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ひきはじめが肝心!風邪に効く食べ物10個とおすすめレシピ♡長引かせないための対処法も

ひきはじめが肝心!風邪に効く食べ物10個とおすすめレシピ♡長引かせないための対処法も

2018年11月12日 公開

季節の変わり目は大人も子供も風邪をひきやすい時期ですよね。特に免疫力のない子供は、他から菌をもらってきやすく、寒暖差にも弱いのですぐに風邪をひいてしまいます。咳や鼻水、発熱など小さな体で懸命にウイルスと闘っている姿を見るのは辛いもの。1日も早く良くなって欲しいですよね。そこで今回は、弱った子供の体に効果のある食べ物とそれらを活用したレシピをご紹介。冬が旬の食べ物の多くは風邪に効果的なものが多いので、積極的に摂取しましょう。 薬を飲むだけでなく、風邪に効果的な食べ物を摂ることで、回復が早くなるかもしれませんよ!風邪を長引かせないための対処法も参考にしながら、風邪の流行時期を乗り越えましょう。

風邪に効果的な10個の食べ物とは?

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風邪の時は、喉の痛みや発熱、だるさなどで食欲がなかったりしますよね。そんな時に少量でも効率よく栄養を摂ることが出来れば、体力回復に役立ちますよね。では、一体どんなものを食べさせてあげれば良いのでしょうか。調べてみると、冬に美味しい食べ物の多くが風邪に効果的な栄養素を豊富に含んでいることが分かりました。風邪が流行りやすい時期だからこそ、たくさん食べて風邪菌を撃退しましょう。

①風邪のひきはじめにおすすめ「大根」

大根には、咳止めや痰を排出しやすくしてくれる作用があると言われており、喉の痛みも和らげてくれますので、風邪のひきはじめには最適な食材です。
大根ならおでんやお鍋、スープやお粥などに入れやすく、固形物が食べられないお子さんでも、すりおろした汁をスープに混ぜるだけでもOKなので、比較的食べさせやすいと思います。

②喉の痛みに効果的な「ネギ」

ネギに含まれるアリシンという物質は、殺菌作用があるため、喉の痛みなどに効果的です。生で食べると、より効果が高いと言われています。また、代謝を高める効果や、体力回復、体温上昇効果もあるため、風邪に効く食材の代表とされています。

特に、緑色の部分には、βカロテンが豊富に含まれているため、粘膜の健康を保ってくれます。これまで緑の部分を捨てていた人は勿体ないので、是非活用してみてください。

③体力回復に効果的な「豚肉」

豚肉には、ビタミンB1,B2が多く含まれていますので、疲労回復に効果があります。風邪で弱っている体力を回復してくれますので、積極的に摂りいれましょう。また、体の皮膚や神経を健康に保つナイアシンという栄養素も豊富に含まれているのが特徴です。
お肉なら、子供も大好物でしょうから普段からのメニューに取り入れやすいですね。

④疲労回復大!「卵」

卵白の中には、リゾチームという酵素が含まれており、細菌を撃退してくれる働きがあるんです。また、たんぱく質やβカロテンも豊富に含まれておりますので、栄養価が高く、疲労回復効果が大きいとされています。

ただし、アレルギー反応が出やすい食材でもありますので要注意!
元々卵アレルギーではないお子さんでも、体が弱っている時は過敏に反応することもありますので、食べさせ過ぎには注意しましょう。

⑤ビタミン豊富な「緑黄色野菜」

緑黄色野菜は、とにかくビタミンが豊富に含まれています。中でも、βカロテンの含有量は飛び抜けて多いので、風邪には特におすすめです。βカロテンには、粘膜を回復させる作用があるため、風邪のひきはじめに食べると良いとされています。

また、ピーマンやブロッコリーには、感染症の予防や風邪の回復を早めてくれる作用もあるため、なるべく普段から食べさせるようにすると良いですよ。苦手なお子さんは、細かく刻んでお粥に入れたり、スープや肉団子に混ぜたりしても良いです。

⑥ウイルスの活動を抑えてくれる!「ジャガイモ」

ジャガイモには、ウイルスの活動を抑えてくれる働きがありますので、風邪のひきはじめには最適な食材です。ジャガイモに含まれているビタミンは、加熱をしてもあまり減らないため、少量でも効果が期待できるでしょう。
緑黄色野菜に比べ、ジャガイモは子供の大好きな食材なので、スープにしたりシチューに入れたりして積極的に摂るようにしましょう!

