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イマ「人気のランドセル」どれ?最近の「ランドセル事情」徹底調査!

イマ「人気のランドセル」どれ?最近の「ランドセル事情」徹底調査!

2016年12月11日 公開

小学校への入学は、親にとっても子供にとっても新しい生活への第一歩です。入学を控えたお子さんをお持ちのお母さんたちは、そろそろ準備をしないといけないのがランドセルですね。6年間毎日背負って、使い続けるものですから、しっかりと選んであげたいですね。

最近のランドセルは種類が多い!

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ランドセル売り場に行くと、その種類の多さに驚かれる方も多いのではないでしょうか。
色やステッチ、背負いやすさや軽さもランドセルひとつひとつで全く異なるのです。

ひとつのメーカーでも取り扱っているランドセルの数は100種類を超すところも。


今ランドセルの種類は大きく分けて2種類あります。

まず私たちがよく見かける、量販店などで数多く販売されているランドセルです。

そしてもう一つは、手作りでの個人メーカーや工房が少量生産しているオーダーメイドや半オーダーメイドのランドセルです。

今まではCMでもお馴染みの大手メーカーを選ぶ親御さんも多かったのですが、最近は工房で手作りされている質の高いランドセルも人気が出てきているようです。

工房系ランドセルの代表的なメーカー

女の子は「赤」・男の子は「黒」は古い?

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今と昔とで大きく違うのは、ランドセルのカラーです。
昔は女の子は赤、男の子は黒というのが決まっていたので、迷う必要がありませんでした。

しかし最近のランドセルは、種類や柄、色や機能も様々で、どのランドセルを選べば良いのか非常に悩んでしまいます。

今時の小学生、特に女の子は、ファッションやおしゃれに敏感な子が多く、ファッションアイテムのひとつとしてランドセルを持ちたがる子が多いのが現状です。

一昔前に比べて色やデザインが豊富なので、ランドセル一つで個性をアピール出来る時代になりました。

子供が毎日学校に行くことを楽しみに思ってくれる、そんな素敵なランドセルを選んであげたいですね。

ランドセル人気カラー《女の子編》

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今までは赤系がダントツで人気があったのですが、最近はチョコレートのような色味のブラウン系や、パステルカラーのラベンダー系も女の子に人気があるようです。


ブラウン系はその落ち着いた色合いから、少し大人びた印象になります。
また、派手な色味ではないことから、飽きにくく高学年になっても愛着を持って使うことが出来ます。

最近の女の子たちはランドセルをファッションの一部として身につける子も多いので、このブラウン系はどんな服にも合わせやすく、おしゃれに見えるアイテムと言えるでしょう。


ラベンダー系は、最近のトレンドカラーでした。
この色味は赤いランドセルに比べて、背負うだけで可愛くて大人っぽい印象になるため女の子達に人気があるようです。

ランドセル人気カラー《男の子編》

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ベースとしては黒系が毎年人気のようです。
上級生になっても安心して使える色味ですし、飽きもきにくい定番カラーです。

最近はコンビカラーなどの2色のデザインのランドセルも流行っているので、黒と青などの組み合わせも人気があるようです。


一方で見た目が少し派手なシルバーのランドセルを買う人も増えてきています。
女の子のようにカラー展開が少ない分、個性が出る色味も人気があるようです。

「値段のピンキリ」何が違うの?

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ランドセルのデザインは似ているのに、値段が全然違うものはよくありますよね。
その違いは、使われている素材の違いです。

今のランドセルの素材には

◎コードバン
◎牛革
◎人工皮革(クラリーノ、タフガード)

の3種類が多く使われています。

見た目は同じで、素材だけが違うという商品はたくさんありますので、購入してから後悔をしないようにそれぞれの特徴をしっかり把握しておきましょう。

コードバンの特徴

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コードバンとは馬のお尻部分の革のことをいいます。
一頭の馬からランドセル一つ分の革しか取れないため、値段も少し高価なものとなります。

コードバンはまたの名を「革のダイヤモンド」と呼ばれております。
その名の通り質の良い革で、きめ細やかさ、艶、美しい色合いは誰が見てもうっとりしてしまうほど。

また耐久性にも優れていおり、きちんとメンテナンスをすれば、10年でも持つと言われています。
日本を代表する高級ランドセルと言っても過言ではないでしょう。

牛革の特徴

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素材としては一番耳にしたことのある素材なのではないでしょうか。

その特徴は頑丈さです。
特に男の子を持つ親御さんにとって最適な素材と言えるでしょう。
少々乱暴に扱っても6年間しっかり持ってくれます。

合成皮革と聞くと、使い続けていくと劣化して表面にヒビが入ってしまうのではないかと心配される方もいるかと思います。

しかし、牛革は形が崩れず、使い込めばそれだけ味が出るという特徴があります。

人口皮革の特徴

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化学繊維を加工して作った素材なので、天然皮革にはない軽さや値段の安さが特徴です。

