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オイルヒーターの気になる電気代!やっぱり高いの?安くする方法は?おすすめの機種もご紹介♡

オイルヒーターの気になる電気代!やっぱり高いの?安くする方法は?おすすめの機種もご紹介♡

2018年9月13日 公開

寒くなると使いたくなるのが様々な暖房器具。赤ちゃんがいる家庭でも安心して使えるオイルヒーターは、ママ達を中心に人気がありますが、気になるのが電気代!オイルヒーターは、電気代が高いというイメージがありますが、実際に他の暖房器具と比べて高いのでしょうか? 今回は、オイルヒーターの電気代の目安と安くするための上手な使い方についてご紹介します。オイルヒーターの特性を理解し、うまく使いこなせば寒い冬も乗り越えられるはず♡併せておすすめ機種もご紹介しますので、購入を検討されている方は是非参考にしてみてくださいね。

オイルヒーターはやっぱり電気代が高い?

Question Mark Hand Drawn Solution · Free photo on Pixabay (127303)

冬の暖房器具の中でも、とりわけ電気代が高いイメージのあるオイルヒーター。しかし、他の暖房器具に比べてメリットも多いので、子育て世帯には人気の高いアイテムです。
実際、オイルヒーターを使うと電気代は高額になってしまうのでしょうか?

◆オイルヒーターの1ヶ月あたりの電気代の目安は約8.000円!

電気料金単価、平均27円/kWhで計算した場合のオイルヒーターの1ヶ月の電気代は以下のとおりです。

【オイルヒーターの消費電力1.2kw(8~10畳用)、1日8時間×30日(1ヶ月)使用した場合】

1時間あたり1.2kw×27円=32.4円
8時間:32.4円×8時間=259.2円
1ヶ月:259.2円×30日=7.776円

【オイルヒーターの消費電力1.5kw(10~13畳用)、1日8時間×30日(1ヶ月)使用した場合】

1時間あたり1.5kw×27円=40.5円
8時間:40.5円×8時間=324円
1ヶ月:324円×30日=9.720円

上記のとおり、オイルヒーターの製品や性能、使用状況などにもよりますが、だいたい1ヶ月8.000円以上はオイルヒーターだけで電気代がかかってしまう計算になりますよね。
当然、電気代はほかにもかかってきますので、オイルヒーターを使うことで高額になってしまうのは本当かもしれません。

◆他の暖房器具との比較

オイルヒーターだけではわかりにくいので、他の暖房器具とも同じ条件で比較してみましょう。
1日8時間使用した場合の1ヶ月あたりの電気料金は以下のとおりです。

・エアコン(8~10畳):1時間あたり2.8~53.5円/1ヶ月あたり672~12.840円

・電気ストーブ:1時間あたり27円/1ヶ月あたり6.480円

・パネルヒーター:1時間あたり26円/1ヶ月あたり6.240円

・こたつ:1時間あたり4.6円/1.104円

・ホットカーペット:1時間あたり8.5円/1ヶ月あたり2.040円

・セラミックファンヒーター:1時間あたり27円/1ヶ月あたり6.480円

やはりこちらも機種や性能、使い方によっても異なりますが、オイルヒーターほど高額になる暖房器具はあまり見当たりませんでした。

電気代が高いのに何故人気?オイルヒーターのメリットとは?

Thumbs Up Okay Good Well · Free photo on Pixabay (127311)

オイルヒーターは、普通に使うと電気代が高くなってしまうのは否めませんが、やはり暖房器具の中でも人気の高い商品のようです。では何故、多くの人かオイルヒーターを使いたくなってしまうのでしょうか?オイルヒーターのメリットについてご紹介します。

◆空気を汚さない

皆さんご存知の方も多いと思いますが、やはりオイルヒーターはエアコンなどに比べると、お部屋の空気を汚さないというメリットがあります。オイルヒーターは、燃焼して温かい空気を送るわけではないため、二酸化炭素や一酸化炭素を発生させませんし、ファンを回して空気を対流させるわけでもないため、ほこりや花粉を巻きあげることもないのです。