⑦ビタミンたっぷり♡「柑橘系くだもの」

みかんやオレンジなどの柑橘系くだものには、ビタミンが豊富に含まれています。風邪で弱った体には、ビタミンが効果的!特にビタミンCは、喉や鼻の粘膜を強くしてくれるので風邪予防にもおすすめです。
レモンを輪切りにして蜂蜜に漬け、紅茶などに入れて飲むと喉の痛みに効果的ですよ♡

ただし、下痢や吐き気など胃腸が弱っている時は控えるようにしましょう。

⑧胃腸の風邪におすすめ!「りんご」

りんごは昔から「医者いらず」と言われているとおり、ビタミンB、Cが豊富に含まれており、食物繊維も多いため、風邪に効果的な食べ物です。整腸作用があるため胃腸が弱っている時におすすめですよ!また、水分補給としても最適なので、発熱時や下痢などの症状があるときに良いとされています。食欲がなく、食べられないお子さんには、すりおろしてあべると食べやすいと思います。

⑨殺菌効果大!「はちみつ」

ご存知の方も多いと思いますが、はちみつには殺菌効果があるため、喉の痛みを和らげるのに効果的。咳や喉が痛い時には、スプーン一杯のはちみつを溶かした白湯をあげたりしても良いでしょう。
はちみつの中でも特段、殺菌効果が高いのが「マヌカハニー」。 オーストラリアやニュージーランドで生息するマヌカの花の蜜から作られたはちみつで、殺菌効果、炎症を抑える効果などが高いとされています。

通常のはちみつよりもお値段が高く、ちょっと独特なニオイがするかもしれませんが、試してみる価値は十分にありますよ!但し、1歳未満のお子さんにはちみつを与えるのはNGです。ボツリヌス菌という菌に感染してしまう恐れがありますので注意してくださいね。

⑩体を温めてくれる効果がある「ショウガ」

ショウガは、新陳代謝を促進し免疫力を高めてくれる作用があります。また、胃腸の消化吸収を助けてくれるので、風邪で胃腸が弱ったときも安心して食べられる食材です。体を温める効果もありますので、食べられる子供には積極的に摂らせてあげると良いですよ。

はちみつに漬けておくと、ショウガ独特の辛味が抑えられるので、紅茶などに入れて飲むのもおすすめ♡刻んだショウガやすりおろしショウガであれば、スープに入れて使うことが出来ますので子供でも摂取しやすいと思います。

風邪はひきはじめの対処が肝心!

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子供は免疫力が低いため、大人と比べて風邪などのウイルスに感染しやすく、そのうえ、上手に鼻をかんだり、手洗い・うがいが出来ないため、予防が出来ませんよね。特に小さな子供は、マスクをするのを嫌がったりもしますので、ウイルスが口や鼻から入りやすくなります。

悪化したり、長引いてしまう前に、なんとか初期段階で食い止めたい子供の風邪。それには、ひきはじめの対処が肝心なんです。

1. 手洗いうがいの徹底

風邪予防だけでなく、ひきはじめにも手洗いうがいは有効。うがいをすると口の中の奥にまとわりついたウイルスや痰を排出しやすくなるからです。うがいの際は、子供用のうがい薬や、緑茶・紅茶などで行うと殺菌作用があるためより効果的とされています。

お外から帰ったら、手洗い・うがいを小さいうちから徹底することで、自然と身に付きますので早いうちから習慣づけるようにしましょう。

2. 栄養のある食事&休息

食事が摂れるお子さんは、なるべく野菜やくだものを中心に消化の良い物を食べさせてあげましょう。野菜が苦手な子には、細かく刻んでお粥やうどんに混ぜたり、くだものでビタミンを摂取するのも効果的です。熱が高くなければお風呂にゆっくり浸かり、温かい格好でお布団に入るのも良いですね。

子供の場合は、熱があっても元気に動き回ってしまうと思いますが、体調が少しおかしいなと感じたときは、なるべく外出を避け、自宅で安静にするようにしましょう。

3. 鼻水をしっかりとる

子供は上手く鼻をかむことができませんよね。そのため喉の奥に鼻水が落ちて、咳き込むことがあります。特に寝るときに仰向けの体勢で寝ると、鼻水が流れ落ちやすいため余計に咳き込みやすく、酷い場合は吐いてしまう子もいます。

鼻水が出るようなら、こまめに鼻をかませるようにしましょう。小さな子供はママが吸い取るようにしてください。鼻水がネバネバしてなかなか排出されない時は、部屋を加湿したり、水分を積極的に摂らせるようにしましょう。お風呂上りに鼻水を取ると取りやすいと思います。

最近では、チューブタイプの鼻水吸引器が市販されていますし、簡易的な自動吸引器もありますので、お好きなものを使ってみてください。ママが鼻水を吸う場合は、風邪がうつってしまう恐れがありますので、必ず吸引後にうがいをするようにしてくださいね。

