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入学祝いの相場って?小学校から大学まで年代別まとめ◇お祝いのマナーも確認しておこう!

入学祝いの相場って?小学校から大学まで年代別まとめ◇お祝いのマナーも確認しておこう!

2018年1月23日 公開

もうすぐ春がきます。春といえば入学の季節。入学祝いを考える時期にもなってきました。入学祝いの相場ってどれくらいかご存知ですか?小学校から大学まで年代別に入学祝いの相場をまとめてみました。入学祝いのマナーもあわせてご紹介します!

入学祝いの相場を把握しておこう

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新しい一年がはじまり、春はもう目前です。春には新しい生活が始まるこどもたちも多いことでしょう。
まわりに入学を控えたお子さんがいる場合、お祝いをどうしようかと迷うころでもありますね。

プレゼントを用意することもありますが、現金でお祝いするということもあるでしょう。
多くても少なくてもよくないし、どれくらい包むといいのか戸惑うところです。世間の相場を把握しておけば、いざというときに困ることがないのではないでしょうか。

小学校から大学までそれぞれどれくらいが相場なのか見ていきましょう。

入学祝いの相場◇小学校入学編

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小学校入学は、未就学児を卒業して【学校】という場所に足を踏み入れるはじめの一歩です。そんな大切な時期のお祝いです。

*孫へ:10,000円~50,000円
*親戚へ:10,000円~30,000円
*知人のこどもへ:3,000円~5,000円

お付き合いの深さによって、金額は変わってきます。現金の他にプレゼントもするのであれば、包む金額は少なくなるかもしれませんね。
その辺りは、相場を参考に決めていくのがいいでしょう。

入学祝いの相場◇中学校入学編

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小学校の6年間を経て、ちょっぴりお姉さんお兄さんになったこどもたちの新しい門出となるのが中学校入学です。

*孫へ:10,000円~100,000円
*親戚:10,000円~30,000円
*知人のこどもへ:3,000円~5,000円

こちらもお付き合いによって金額は変わってきますね。祖父母からのお祝いとなると、現金に加え本人からおねだりされてパソコンやタブレットなどのプレゼントをするという場合もあるようです。
その他は小学校の入学祝いとあまり変わらない相場のようです。

入学祝いの相場◇高校入学編

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義務教育を修了し、大変な受験を終え、自分の意志と努力で進んでいく新しいスタートが高校入学です。義務教育の期間とはなた違った気持ちでのお祝いとなるかもしれませんね。

*孫へ:10,000円~100,000円
*親戚:10,000円~30,000円
*知人のこどもへ:3,000円~5,000円

高校生ともなるとやはりほしいものも高額となってきて、おじいちゃんおばあちゃんへのおねだりも高くなってくるかもしれません。孫へのお祝いは中学生と同様ですが、その辺りのことも考慮しておく必要があるかもしれませんね。
その他は、小学校中学校と変わらずです。【気持ち】というのが大きいのかもしれません。


入学祝いの相場◇大学入学編

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高校受験ともまた違う大きな山である大学受験を乗り越えて、晴れて大学生になるというとてもうれしいお祝いです。

* 孫へ:30,000円~300,000円
*親戚へ:10,000円~50,000円
*知人のこどもへ:3,000円~10,000円

大学への進学を機にひとり暮らしをはじめるという子も増えてきて、おじいちゃんおばあちゃんからは100,000円を超えるお祝いを渡すという場合も増えてくるようです。
ひとり暮らしをするには、それなりの費用が必要になりますし、日用品などの購入もあるのが理由かもしれません。
大きな金額を包む場合は『自由になるお金ではなく、生活や勉強に必要なものにあてて親とよく相談するように』と伝えておくと無駄遣いをしなくて済むかもしれませんね。

親戚や知人のこどもへの場合も、あまり少額というわけにもいかなくなってきますね。ただ、あまり大きな金額を包んでしまうと気をつかわせてしまいますので、兼ね合いが悩ましいところです。

入学祝いのマナー

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相場を確認したところで、今度は入学祝いを渡すときのマナーを確認しておきましょう。せっかくのお祝いですから、マナーを逸してしまっては気持ちを贈るどころか困った人と思わせてしまう可能性もあります。
最低限のマナーを守ってお祝いの気持ちを伝えましょう!

入学祝いのマナーで最低限押さえておきたいポイントとしては

*どこまで贈るのか
*贈る時期
*のし袋のつかい方

この3点があげられるでしょうか。この3点について詳しくご紹介していきます。

入学祝いのマナー◇どこまで贈る?

