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ワンオペ育児を乗り切るコツ5つ!働くママ&専業主婦ママどっちもツライ!知ってた?パパの本音

ワンオペ育児を乗り切るコツ5つ!働くママ&専業主婦ママどっちもツライ!知ってた?パパの本音

2018年6月24日 公開

昨今、ワンオペ育児という言葉がよく聞かれるようになりました。働くママや専業主婦ママのツライ状況を表しています。そんなワンオペ育児を乗り切るコツと、ワンオペ育児ママのパートナーであり、こどものパパである男性の本音をあわせてご紹介します。

ワンオペ育児ってどんなもの?

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ワンオペという言葉は【ワンオペレーション】の略です。飲食店などで、ひとりで店を回す状態の言葉として広がった言葉です。
その言葉は、育児にも派生し【なんらかの事情によって、ひとりで育児を担うこと】を【ワンオペ育児】といわれるようになりました。

ワンオペ育児は、働いているママがなんらかの事情で、育児をひとりでになっている状態を指していたようですが、専業主婦のママもワンオペ育児のツラさを抱えていることが指摘され始めています。

働くママのワンオペ育児がツライ理由

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ワンオペ育児を担っている多くのママが、働くママたちです。例えばフルタイムで働くママだったとします。

起床から家事と育児に追われ、自分の身支度になどをし、保育園に送って行ってから仕事をして、退勤後にはお迎えに行き、帰宅してからは怒涛の時間です。食事やお風呂、寝かしつけなど家事と並行でこどもの世話をする時間となります。自分の時間など取れる間もないかもしれません。


毎日、戦いをしているがごとくに動かなければなりません。その上時間にも追われることになります。
肉体的にも精神的にもきつい状態となってもおかしくないですよね。

そして、パパとの差もママをツラくさせる理由となるようです。
こどもは夫婦のこどもというのは、変えようのない事実です。しかし、パパの育児や家事への関わりが極端に少なく、不公平感が出てしまい「わたしばかりががんばっている」という不満が、働くママを追い詰めてしまうことにつながるようです。

不公平感や不満が積もって、夫婦間に亀裂が生じてしまい、離婚・・なんていうケースもあるようです。

専業主婦ママのワンオペ育児がツライ理由

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専業主婦ママがワンオペって当たり前じゃない?と感じる方もいるかもしれません。確かに、外で働くパパと、家事や育児を担うママという分業制といえます。

一日中ずっとこどもと向き合い、家事をしているママは世間とのつながりが希薄になりやすく、孤立しやすいというのがツライところではないでしょうか。
こどもと24時間向き合っていなくてはならないので、かわいいわが子であったとしてもストレスは溜まってきます。

自分の仕事だからと、誰かに頼りずらくなってしまう部分もあり、ひとりで抱え込んでしまいやすいという一面があります。

専業主婦で、家事と育児が自分の仕事とがんばっているけれど、すべてをひとりで請け負って、頼る場所も環境もないというわたしのような場合も、ワンオペはやっぱりつらいです。

実家も遠い場所に嫁いだため、頼る場所はありません。
ひとりで男の子2人と向き合い、お世話する日々は疲弊することもあります。

きっと働くママとは違うツラさがあるんだと思います。

ワンオペ育児を乗り切るコツ①完璧にしようとしない

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家事も育児も、仕事も完璧にこなそうと思うと、本当にツライです。ワンオペ育児では無理といっても過言ではないと思います。

優先順位を考えて、どこか割り切ってサボることが重要ではないでしょうか。

アレルギーがあるこどもの場合は、気を使わなければならないかもしれませんが、掃除が1日2日できていなくたって死にはしません。
料理もレトルトや冷凍食品、お惣菜に頼る日があって、罰はあたらないです。
洗濯物は畳めていなくても、洗ってあれば着られますから、時間があるときに畳んで片づけたらいいと思います。

あれもこれもとがんばると、できないことにストレスが溜まってしまい、追い詰められてしまいがちです。

割り切って、できることをできる分だけと思っていたら、気持ちが楽になるのではないでしょうか。

ワンオペ育児を乗り切るコツ②隙間時間を活用

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隙間時間を活用するのはワンオペ育児の重要なところです。
なにをするにも時間に追われがちですが、ママとこどもの行動時間の中でも合間の時間はきっとあります。
この時間を活用して、家事やその他の用事を済ませるようにするといいでしょう。

こどもが寝ている時間も家事や用事に充てられる時間になります。

わが家でも、こどもたちの寝かしつけが終わってからの数時間が家事や用事、お仕事(在宅ワーク)の時間となっています。

ワンオペ育児を乗り切るコツ③ひとりの時間はなんとか捻出

Coffee Bean Seed · Free photo on Pixabay (120846)

ワンオペ育児でつらくなったとき、ママのカラダと心を守るために必要なのが【ひとりの時間】ではないでしょうか。

働くママなら、平日に一日でも半日でも、こどもを預けてからひとりで過ごす時間を捻出してみましょう。専業主婦ママなら、預かり保育やパパや祖父母などの力を借りてひとりの時間を作ってみましょう。

