餞別のお返しはするべき?しなくても良い?
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餞別を頂いたとき、お返しはどうすれば良いのか悩む人も多いでしょう。そもそも餞別とは「旅立ちや門出を祝って、別れゆく人へ金品などを贈る」ことです。また昔は長旅は命がけだったことから、旅の無事を願う意味も込められていました。
そのため旅立った人と再び再開することはごくまれだったことから、二度と会えない=お返しは不要という考えが一般的だったのです。その流れで、今でも餞別のお返しは不要と考えられています。ただし今は交通機関も発達し、また再び会えることも多いことからお返しをする人も増えてきているんですよ。
そのため旅立った人と再び再開することはごくまれだったことから、二度と会えない=お返しは不要という考えが一般的だったのです。その流れで、今でも餞別のお返しは不要と考えられています。ただし今は交通機関も発達し、また再び会えることも多いことからお返しをする人も増えてきているんですよ。
餞別を頂いたときのお礼状は?
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餞別のお礼状ですが、一般的には不要とされています。ただ「餞別のお返しは不要って本当?」でもお話しした通り、今は会おうと思えば会えますし、連絡を取ることも可能です。ですので、お礼状を贈る人も増えてきています。
お礼状を書く場合ですが、原則会社宛てに贈るのが一般的です。ただし個人的に頂いた場合で住所などを知っている時は、個人宛に贈っても問題ありません。
お礼状を書く場合ですが、原則会社宛てに贈るのが一般的です。ただし個人的に頂いた場合で住所などを知っている時は、個人宛に贈っても問題ありません。
餞別のお返しの相場や贈るタイミングは?
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お返しやお礼状をする場合、なぜ餞別を頂いたのかその理由によって贈る時期や相場が違ってきます。では理由別に分けて贈る時期や相場を見ていきましょう。
転居・引っ越しなどの場合
遠方に引っ越すことで頂いた餞別は、引っ越しが落ち着いた頃(引っ越しから1ヶ月程度)に挨拶状やお返しを贈ると良いです。お返しの相場は半額~1/3程度のものを返します。ただし転居先に招待する場合は招待がお返しに当たるため、その場でお礼の言葉を伝えれば良いでしょう。
転勤・退職の場合
転勤や退職で頂いた餞別は、1ヶ月以内に挨拶状やお返しを行います。相場は半額~1/3程度を目安に贈ります。ただし職場全体で小額づつ出し合った餞別に対してのお返しは原則不要です。
長期旅行・長期出張・留学などの場合
旅行や出張、留学などで頂いた餞別は、帰宅後又は現地からお礼状を出すのが一般的です。お返しは原則不要ですが、帰宅後現地で購入したお土産を渡すと喜ばれますよ。