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入学祝いをと考えるとき、どこまでの範囲で贈る(渡す)ものかと戸惑ってしまうこともあるかもしれません。
贈る(渡す)範囲として一般的なのは【ごく親しい間柄の身内】と考えるといいでしょう。【親しくお付き合いのある親族】といってもいいでしょう。また【ごくごく親しくしている友人知人のこどもへ贈る】という場合もあります。その場合もごくごく親しくしているという場合にだけお祝いを贈る(渡す)といいでしょう。

例えは、上司や同僚のこどもが入学を控えていたとして、家族ぐるみで親しいお付き合いをしていないという場合、入学祝いをしなくても失礼には当たりません。
ごく親しいお付き合いをしていない場合に義理で贈る(渡す)必要はないと考えてよいでしょう。

入学祝いのマナー◇贈る時期

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【入学が正式に決まった時期になるべく早めに渡す】というのが入学祝いを贈る(渡す)のに一般的といわれます。

入学式前後は、入学の準備などバタバタ忙しい時期になりますよね。そのことも考慮して【入学式の1か月前くらいから、遅くても入学式の1週間くらい前まで】に贈る(渡す)ようにするといいでしょう。

もちろん、入学式当日に直接渡す機会があるならばそれでも問題はありません。
もしも、話し合う機会が持てるなら、どの時期がいいか相手と話して決めるのもひとつの方法かもしれませんね。

もし、贈る時期が遅くなってしまっても、ゴールデンウイークくらいまでなら許容範囲とされ、その場合は、贈る(渡す)時期が遅くなったことを詫びるメッセージを添えるといいでしょう。

入学祝いのマナー◇のし袋の使い方

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のし袋を選ぶときは【水引が紅白で蝶結びになっているもの】を選びます。入学は小学校に始まってその後何度か続きます。【何度あってもいい祝い事には紅白の蝶結び】と覚えましょう。

包む金額によって、のし袋を選ぶのですが、パッケージに参考金額が書いてあることも多いので参考にするといいです。
10,000円以下など少額の場合は、水引がプリントされているご祝儀袋を利用しても大丈夫です。

のし袋の書き方

いちか (104734)

via いちか
のし袋を書くときはご存知の通り、筆ペンで書きます。のし袋の上段は【祝 御入学】とします。4文字?と思われるかもしれま せん。縁起が良くないとされる4文字は普通は書きません。
それを解消するために、【祝】と【御入学】の間に空白を設けます。【御入学】は【祝】よりも少しだけ小さめに書きます。そうすれば、4文字というのを解消することが可能です。

下段には姓名を書きますが、上段の文字よりも控えめな大きさにします。しかし、小さすぎてもいけません。バランスを考えて書きましょう。

連名の場合【3名まで】書くことができます。地位の高い順に右から書き、友人同士であれば姓のあいうえお順で書くといいでしょう。
夫婦連名にする際は【夫が右・妻が左】で書きます。妻は名前のみで構いません。

内袋の書き方

いちか (104737)

via いちか
のし袋に内袋(中袋)を使用する際は、表に【金 〇〇円】と書きます。その場合の数字の書き方は通常使用する漢数字とは違うので注意しましょう。

【例】

「一」⇒「壱」
「二」⇒「弐」
「三」⇒「参」
「五」⇒「伍」
「十」⇒「拾」
「千」⇒「仟」または「阡」
「万」⇒「萬」
※四・六・七・八・九はそのままです。

こちらを参考に書いてみてください。
金額「円」の「也」は書いても書かなくてもどちらでも構いません。

裏には、住所と贈る側の姓名を書きます。内袋に金額を書く欄があったり、住所や氏名を書く欄などある場合はそれに従い書きます。
裏面に金額のみ書く欄がある場合は、内袋の表の左下あたりに(画像の裏を参考に)書きましょう。

お金の入れ方

いちか (104751)

via いちか
例として、わが家にあった水引がプリントしてあるものを利用して撮影してみたものです。画像のように、【肖像画がある方が表(蝶結びがある方)になり、肖像画が上になるように】入れます。

内袋の場合も同じです。表側(蝶結びがある方)に肖像画がある方になるように、肖像画が上側になるように入れましょう。

まとめ

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入学祝いの相場と入学祝いのマナーをご紹介してきましたがいかがでしたか?

相場を逸して高額にすれば気をつかわせてしまうだけです。また、少額すぎるのも考えものです。お祝いの気持ちを伝えるには、相手への思いやりも必要ですから、お付き合いの深さなども鑑みてどれくらい包むのがいいか決めたいところです。

マナーも相手へのお祝いの気持ちを届けるために必要なものです。マナーを逸してしまわないように、困った人にならないように最低限気を付けたいことは抑えておきたいですね。

読んでいただいた方の参考になっていれば幸いです。
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