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生命保険を見直そう!予期せぬリスクに備える保険の基礎知識

生命保険を見直そう!予期せぬリスクに備える保険の基礎知識

2016年11月28日 公開

皆さんは保険に入っていますか?それはいつ加入した保険ですか??多くの方が結婚や出産を機に見直しを考える保険。なんとなく考えてはいるものの、商品が多すぎて悩む人も多いはず。今回はこれから初めて保険に入る方も、見直しを考えている方も、知っておくべき保険の基礎知識についてまとめました。相談窓口に行く前に基本的なことを知っていれば、こちらの意図も上手に伝えられて、保険を選び易くなりますよ!

生命保険の検討・見直しをしていますか??

みんないつ頃から考え始めるの??

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みんなのウエディング×アクサダイレクト生命による「結婚と保険」に関するアンケートによると、結婚をきっかけに保険の見直しを実施した方が半数近く(45.6%)、また見直しをした方の9割は見直しにより商品・内容の変更をしていることがわかりました。 結婚をきっかけとしたパートナーの生命保険への理想加入時期については、「入籍後、かつ結婚式が終わってから(41.3%)」がトップ。次ぐ「入籍後、かつ結婚式の前(15.5%)」と合わせ、半数を超える方(56.8%)が入籍後を1つの理想のタイミングとして捉えており、自身とパートナーの保険検討時期は入籍後が一つのターニングポイントであることが分かりました。これは結婚した方が出産、子育て、住宅購入など、独身の頃とは生活スタイルやお金の使い方が変化していく事に起因していると言えるでしょう。

見直しのベストなタイミングを知りたい方は、こちらの記事も参考になりますよ。具体的な見直しの方法もご紹介していますので、参考になさってくださいね。

種類が多くて難しい!悩む人は非常に多い!!

みんなはどうやって選んでいるのか聞いてみよう!

みんなはどうやって選んでいるのか聞いてみよう!

いざ保険を選んだり見直しをしようと思っても、保険を取り扱う会社や商品の数の多さを見て頭を抱える方も多いでしょう。ネットでも多くの方から「どんな状況で、どんな商品を選ぶのが最適か」という質問が上がっています。保険というものは各家庭の経済状況や家族構成によっても良し悪しが異なる為、1つの商品を取り上げてこれが良いものだとは言えません。沢山の情報に翻弄されて困ってしまった場合は、こういった質問から「保険の選び方のヒント」を探してみるのも良いかもしれません。
子育てママに保険は必要なのか、また、加入するならどんなところに注目すればいいのかなど、ママだからこそのポイントを知りたい方は、こちらの記事もおすすめですよ。

生命保険・医療保険の基礎知識

そもそも保険ってどんなもの??

保険とは、そもそもどういうもの?|アフラック(アメリカンファミリー生命保険会社)のご相談窓口 (6429)

保険というのは、予期せず病気になったり死亡した際、入院費に補填されたり残された家族にお金が支払われる制度の事を言います。一家の収入を担う夫・妻が死亡し、家族の生活費や子供の教育費が足りなくなってしまったというケースを回避する時など、将来起こりうるリスクにお金で備える仕組みです。生命保険(死亡保障)と医療保険(入院・手術)は別のものですが、最近大手保険会社ではこの2つをセットにして、1つの保険として売り出しているため、「生命保険で死亡も入院・手術も保障できる」というイメージがついてしまっているというのが現状です。

例)入院して医療費が100万円掛かってしまった場合…

生命保険ってなに?|アクサ生命保険株式会社 (6430)

日本は公的医療保険制度があり、原則医療費の自己負担が「30%」となっています。年齢や所得によって負担率が変わります。 また高額療養費制度があるため、例えば治療費に100万円かかっても、実際の負担額は87,403円となります。

この他、公的な保険でまかなえない部分の費用としては差額ベッド代や病院までの交通費、治療中の生活費や日用品の雑費などがあります。 また治療によっては先進医療など公的な保険でカバーできない高額な治療費がかかる場合もあります。

そのような費用を保険で補う事が出来るんです。

生命保険の種類は3種類!

万が一のために知っておきたい、死亡保険のいろいろ | 保険相談/見直しの情報サイト (6419)

取り扱う保険会社や商品の数が多く、難しく感じる生命保険ですが、実は死亡保障が付く保険は、大きく分けるとたった3種類に分類されているんです!