そのため、アレルギーのある人や赤ちゃん・幼児のいる家庭で安心して使うことが出来ます。さらに、空気を乾燥させないという嬉しいメリットもあるんですよ♡

◆安全な暖房器具

オイルヒーターは、燃えにくい性質のあるオイル(油)を、電熱器で温めて自然に対流させるので、ガスストーブや石油ストーブなどの燃焼がなく、やけどや火災の心配が要りません。最近のマンションやアパートでは、火災を危惧して石油ストーブやガスストーブの利用を禁止していることもありますので、その点オイルヒーターは、安心して使うことが出来るでしょう。

ただし、オイルヒーターも直接手で触れれば、多少は熱く感じますし、すぐ近くで暖まり続けると低温やけどの危険もありますので、小さなお子さんがいる家庭では注意が必要です。

◆音が静か

オイルヒーターは、ファンが動く音や燃焼音が無いので、非常に音が静かです。夜間に使っていても、音はまったく気になりません。
音に敏感な赤ちゃんが寝ていても起こす心配が要りませんね!

◆じんわり優しい温かさ

オイルヒーターは、他の暖房器具とは異なり、じんわりと優しく温めてくれるので、まるで陽だまりにいるようなポカポカとした温かさがあります。

特に、寒くて寝つきが悪くなる冬の時期は、あらかじめお部屋を温めておくと、非常に心地よく、すんなりと眠りにつくことが出来るんです。1度使ったら手放せない!という人も多いんですよ♡

◆お手入れも簡単

お手入れが簡単なのも魅力の1つ。エアコンなどの暖房器具の場合、フィルターの掃除をこまめに行わないと、暖房効率が下がるだけでなく、カビやハウスダストの原因になってしまいますよね。

オイルヒーターの場合は、中を掃除する必要はなく、軽く表面を拭くだけでいいので、お手入れが簡単なのです。忙しい主婦には助かりますよね!

電気代だけじゃない!他のデメリットは?

Thumb Hand Down · Free image on Pixabay (127315)

オイルヒーターは、電気代が高額であるというデメリットのほかにも以下のような点が使っていて不便と感じる人が多いようです。メリットと併せて知っておくことで、上手に使いこなすヒントが出てくるかもしれません!覚えておきましょう。

◆暖まるのに時間がかかる

オイルヒーターは、部屋が暖まるまでに時間がかかるのがデメリットの1つです。オイルヒーターの場合、暖房器具にファンが付いておらず、エアコンのように温風を送るわけではないため、時間がかかってしまうのです。そのため、部屋が暖かくなったなと感じるころには、かなりの電気代がかかってしまうことになります。

◆日本の住宅には不向き

最近に建てられた住宅やマンションの場合はあまり当てはまらないのですが、古いタイプの住宅だと、あまり気密性や断熱性に優れていないため、オイルヒーターを使用した部屋の暖まりが悪い場合があります。このため、部屋が暖まる時間も長く、その分電気代も余分にかかってしまうので、隙間風などが入りやすい住宅では使用を避けたほうが良いでしょう。

◆重い!廃棄が困難

オイルヒーターの中には、大量のオイルが入っているため、非常に重く、大型の物であれば不用品回収に高額な費用がかかってしまう恐れがあります。

ほとんどの場合、粗大ごみで出すことが可能なのですが、地域によっては、オイルを完全に抜き取って処分しなければならないこともあり、非常に手間がかかります。

やっぱりオイルヒーターを使いたい!電気代を安くするコツは?