加工しているため、カラーバリエーションも豊富で、エンボス(型押し)加工やキラキラ輝くパール加工など、子供たちが思わず楽しくなってしまうデザインが多いです。

ランドセルを選ぶ際の「基準とは?」

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6年間子供のパートナーとなるランドセル。
適当に選ぶわけにはいきませんよね。

大事なのは軽さ、背負いやすいか、デザイン、A4ファイルは入るか、安全性はあるかという点です。

素材ごとのランドセルの軽さを見てみましょう

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小学校に入学したばかりの子供にとって、ランドセルはとても重い荷物です。
上記でもご紹介しましたが、人工皮革は本革素材に比べて軽めに出来ています。

◎コードバン
約1200g

◎牛革
約1200g

◎人口皮革
約1000g

実際に背負って試してみましょう

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ランドセルの重さと同じぐらい重要なのが、背負ったときのフィット感です。

多少重たくてもランドセルが体にフィットしていれば、子どもが背負ったときに重くないと感じるそうです。

きちんと体にフィットするランドセルを選んであげないと、体の成長が妨げられたり、姿勢が悪くなることもあるので注意してください。

周りから浮かないデザインを選びましょう

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ランドセルの色やデザインが原因で、いじめ問題になったという信じられない話も出てきています。
そのため、色やデザインはランドセル選びにとって一番重要と言えるかもしれません。

まずは、通う学校ではランドセルに色やデザインの指定がないか、きちんと確認しましょう。
そして既に通っている子達、はどんなランドセルを身につけているのか事前に把握しておいたほうが良いかもしれません。

周りから浮いたデザインのランドセルを選ぶ際は、子供と相談して購入しましょう。

A4サイズ対応のランドセルを選びましょう

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脱ゆとり教育の影響で、教科書も大きくなってきています。

最近はどのランドセルもA4サイズ対応になってきてはいますが、古いタイプのランドセルはまだ対応していないものもあるかもしれません。

メーカーによっては
◎A4サイズ
◎A4クリアファイルサイズ
◎A4フラットファイルサイズ
の3種類に分かれているところもあります。

購入する前にしっかりサイズの確認をしましょう。

子供の安全を考えたランドセルを選びましょう

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今時のランドセルは子供の安全性にとても配慮して作られているのです。

◎転倒時の衝撃緩和
万が一後ろに転んでも、ランドセルがクッションになって頭部を衝撃から守ってくれます。

◎光る反射板
車のライトなどに反応して光るため、夕方の時間帯でも安心して帰宅できます。

◎防犯ブザー
防犯ブザーを持たせている親御さんたちは多いと思いますが、ランドセルの側面についていると、いざという時に鳴らせない可能性がありますよね。
今のランドセルは肩ベルトのところに防犯ブザー専用ベルトが付いているものもあります。

◎安全ナスカン
ランドセルの側面のフックに下げた荷物が、万が一車やエレベーターに挟まれたら大変ですよね。
そこで一定の負荷がかかると外れるように設計されたランドセルも出てきています。

イマ人気の「ランドセルブランド」

やはり人気なのはテレビCMでもお馴染みのメーカー、フィットちゃんやセイバン、ララちゃんランドセルです。
また最近では値段もお手頃のイオンやニトリのランドセルも人気が出てきているようです。

そして一方では、上記でも紹介した工房系のランドセルが、品質やデザインがワンランク上だということで人気が出てきているようです。

6年間使えるように「お手入れ法」を覚えておきましょう

子供にピッタリのランドセルをプレゼントしましょう

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子供にピッタリのランドセルを見つけるには、これまでもご紹介してきましたが、子供に合った色合いか、通学するのに負担にならないか、丈夫なのかということをしっかり把握することが大事ですね。

子供と一緒に実際にランドセルの展示会場等に足を運び、背負ってみることも大切です。

今の展示会場には、オーダーメイドの注文を受け付けているメーカーもあるため、ステッチや内部の色や柄まで事細かに指定でき、子供の希望通りのランドセルが作れるようです。

子供にフィットして、且つ子供自身が気に入ってくれたランドセルなら、6年間きっと大切に使ってくれるはずです。
このランドセルをプレゼントして良かった、そう思えるようなランドセルを見つけてください。

まとめ

値段、デザイン、軽さ、丈夫さ、素材などはメーカーによってもこだわりや特徴がありますね。

家庭の経済状況や、教育方針によって、何を重視するのか異なってくると思います。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。

ランドセルは子供にとって大切な思い出になるものです。
親と一緒に選びに行ったな、6年間使い終えてこんな思い出があったなと、子供たちはちゃんと覚えています。

思い返した時に、素敵な思い出で溢れるようなランドセルを選べる手助けになることを願っています。

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