みんな大好きな鍋料理“おでん”♡
あなたはこの冬何回おでんを食べましたか?
冬によく食べる鍋。中でもおでんは大好きな鍋・よく食べる鍋のどちらのランキングでも1、2を争う人気鍋です。おでんは準備が簡単で、さらに色々な具や栄養を摂ることが出来、身体も温まるので、一石何鳥ものメリットがあることから忙しいママも大助かりのメニューですよね。このように文句なしの万能メニューに見えるおでんですが、実はおでんに対するこんな否定的意見もあるようです。
・いつも同じ具材、同じ味付けなのでつまらない
・1度に大量に作るため何日もおでんが続いて飽きた
・白いご飯に合わないため、つまみには良いがおかずにならない
など、ネット上には主にこのような意見が挙がっています。今回はその意見を覆すために、おでんの出汁、具材、アレンジについて徹底調査しました。もう家族に文句は言わせません!
冬によく食べる鍋。中でもおでんは大好きな鍋・よく食べる鍋のどちらのランキングでも1、2を争う人気鍋です。おでんは準備が簡単で、さらに色々な具や栄養を摂ることが出来、身体も温まるので、一石何鳥ものメリットがあることから忙しいママも大助かりのメニューですよね。このように文句なしの万能メニューに見えるおでんですが、実はおでんに対するこんな否定的意見もあるようです。
・いつも同じ具材、同じ味付けなのでつまらない
・1度に大量に作るため何日もおでんが続いて飽きた
・白いご飯に合わないため、つまみには良いがおかずにならない
など、ネット上には主にこのような意見が挙がっています。今回はその意見を覆すために、おでんの出汁、具材、アレンジについて徹底調査しました。もう家族に文句は言わせません!
おでんの具材人気ランキングはこちら!
上の表はソフトブレーン・フィールド株式会社が、2013年に20代~70代以上の男女4,730名(女性2,991名、男性1,739名)を対象に行った「好きなおでんの具」に関する調査の結果です。どの地域でも1位は大根、2位は玉子と続きますが、3位以降はおでんに入れる定番の具材が地域によって異なることから好みについてもバラつきが出てきました。おそらくこのランキングを見て「こんな具材をおでんに入れるの?」と思った方も多いと思います。食卓に乗る回数が多く馴染み深い料理だからこそ、その地域の特産物や文化的な影響を受けやすいのでしょう。関東の方と関西の方が結婚した後に出汁の味付けの違いに驚いたなどという話もよく耳にしますね。それだけおでんは地域色が強い食べ物と言えます。
では、次の章からはその地域特有のおでんの出汁や具材について詳しく見ていきましょう♪
では、次の章からはその地域特有のおでんの出汁や具材について詳しく見ていきましょう♪
地域によって違う、おでんの味と具材
おでんの元祖は味噌田楽!
まずはおでんのルーツを辿ってみましょう。
室町時代に豆腐を串に刺して味噌をつけて焼いた「豆腐田楽」に丁寧語の「お」をつけておでんと呼んだのがその言葉の由来だそう。江戸時代になると人々の食文化も多様化し、こんにゃく田楽をはじめとする様々な種類の田楽が食べられるようになりました。徐々に屋台で販売するおでんも定番となり、江戸のファストフードとして流行していたそうです。明治時代になると東京の料理人が汁で煮るおでんに進化させ、大正時代に大阪に伝わったと言います。この時に伝えられた汁気のあるおでんはそれまでの田楽と区別をつけるために「関東煮(かんとだき)」と呼ばれました。昭和時代にはまだ屋台や駄菓子屋で食べるのが普通でしたが、だしの素などの進化と共に家庭でも食べられるようになり、現在の「おでん」となったのです。
室町時代に豆腐を串に刺して味噌をつけて焼いた「豆腐田楽」に丁寧語の「お」をつけておでんと呼んだのがその言葉の由来だそう。江戸時代になると人々の食文化も多様化し、こんにゃく田楽をはじめとする様々な種類の田楽が食べられるようになりました。徐々に屋台で販売するおでんも定番となり、江戸のファストフードとして流行していたそうです。明治時代になると東京の料理人が汁で煮るおでんに進化させ、大正時代に大阪に伝わったと言います。この時に伝えられた汁気のあるおでんはそれまでの田楽と区別をつけるために「関東煮(かんとだき)」と呼ばれました。昭和時代にはまだ屋台や駄菓子屋で食べるのが普通でしたが、だしの素などの進化と共に家庭でも食べられるようになり、現在の「おでん」となったのです。
関東風と関西風?コンビニおでんは関西風が主流
via www.sej.co.jp
上の図は全国チェーンのコンビニエンスストア、セブンイレブンのおでんの出汁の種類を一覧にしたものです。なかなか住んでいる地域以外のものを食べる機会は少ないかもしれませんが、各地域の特産物や味の趣向などに合わせて、その土地に馴染みのある味付けを目指しているそうです。
出汁が分かったところで、関東風、関西風のおでんの味付けについてもう少し詳しく見ていきましょう。前述の通り、出汁の取り方は昆布・鰹節と共通しています。そこに関東風では濃口醤油、みりん、砂糖、酒を加えて甘く濃い味付けに仕上げ、煮込みます。一方関西風は薄口醤油、塩というシンプルな味付けで、あっさり煮込みます。おでんの汁の色を比べてみると一目瞭然。関東風の方が濃い色をしています。
よく思い出してみると、コンビニのおでんの汁は薄い色をしていますね。出汁は全国で違えど、味付けは関西風。これはコンビニに置く性質上、薄い色の汁で中の具をよくみてもらおうという工夫のようです。
出汁が分かったところで、関東風、関西風のおでんの味付けについてもう少し詳しく見ていきましょう。前述の通り、出汁の取り方は昆布・鰹節と共通しています。そこに関東風では濃口醤油、みりん、砂糖、酒を加えて甘く濃い味付けに仕上げ、煮込みます。一方関西風は薄口醤油、塩というシンプルな味付けで、あっさり煮込みます。おでんの汁の色を比べてみると一目瞭然。関東風の方が濃い色をしています。
よく思い出してみると、コンビニのおでんの汁は薄い色をしていますね。出汁は全国で違えど、味付けは関西風。これはコンビニに置く性質上、薄い色の汁で中の具をよくみてもらおうという工夫のようです。
静岡おでんという濃い味おでんも…!
via odenfair.com