Piggy Bank Money Savings · Free photo on Pixabay (127321)

オイルヒーターの電気代が高額であると分かっていながらも、やはり他の暖房器具と比べて性能の良さを考えると、オイルヒーターを使いたくなってしまいますよね。しかし、「電気代の請求が来るのが怖い…」。そんな方は、オイルヒーターを上手に使いこなして電気代を節約するのがおすすめです。

早速、オイルヒーターの電気代を安くするコツをご紹介しましょう♡

①窓際、壁際で使用する

デメリットの項目でもご紹介したとおり、オイルヒーターは、気密性の高い部屋で使用したほうが効率よく部屋を暖めることが出来、電気代の節約にもなります。特におすすめなのが、窓際や壁際で使用する方法。

寒い冬は、窓から冷気が入って来てしまいますが、窓際にオイルヒーターを置くことで、冷気の侵入を防ぎ、室内を均一に暖めることが出来るんです!カーテンや窓の遮熱・断熱シートなどを貼り付けることで、より冷気が入りにくくなるので、そちらも併せて使うと良いでしょう。

②ほかの暖房器具と併用する

部屋を暖めるまでに時間がかかるというデメリットのあるオイルヒーターは、その短所を補うためにほかの暖房器具と併用し、使用するようにしましょう。

なるべくスピーディーに暖めることが出来るエアコンなどを使用し、一気に部屋の温度を上昇させ、それから室温を下げないためにオイルヒーターを使用するというのが最も消費電力が少なく済む方法です。

さらに、扇風機やサーキュレーターなどを使って部屋の空気を対流させることで暖房効率もアップします。オイルヒーターは、電源を切ったあとも、ヒーター自体の余熱により、しばらくは部屋を暖かく保てますので、長時間使用する必要もありません。これで少しは使用時間を短縮し、電気代も抑えられそうですよね。

③サーモスタットの設定温度を低めにする

最近のオイルヒーターには、サーモスタット機能が搭載されています。サーモスタット機能は、一定の温度になると自動的にスイッチが切れ、温度が下がるとまた自動でスイッチが付くようになっている機能です。

これにより、部屋が十分に温まっても余分にオイルヒーターを稼働させることがなくなる訳です。つまり、サーモスタット機能の温度設定を低めにしておけば、その分早めにスイッチが切れ、電気代の節約となるのです!

おすすめのオイルヒーター5選

Radiator Heating Flat Radiators · Free photo on Pixabay (127356)

では早速、おすすめのオイルヒーターについてご紹介しましょう。いまや、オイルヒーターは、有名なデロンギに限らず、様々なメーカーから発売されています。価格や機能も機種によって異なりますので、よく比べてから購入を検討してくださいね。

おすすめ①デロンギオイルヒーター ドラゴンデジタルスマートX字型フィン9枚(10~13畳用)

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言わずと知れたデロンギのオイルヒーター。デロンギの中でも特に高い放熱効果のあるX字型のフィンを採用し、より効率的に部屋を暖めることが出来ます。ECOモードも搭載されているので、節電効果も抜群!さらに、従来の機種で苦手だったタイマー設定も、アナログダイヤルではなくデジタルで操作可能なので、操作性も抜群♡こちらは10~13畳用ですので、リビングやダイニングなど、家族が集まる広いお部屋に適していますね。

おすすめ②デロンギオイルヒーター サーマルカットフィン8枚(8~10畳用)

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スタンダードタイプのデロンギオイルヒーター。8~10畳用なら、書斎や子供部屋、寝室など幅広い部屋に使うことが出来ます。

フィンに15箇所もの穴を開けることで、フィンの外側部分への熱伝導を抑えているので、フィンの表面温度を約80度まで下げています。さらに、フィンのエッジ部分の切り口が内側に巻き込まれた「くるみ仕様」を採用しているので、誤って赤ちゃんが触れてもけがをしないという安全設計が魅力です。15分ごとに細かく設定できるタイマーも使い易く、節電にもなりますよね。

スタイリッシュ&スマートなデザインもデロンギらしいヒーターです。

おすすめ③アイリスオーヤマオイルヒーター ウェーブメカ式IWH-1210K-W

アイリスオーヤマ オイルヒーター ウェーブ メカ式 IWH-1210K-W

8,529
部屋全体をムラなく暖め、温風や炎を出さないので空気を汚さない、ウェーブ型オイルヒーターです。
見た目も美しいウェーブ状のフィンを10枚搭載したオイルヒーター。直線状のフィンに比べて表面積およそ10%拡張し、より放熱率をUPさせています。また、ヒーターの切り替えがが3段階に出来、温度調節も可能。気になる電気代も節約することが出来ますね。

6畳~8畳用なので、子供部屋や書斎、寝室にぴったり♡お値段もデロンギと比べてかなりお手頃なので、オイルヒーターを試してみたいという方に是非おすすめです!