◆市販の鼻水吸引器

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鼻のかみ方 上手に教えるコツ

これで大丈夫‼子どもの鼻かみの練習法

鼻をかむコツを掴めない子供のために、是非この動画のような練習法を実際に取り入れてみてください。3~4歳くらいになるとだいぶ上手く鼻をかめるようになります!
こまめに自分でかめるようになれば、実際に風邪をひいた時に役立ちますよね♡

【症状別】風邪に効くおすすめレシピ動画5選

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風邪の症状によっても、食べさせたい食材が多少変わってきますよね。そこで、子供にも食べさせやすいおススメのレシピを症状別にご紹介します。お子さんが体調が悪いときなど、是非作ってみてください。

1. 喉の痛み、咳に! はちみつ大根の作り方

喉の痛みには、コレ!はちみつ大根の作り方

喉がイガイガするときなどに特におすすめです。上記の動画は、角切りにした大根を使っていますが、いちょう切りで薄くスライスした大根でもOKです。はちみつに浸けておくと、とろーっとしたはちみつに、大根のエキスがたっぷり出ますので、これをそのまま飲んでも良し、お湯や紅茶で割って飲んでも良いです。

但し、1歳未満のお子さんには与えないようにしてください。

2. お腹が痛いときに!リンゴ粥の作り方

離乳食レシピ-離乳初期 りんごがゆの作り方

上記の動画は、離乳食用に作られていますので、まだ小さな赤ちゃんでも安心して食べさせてあげられます。少し大きくなったお子さんには、量とお米の固さを調節してあげれば同じ要領で作ってあげることが出来ますよ。

りんごはお腹に優しいので、少しお腹が緩くなってしまったお子さんに、少量ずつ食べさせてあげましょう。

3. 食欲のないときに!りんごとシナモンの葛湯

【料理サプリ】体の中からぽかぽか~≪シナモンとりんごのあったかくず湯≫ 藤井香江さん

葛湯は、とろみのある飲み物なので、食欲がなかったり、喉が痛くて食べられないお子さんにおすすめです。体が温まり、消化にもいいんですよ。

上記は、リンゴとシナモンを使っていますが、みかんやゆずなどの柑橘系を使っても美味しくなります。是非、お試しください。

4. 風邪のひきはじめに!栄養たっぷり卵雑炊

だしをきかせたとろとろ卵雑炊のレシピ | 料理サプリ

生姜、ネギ、卵が入った栄養たっぷりの雑炊です。簡単にパパッと作れるのも嬉しいですね。生姜やネギの作用で、体も温まり、風邪の引き初めや病み上がりの時におススメのレシピです。大根やニンジンなどの常備野菜を入れれば、より栄養価がアップしますね。

5. 回復期に!野菜たっぷりすいとん

★おうちdeごはん★レシピ紹介58 「すいとん」

根菜などの野菜をたっぷり入れたすいとんなら、ツルっとのど越しがよいので、食欲がないときでも食べさせやすいと思います。鶏肉だけでなく、豚肉でだしをとっても、栄養たっぷりなのでおすすめです。

うどんやお粥に飽きてしまったら、是非作ってみてくださいね。

風邪の時は水分補給も忘れずに!

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風邪の時は、熱や嘔吐・下痢などで水分を奪われやすいので、脱水症状にならないためにも、食べられなくても水分補給は忘れないようにしましょう。一気に飲ませると、お腹が緩くなったり、吐いたりするので、こまめに飲ませてください。

痰が絡んで辛いときは、少し暖かい飲み物を与えるとスッキリします。また、熱や嘔吐・下痢の時は、スポーツドリンクや、ショウガ湯がおすすめです。ショウガ湯は、発汗作用や解毒作用があるので体にいいですよ!お子さんには、はちみつやオリゴ糖を入れると飲みやすいと思います。

ほかにも「経口補水液」という水と食塩・ブドウ糖が含まれている飲み物も脱水症に効果的。ドラッグストアで簡単に手に入りますので、是非お試しください。

家庭でも出来る「経口補水液」の作り方

経口補水液の作り方

ドラッグストアやスーパーでも手に入る経口補水液。実は家庭でも簡単に作れるんです!子供の急な体調不良やストックを切らしてしまったときなど、万が一の時に覚えておくと良いかもしれません。是非1度作ってみてくださいね。

まとめ

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子供が風邪で苦しんでいる姿は、見ているこちらも辛いですよね。1日も早く元気になって、また元気に遊びまわって欲しいものです。そのためには、しっかりと栄養を摂り、ゆっくりと休ませることが大切。

また、風邪に効く食べ物を日ごろから積極的に摂取することで、風邪予防にもなります。好き嫌いの多いお子さんにも上手に食べてもらえるように、あれこれ工夫して美味しいご飯を作ってあげてくださいね。