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カシミアストールはオトナ女子の必須アイテム!正しいお手入れ方法とおしゃれな巻き方10選♡

カシミアストールはオトナ女子の必須アイテム!正しいお手入れ方法とおしゃれな巻き方10選♡

2018年7月30日 公開

肌寒くなってくる季節は、ストールなどのファッション小物が活躍しますよね。なかでも肌触りがよく、温かいカシミアストールは、大変人気のアイテムです。オトナ女子だからこそ、上質なカシミアストールでおしゃれをしたい♡そこで今回は、カシミアストールの正しいお手入れ法と巻き方についてご紹介します。

そもそも「カシミアストール」とは?

Goat Cashmere Himalayas Fine · Free photo on Pixabay (123383)

ニットやストールなど秋冬のファッションには欠かせない「カシミア」。そもそも、このカシミアとは一体何のことなのでしょうか。

カシミアとは、カシミアヤギから採れる毛のことを言います。もともとは、インドのカシミール地方「カシミヤ」が語源ですが、現在ではインドだけでなく、中国産やネパール産、モンゴル産なども存在します。

実は同じカシミアでも、カシミアヤギの生息している地域によって毛質が若干変わっており、標高の高い地域で育ったカシミアヤギの方が、より優れた毛質を持っていると言われています。そして、このカシミアヤギの毛は、繊維があまりにも細いため機械織に不向きなので、本場のインドでは、手織りが主流なのだそうです。

その手織りの技術は、なんと500年以上も続く歴史があるそうで、この伝統技術で織られたカシミアストールは、非常に高価な値がつけられているのです。

このように「カシミアストール」と言っても、製法や原産国によってストールそのものの質や価格が大きく変わってくるのです。カシミアストールは、高価で上質なイメージが強いのですが、何故高価なのかが、これでお分かりいただけたかと思います。

カシミアストールのメリットは?

Weaving Loom Traditional · Free photo on Pixabay (123536)

上質なイメージのあるカシミアストール。以下にそのメリットをご紹介します。お値段はそれなりにしますが、やはり品質にこだわりたいオトナ女子には、カシミアストールは欠かせないですね。

◆肌触りが良い!

ご存知の通り、カシミアストールは肌触りがとてもいいですよね!カシミアの繊維は、非常に細くしなやかなので、皮膚刺激が最も少ないとされています。一般的なウール100%のストールと比べると、その差は歴然ですね。

肌につけるとフワフワと柔らかい風合いを楽しめます。さらに、カシミアに含まれた油脂が、繊維の表面をコーティングしてくれるので、滑らかな肌触りとなるのです。毛糸のチクチクとした感じが苦手な方こそカシミアストールを使用しましょう。

◆とにかく暖かい!

カシミアは、保湿性に優れた素材なので、ストールを巻いているだけでポカポカと暖かくなるのが特徴です。さらに保湿性だけでなく、吸湿性にも優れていますので、気体となっている水分がカシミアによって吸収され、たくさんの熱を発し、その熱を逃がさないような構造となっているので、秋冬の防寒アイテムとしておすすめなんです。

◆高級感がある!

オトナ女子が選ぶファッションとして重要なのが「高品質なもの」ですよね。値段はどうであれ、見た目が高見えするものを選びたいものです。
そこでやはりおすすめなのが「カシミアストール」。

カシミアは保温性に優れており、手触りが良いだけでなく、見た目もとても高級感がある素材です。これはカシミア特有の繊維の性質によるもので、カシミアの繊維の表面を見ると、凹凸の少ないフラットな状態であることがわかります。

これにより、光をまっすぐに反射させてくれるので、見た目も美しい光沢感が生まれるのです。この光沢感が、高級感を醸し出していると言えるでしょう。

カシミアストールのデメリットは?

Hat Shop Mannequin · Free photo on Pixabay (123537)

優れた特徴のあるカシミアストールにも、当然デメリットが存在します。カシミア100%のストールですと、値段も高価になりますので、買ってから後悔しないよう、デメリットもしっかりと把握したうえで選ぶようにしてくださいね。

◆水に弱い

カシミアの素材は、水に弱いというデメリットがありますのでお手入れには十分注意しなければなりません。汚れてしまったからと言って、安易に自宅の洗濯機で洗ってしまうと、縮んでしまったり、水ジミが出来てしまう恐れがあります。

洗濯機で洗えないからと手洗いしても、ゴシゴシと揉み洗いしたり、強い摩擦を加えてしまうのは素材の風合いを台無しにしてしまうことになりかねません。

可能であればクリーニングに出すなど、適切なお手入れ方法でお洗濯しましょう。ちなみに、水に弱い性質がありますので、雨の日の着用も避けたいところですね。

◆毛玉ができやすい

カシミアニットを着られている方ならご存知ですが、カシミアは毛玉ができやすい素材です。ストールも同様で、繊維同士が摩擦することで、毛玉が出来てしまいます。

毛玉が出来てしまうと、せっかくのなめらかな手触りが半減してしまいますよね。そのため、日ごろのお手入れが重要となってくるのです。こまめにブラッシングをするだけでなく、毎日の着用を避け、適度に休ませながら着用することが長持ちの秘訣ですよ!