【定期保険】
定期保険とは、一定期間のみ保障がつくタイプです。支払った保険料が戻ってこない、いわゆるかけ捨てタイプですが、安い保険料で大きな保障が得られやすい点がメリットとなっています。

【終身保険】
終身保険とは、契約期間の終了がない生命保険のことで、一生涯にわたって保障されるタイプです。ただし、定期保険と比較すると、保険料は割高です。なお、定期保険と終身保険をかけ合わせ、両方のメリットを受けられる保険は「定期保険特約付終身保険」と呼ばれています。事故や病気にあった場合には高額な保障が受けられるほか、終身保険の死亡保障を同時に確保できる点がメリットで、国内大手の生命保険会社の主力商品となっています。

【養老保険】
養老保険とは、死亡保障が受けられるほか、保険が満期となった場合には満期の保険金を受け取ることができます。貯蓄性の高い保険であることから、保険料は定期保険や医療保険よりも高くなります。


どのタイミングでどの商品を選ぶか考えるときには、将来の保障内容だけでなく、月々の保険料の支払いについても重要な項目ですね!

さらに生命保険の基本について知りたい方は、こちらの記事もおすすめですよ。この機会に確認してみては?

共済という制度も忘れずにチェック!

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保険と同じ様な制度として「共済」という選択肢もあります。
共済は、組合員の協同救済=相互扶助を制度化したものです。さまざまな災難に対する経済的損失の補填と生活の安定を目的としたものであり、一定の地域や職域などで構成される団体によって行われ、そこには「相互に助け合う」という精神が宿っています。将来発生するかもしれない事故に備え、組合員があらかじめ一定の金額を拠出して協同の財産を準備し、万一共済事故が発生したときにはそこから共済金を支払います。つまり、組合員の誰かが困ったときに、他の組合員が全体で助けるという仕組みです。保険と比べると掛金が1000円プラン、3000円プラン、5000円プランと安く、シンプルで分りやすいラインナップになっているので、掛金と保障の中身だけチェックすれば良いのが魅力です。県民共済などが代表例ですが、都道府県によって実施の有無や内容が違う為、お住いの地域がどの様な制度かチェックしておくと良いでしょう。
色んな条件からぴったりの商品を見つけるのは難しいもの。決めるまでに悩んでしまって時間がかかるので、早めに動き始めると良いでしょう!

女性は妊娠する前に入るのがオススメ!

帝王切開は保険適用外!?

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一般的に、母子手帳に初回診察記録をされた日から妊娠27週目までであれば、妊婦でもほとんどの医療保険に加入することが可能です。ただし、残念ながら妊娠中に保険に加入すると、ほとんどの医療保険で「特定部位の不担保」という条件が付きます。この「特定部位の不担保」に含まれるのは以下のようなパターンです。

・帝王切開
・切迫早産
・切迫流産
・子宮頸管無力症
・吸引分娩
・早期破水
・子宮外妊娠
・前置胎盤
・妊娠中毒症など

つまり、「特定部位の不担保」とは「子宮を原因とする疾病には給付金が出ません」というものです。妊娠後に慌てて加入しようと思っても保障を受けるのは難しくなります。前に保険に加入すると、この条件から除外される為、出産に備えて保険に加入する際は、妊娠前の加入がおすすめです。

困ったら相談!!ベストな保険に入ろう!

通常の保険会社はもちろんの事、最近では商品の数や外資系の会社も増えてきた関係で相談窓口は多種多様です。銀行、保険の専門店、ネット相談など、いくつか回って内容や相性なども確認してみると良いでしょう。人生の節目で行う大事な保険選びです。あなたにあったパートナーを見つけましょう。
マンガでわかる[無料]保険相談 | 生命保険の[無料]相談、見直しは専門家(FP)に | 保険のビュッフェ (6421)

まとめ

人生の節目節目で訪れる、生活の見直し。保険もその1つです。予期せぬ病気や怪我のリスクはいつ自分に降りかかってもおかしくありません。いざという時に困らない様に、家族を守る保険という制度を正しく理解し、早めに考えておく事が大切ですね。

どれくらいの保障が必要なのか、どのようなタイプの保険に加入すればいいのか、具体的な金額や自分に合った保険について知りたい方は、こちらの記事も併せてご覧ください。さらに理解が深まりますよ!