映画をみたり、静かなカフェでお茶したり、1時間でも2時間でもいいのです。こどものことを気にせずに、ママがリフレッシュできる時間を持つことがママの心とカラダのためになるでしょう。
リフレッシュした後、こどもに対しての気持ちも新たにできるのではないでしょうか。

ワンオペ育児を乗り切るコツ④HELPの心の声は口に出すこと

Hand Help Leave · Free image on Pixabay (120847)

ワンオペ育児をがんばっているママは「自分でやってしまう方が早いし、これはわたしがやること」知らず知らずのうちにため込んでしまいがちです。

それは、働くママも専業主婦ママにもいえることではないでしょうか。

「どうしてわたしばっかりつらい思いをしなければならないの?」とか「誰でもいいから助けて!」と心の中で叫んでいても誰にも気づいてはもらえないんです。

特にパパの存在です。「こどもの父親なんだし、わたしの夫なんだから気づいてよ」と思うかもしれませんが、往々にして気づきません。
「察しろよ、気づけよ」は男性には通用しないと割り切って、助けてほしいことや頼りたいことは口に出して伝えましょう。

気がついていたとしても、なにをどう助けたらいいのか、どんな声掛けをしたらいいのかわからずに戸惑っていることも多いようです。

怒りやイライラを爆発させてしまう前に、こまめに「HELP」を出しましょう。

ワンオペ育児を乗り切るコツ⑤こどもの成長で楽になる

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ワンオペ育児は永遠に続くわけではありません。こどもは成長します。100%の手助けが必要な時期から、自分のことは自分でできるような時期へと成長していきますよね。

こどもの成長でワンオペ育児もどんどん楽になっていきます。こどもが成長すれば、その段階ごとに悩みは出てくるでしょうし、大変なことも変わってくるでしょう。
しかし、物理的にママの手助けの率が少しづつ減っていきますので、数年の辛抱と考えれば乗り切れそうな気がします。

ワンオペ育児を乗り切るコツ⑥使えるものはなんでも使う!

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ワンオペ育児を乗り越えるために使えるものは、利用しましょう。

・こどもと離れた時間が必要なら一時預かりやファミリーサポートを利用する
・家事が大変なら家事代行サービスを利用する
・子連れの買い物が大変ならネットスーパーを利用する

家族以外にも助けてくれる存在は、けっこうあるものです。それぞれが自分にあったサービスを利用することで負担を軽減することができるでしょう。

わたしは2人の男の子を家庭保育しながら、在宅ワークをしています。上記にあげた中でネットスーパーはよく利用しています。
4歳と2歳の男の子、ワンオペ外出は本当にストレスなのでネットスーパーはありがたいです。

よく利用するのは、イトーヨーカドーです。子育て支援サービスで配送料が100円になるサービスを利用しています。
母子手帳を提示して、申し込みをすることになりますが、店舗に行かなくても配送員さんが手続きしてくれて助かりましたよ。

他にも、お住いの地域で利用できるスーパーを検索してみると意外とたくさんあったりしますよ!

ワンオペ育児といわれるパパの本音

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ワンオペ育児をしているママのツラさがパパに伝わっているのか・・というのは疑問に思ってしまう部分は多いですよね。

パパがどんな風に思っているんだろうと調べてみると、さまざまなパパの本音が見えてきました。

面倒なことは避けたい・・・

・男は外で働いて、女は家事育児が当たり前だと思っている
・共働きは歓迎だけど、家事育児、その他面倒なこと、やらないで済むならやりたくない
・文句があるなら、男より稼いでからにしてくれ

こんな本音が見えてきました。やはり、日本における家庭のあり方はまだまだこんな状況のようです。
「面倒なことは誰かにやってもらった方がいい」が根本にあるようですね。
専業主婦で、家庭やこどものことに心血を注ぎ、夫に尽くしという母親像がまだまだ男性の中に息づいているようです。

しかし、時代は変わっています。女性も男性と同じく働いていたり、昔のように地域に助けがいっぱいあった時代とは違う孤独な子育てをする時代となった昨今は、パパの助けは必要不可欠です。

少しずつ話し合いを重ね、パパの意識を変えていくことをしなければならないかもしれませんね。

どうしたらいいかわからない

救いだったパパの本音もあげてみます。

・こどもことも、家事のこともやりたいが、手を出すと叱られるから手を出せない
・情けないがなにをどうしたら助けになるのかわからないから黙っている

というように意欲のあるパパもチラホラ見受けました。
ママの側からアクションを起こせば、ワンオペ育児が解消できるかもしれませんね。

まとめ

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ワンオペ育児について書かせていただきましたが、いかがでしたか?

もしかしたら「そんなことわかってるよ!」というようなコツばかりだったかもしれません。でも、この記事でご紹介したコツを実践するのって結構難しかったりするんですよね。
わかっていながらワンオペの状況をなんとかやり過ごすことで精一杯になってしまうことも少なくないと思います。

「そっか、そうだよね」と頭の片隅にでもコツを覚えておけば、きっと救いになることもあると思います。

ワンオペ育児でがんばっているママがひとり抱え込んで、ツライ思いをすることが少しでも減ってくれたらと願っています。