◆長期間の保管が難しい

どの繊維も同様ですが、紫外線に当たると、色焼け・黄ばみなど変色する可能性があります。そのため、長期間保管する際は、保管場所に日光や蛍光灯の光が当たり続けることのないように注意しましょう。

また、長期間保管する際は、虫食いにも注意が必要です!カシミアは、ケラチンというたんぱく質から出来ていますので、虫に食われてしまう恐れがあるのです。保管の際は、あらかじめ掃除をして食べかすやホコリなどがないようにキレイにしておきましょう。

さらに防虫剤などを置いて、虫食い対策をすることも有効です。

カシミアストールの正しいお手入れ方法とは?

Laundry Washing Machines Housewife · Free photo on Pixabay (123538)

お気に入りのカシミアストールを大切に使うためには、正しいお手入れ方法を知っておくことが大切です。お洗濯や長期保管などの詳しいお手入れ方法についてご紹介します。

◆洗濯する際の注意点

基本的には、カシミア100%のストールの場合、自宅洗濯よりもクリーニングに出す方が品質を損なわずに済むのですが、時間の都合上、ホームクリーニングで済ませたいという方は、以下の点に注意してお洗濯してください。

①あらかじめ洗濯表示を確認する
②ホームクリーニング用の洗剤を用意する
③手洗いの場合は30℃以下の水で優しく押し洗いする
④干す際は室内で陰干しする
⑤洗濯機で洗う際は必ずネットに入れて色落ちに注意する

◆日々のお手入れ方法

先にも述べたように、毛玉ができやすいのがカシミアストールのデメリットです。普段からお手入れをこまめにし、可能な限り長く愛用できるようにしましょう。日々のお手入れ方法は以下のとおりです。

①毎日着用せず、時には休ませる
②着用後はブラッシングをして毛並みを整えておく
③水に濡れたらすぐにふき取り、完全に乾かす
④毛玉はハサミでカットする

◆長期保管の注意点

季節の変わり目など、長期間使用しないときは、以下の保管方法に注意しましょう。正しい保管方法を怠っていると、虫食いやカビ、日焼けなどの原因となりますよ!

①保管前にはストールをきれいにブラッシングし、ホコリやゴミは取り除く
②日陰干しをしてしっかり乾燥させる
③虫食い対策に防虫剤を使う

【オトナ女子必見】カシミアストールの選び方

Scarf Color Textile · Free photo on Pixabay (123540)

一口で「カシミアストール」と言っても、値段やデザインなど様々です。時にはカシミア100%ではない混合素材のストールもあります。どれが良い・悪いというわけではありませんので、自分の好みで選んでくださいね。以下に、選ぶ際のポイントをご紹介します。

①カシミア100%でなくてもOK

カシミアストールを選ぶ際は、カシミアの混用率をチェックしてみましょう。なにもカシミア100%でなくても構いませんが、ウール混だと少しチクチクした肌触りになったり、重みが出てしまうことがあります。

カシミア100%だとお値段も高くなってしまうので、アンゴラやアルパカなどの毛と混ぜたものを選ぶと、肌触りや光沢感はカシミア100%に近くなりますのでおすすめです!実際に手に取り、自分が心地いいと思える触り心地の素材を選びましょう。

②光沢の良いものを選ぶ

カシミア特有の光沢は、やはり高級感を出す為欠かせませんよね。大人の女性であれば、プチプラでも高品質なものを選びたいものです。

そんな時は光沢の良さを基準に選ぶと良いと思います!カシミアの光沢感は、それだけで高見えしますよ♡

③使いやすいサイズ感を!

最近はストールと言っても長さや大きさも様々です。せっかく購入するなら、自分にとって使いやすいサイズを選びましょう。

一般的なストールのサイズは45cm×185cm程度で、持ち運びにも便利で、肩からサッと羽織りやすいサイズです。

最近は「大判ストール」と言って、約70cm×200cm程の大きめのサイズも増えています。首に巻くとボリュームも出て、小顔効果が出ますし、膝掛けなどにも便利です。

覚えておきたい♡おしゃれな巻き方10選!

