び感覚で学ばせてみましょう。
・お買い物中の全体金額をクイズ感覚で予想させる
・車のナンバーを見てただ読んでいく
その時に何度間違っていても構いません。思考力は間違えれば間違えるほど育ち、いろんな思考回路ができるからです。実は算数は答えはひとつでも、考える道順はたくさんある科目。考える力を育てるには間違いは必要なのです。
②成功体験を積ませる
算数を好きになるのは、正解にたどり着けた達成感から…と先ほども言いましたね。この「正解できた!」という成功体験は好きになるのに、とても重要な要素です。何度間違っても大丈夫とは言いましたが、間違っているばかりではやはり面白味が出てきません。
スモールステップで、
・数字がひとつでも読めたら大げさに褒める
・お買い物の計算で、100円の単位だけでもあっていたら褒める
など、小さな成功体験でもいいので、たくさん積ませてあげましょう。
スモールステップで、
・数字がひとつでも読めたら大げさに褒める
・お買い物の計算で、100円の単位だけでもあっていたら褒める
など、小さな成功体験でもいいので、たくさん積ませてあげましょう。