おすすめ④アイリスオーヤマ ミニ オイルヒーター POH-505K-W

アイリスオーヤマミニオイルヒーターPOH-505K-W

3,980
部屋全体をムラなく暖め、温風や炎を出さないので空気を汚さないオイルヒーターです。
温度調節は高温から低温まで無段階に調節できます。
こちらもアイリスオーヤマのオイルヒーター。コンパクトなサイズ感で、脱衣所やトイレなど狭い空間で使うのにおすすめ♡通常の大きいタイプに比べて軽いので、持ち運びも簡単!デスク下の足元を暖める際などにも使えますよ。

価格も5.000円以下とお手頃ですが、安全性はしっかりとしており、誤って転倒した際も自動で電源が切れる仕組みになっています。小さな子供やペットのいるご家庭でも安心ですね!また、消費電力が少ない分、電気代が高額にならないというのもメリットです。

おすすめ⑤山善オイルヒーター 3段階切替式温度調節機能付きDO-TL124-W

山善(YAMAZEN) オイルヒーター(1200/700/500W 3段階切替式)(温度調節機能付)(24時間入切タイマー付) ホワイト DO-TL124(W)

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●空気を汚さず暖房できるオイルヒーター
●視認性の高いLED表示パネル
●パワー3段階切替
●5段階温度調節
●移動に便利なキャスター付
値段は安いのに、製品の使い易さに定評がある山善のオイルヒーター。産業用機器などを扱うメーカーなだけに、基本的な性能は充実しています。

パワー調節は3段階、温度調節は5段階に変えられるので、使う部屋によってこまめに調節が可能。電気代の節約にも効果がありそうですよね。また、LEDパネルを搭載しているので、操作性も抜群!チャイルドロックや転倒時自動電源オフ機能など、子供がいる家庭にも安心して使うことができます。

重たいオイルヒーターも、キャスター付きなので移動が楽々なのも嬉しいですね♡

不要になった時の廃棄方法は?

Garbage Can Bucket · Free photo on Pixabay (127371)

オイルヒーターは、内部にオイルが入っているため、重量もあり、捨てる際はその方法に困ってしまいますよね。廃棄方法は、自治体によって異なりますが、主に以下の3つの方法が考えられます。まずは出来る限り、そのまま廃棄出来る方法を考えましょう。

・自治体がOKなら、そのまま粗大ごみとして処分する
・不用品引き取り業者へ依頼する
・中古品買い取り業者へ買い取ってもらう


それでもダメならオイルを抜いて廃棄する

オイルヒーターは、構造が非常に単純なので、自分で分解し、オイルを抜き取ることも可能なのだそうです。抜き取ったオイル自体は油として処理をしましょう。オイルの入っていた容器とその他のパーツは、粗大ごみとして処分します。

ただし、やはりそのまま捨てる方が手間がかからないので、なるべくなら分解せずに廃棄出来る方法を見つけるようにしましょう。

まとめ

Valentine Valentines Day Pink · Free photo on Pixabay (127376)

いかがでしたか?オイルヒーターは、電気代や本体価格が高額な印象があり、やや敬遠されがちなのですが、1度使ってみるとあの、じんわりとポカポカ体の芯から温まる感じが病みつきになること間違いありません。

オイルヒーターを使用したことのある人は、もはや手放せない暖房器具だと口をそろえて言うほどおすすめなんですよ♡電気代を抑える機能が付いている機種を購入したり、使う時間や頻度を考えれば、驚くほど高額な電気代の請求が来ることもありません!

今回ご紹介した電気代を節約するコツを実践して、上手にオイルヒーターを活用してくださいね。今年の冬は、オイルヒーターを使って暖かい快適な暮らしを手に入れましょう。