Twilight Sepia Nature · Free photo on Pixabay (123611)

同じストールでも巻き方を変えるとガラリと雰囲気も変わります。マンネリしないよう、色々な巻き方をマスターしましょう!早速、動画でご紹介します。

①巻くだけでこなれ感が出る♡「ミラノ巻き」

ストールの巻き方・ミラノ巻き・カシミヤストール【macocca】

ミラノ巻きとは、別名「ピッティ巻き」とも呼ばれており、元々はイタリア・フィレンツェで年2回行われている世界最大のファッション展示会「ピッティ・ウォモ」に参加する男性たちが、マフラーをこのように巻いていたのがきっかけでこの名前がつきました。

男性だけでなく、おしゃれな女性にも流行り、今では定番の巻き方となっています。巻くだけでこなれ感が出るのでおススメです♡

②簡単!誰でもできる「ワンループ巻き」

ストールの巻き方・ワンループ・カシミヤストール【macocca】

ワンループは誰でも簡単に出来るストールの巻き方です。超・基本なので覚えておきましょう。

折りたたんで輪っかにした部分に、もう一方のストールを通すだけなので、忙しい朝にもおすすめですね。

③カジュアル派にぴったり!「アフガン巻き」

簡単30秒 ストール巻き方 「アフガン巻きコンパクト」(ウーマンオンライン)

ライダースジャケットなどカジュアルな服装におすすめなのがこちらの「アフガン巻き」。首元にボリュームも出て、華やかな印象になります。

薄手のストールであればシンプルなTシャツとも相性抜群ですよ!

④簡単♡崩れにくい「フロントノット」

★ストールの巻き方 -フロントノット巻き- 【ストール・マフラー専門店fafa】

ぐるっと巻いて首元にしっかり巻き付くので、崩れにくく首元も温かい!防寒にもなります♡

定番の巻き方なので覚えておくと良いでしょう。結び目を横にズラすと「サイドノット」と言います。

⑤ボリュームたっぷり♡「2重サイドノット」

【簡単】マフラーの巻き方・2重巻きサイドノット

前述のフロントノット巻きを応用した2重サイドノット巻き。より首元にボリュームが出て、小顔効果も期待出来ます。

大判のストールを使って試してみてくださいね!

⑥複雑そうに見えて簡単♡「ダブルクロス巻き」

【簡単】マフラーの巻き方・ダブルクロス

複雑そうに見えますが、実はとても簡単な「ダブルクロス巻き」。少し長めのストールを使うとやり易いと思いますよ!

シンプルになりがちな秋冬のコーデに華やかさをプラスしてくれます。

⑦ピンを使って「ケープ風巻き」

ストールの巻き方・ストールピン使用・ケープ風【macocca】

ストールピンを使ってケープのように仕上げるやり方です。大判ストールならではの良さが出ますよね。

女性らしい巻き方でもありますので、ワンピースやきれいめファッションの時におすすめです♡

⑧上品なオトナ女子にぴったり♡「シェル巻き」

ストール巻き方アレンジLesson~シェル巻き編

まるで巻貝のような形の「シェル巻き」。立体感のある首元で上品な雰囲気のオトナ女子にぴったりですね。

難しそうに思えますが、巻き付けるだけめ完成するので意外と簡単!長めのストールならではの巻き方だと思います。

⑨こなれ感抜群!「エディター巻きプラスひと結び」

ストールの巻き方・エディター+一結び・生カシミヤストール【macocca】

エディター巻きというのは、単に首にくるっとひと巻きするだけの巻き方です。通常、エディター巻きをすると、両サイドにストールの端が垂れ下がっているのですが、これを1回結んでしまうというやり方です。

いつもとはちょっと違う雰囲気になり、首元がボリューミーになりますよね。柔らかいカシミアストールならではの巻き方です♡

⑩ストールで作る「スヌード巻き」

「スヌード巻き」をマスター!! by 「with12月号『冬の巻き物レッスン帳』」

スヌードとは、1つの輪っか状のマフラーのこと。輪っかに首を通すだけなので、簡単におしゃれを楽しめるというアイテムです。

ストールを使っても、スヌードのような雰囲気を出せるので是非試してくださいね。ジャケットやショートコートなどと相性抜群ですよ!

まとめ

Wooden Wall People · Free photo on Pixabay (123610)

いかがでしたか?カシミアストールは、お手入れや取り扱いがやや難しそうにも思えますが、カシミア独特の良さがありますので、是非秋冬のコーデに取り入れてみて下さいね♡

脱マンネリで、巻き方も服装によって変えれば、秋冬のおしゃれをより一層楽しむことが出来ますよ!