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楽しく遊びながら子どもが伸びる!5つの力が身につくキャンプ活用法

楽しく遊びながら子どもが伸びる!5つの力が身につくキャンプ活用法

2016年9月29日 公開

夏は、海に山に花火にと、レジャーが盛りだくさん! 自然の中でお子さんと過ごすと、五感が刺激され、普段使わない感性が育ちます。 中でもおススメはキャンプ&バーベキュー。お子さんが賢くたくましくなるメリットだらけ!!! 「アウトドアは興味ないー」「やったことないー」という方も、最後まで読んだらきっと行きたくなることうけあい! 家族で半日~1日くらいゆったりと準備のための時間を割くことが、楽しくてためになるキャンプにするためのヒ・ケ・ツです♡

準備から参加させちゃう♡ テーマ&場所決めで育つ「選ぶ力」

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4歳くらいになったら、ママとパパでいくつかレジャーのテーマを決めます。
例えば、水遊びや釣り、虫取りや自然の物を使った工作、ハイキング、アスレチックなど、今の我が子が興味を持ちそう&ちょっと難しそうだけど手伝えばなんとかできそうな遊び。

その中でお子さんがいくつか選んだ遊びができそうなキャンプ場をいくつか選びます。
ネットで遊びやキャンプ場の写真を一緒に見たりしながら、まずは「選ぶ」という作業をさせます。
「選ぶ」という行為は、問題を自分ごとにし、比較検討する力、分析力が育ちます。

また、その積み重ねで人は自分の価値観を醸成していくので、その上でとても重要です。
パパとママが一緒に楽しく遊べるイメージができるものから選ばせるので、この時点でお子さんがあまりイメージできてなくてもOK。
もう少し大きくなったら、地図で場所を一緒に確認するのもいいですね。

何食べる?これいくら?メニュー&買出しで育つ「会話力」

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場所が決まったら、滞在時の食事のメニューを考えます。
これも家族みんなで決めれれば最高!ネットにもたくさんありますね。
メニューを決めたら、買う物をメモして、家族みんなで、いざ買出しへ!! 
新鮮な野菜の見極め方や産地を教えたり、肉の部位を教えたり。
「合わせて何個?」と簡単な足し算や、グラムの見方や値引き額など、生きた算数に触れる場面がいっぱい!!

火起こしに必要な道具や、自然の中で居心地良くするための道具も、なぜ買うのか、どう使うのかをお子さんに話したり。
わからないときは店員さんに聞くなどして、ここでは「会話」を意識します。お子さんがすぐに理解せずとも、お子さんとお店でやり取りをする、大人のやり取りを見せる(興味なさげな時もありますが)、のが目的です。

必要なものは何?雨が降ったら?下準備&積み荷で育つ「想像力」

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お子さんの前で声に出しながら、必要な道具をメモします。大人は忘れ物防止の確認にもなりますし、お子さんも道具の名前を覚えます。荷物を積む時のポイントを教えつつ、大きな物は大人が積みますが、お子さんが運べるものは頼みます。

このとき、壊れにくいもの、柔らかいもの、軽いものなど、ケガのリスクが少ないものを頼みます。せっかくみんなが楽しみにしているのに、出発前に不用意に怒る事を防ぐためです。また、持っていく服や雨天時に必要なもの(雨具、トランプなど)をお子さんに考えさせ、なるべく自分の物は自分で準備♪ 置き場所を知っているものは持ってこさせます。

一方、食材の下味付けが必要な場合、お子さんと一緒にしながら、その理由をクイズにしたりして楽しみます。ここでは大人も子供も、積み方や運び方、必要なものを考える「想像力」が求められますね。

新しい経験の連続!!!あがる経験値と「考える力」

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キャンプ場についたら荷物運びに始まり、テント張り、火起こし。食材を洗い、包丁で切ります。火にしても、包丁にしても、使い方を誤れば危険なもの。でも、人間の生活にはなくてはならない「道具」でもあります。

道具は正しい使い方を知ることが大切。どんな危険があるのか、お子さんに想像させつつ、使い方を教えるときに「怖さ」と一緒に教えます。このとき大切なのは、「考えさせる」こと。

どうすると火が起きやすい?火事やケガなどの危険を防ぐにはどうしたらいい?周りを見ないとどうなる?忘れ物などで物がない時にはどうしたらいい?など、単に教えられるのではなく、自分で考えるからこそ、できる確率があがり、「工夫する力」も身につきます。

最初から完ぺきを求めず、失敗は怒らず、できないことは教えるだけ。できるようになったら、リアクション芸人のようにオーバーに喜んであげましょう♡

家に着くまでが遠足。片づけ協力で育つ「チーム力」

テント片付け : 旧キャンプなう! (608)

キャンプ場での不便を知ることで、便利な生活への感謝が生まれます。近くの人との挨拶からのやり取りで会話力も磨かれます。ルールを守る大切さ、マナーもなぜ必要かを考えさせたうえで教えます。

片づけを手伝わせることで、片づけ方や最後まで手を抜かないこと、を伝えます。そして終わったら、「あなたが手伝ってくれたから、早く終わったよ、ありがとう♡」ときちんと感謝を伝えることで、協力することの大切さを知ります。

また、自分にできることは何か、を考え、人の役に立つ喜びを知ります。それが「チーム力」の始まりです。

まとめ

お子さんが小さい時から、最初から一緒に参加させることで、必要なものを覚えたり、準備の流れがわかったり。買出しでは算数に社会、キャンプ場では理科に家庭科と、自然の中でこそ生きた学びにできます。

危険に目配りしつつ、お子さんにきちんと教えて、やりたいと言ったことは任せてみる。自然の中で人はちっぽけで、虫や鳥などと同じく、生かされていることを知る。近場でBBQから始めたり、アウトドア好きな人に連れて行ってもらったり。大人も子どもも無理ない範囲でできることから始めるのが、楽しむコツ♡

そうして楽しく回数を重ねていくうちに、知力・生活力・人間力が身につき、家族の思い出も絆も増すキャンプ、おススメです♡

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