生理でレバー状の塊が出るのは異常?
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普段から生理のトラブルも少ないと今回も普通に過ぎていくだろう、なんて思いますよね。しかし急にドロッとレバー状の塊が出てくると「なんだろう」と心配になりますよね。実は生理でレバー状の塊が出るのは珍しいことではありません。
そもそも排卵日が近づいてくると子宮内膜が厚くなり、妊娠に備えようと身体が準備を始めます。しかし妊娠の可能性が無くなると、子宮内膜の必要性が無くなってしまうので、血液といっしょに剥がれて排出されます。この流れが生理です。通常であれば、子宮内膜は体内にある酵素の力で梳かされて、組織状になって血液といっしょに流れていきます。しかし酵素が足りなかったり、何らかの原因で子宮内膜が形を保ったまま排出されてしまうことがあります。これがレバーのような塊の正体です。
急にレバー状の塊が出ると心配になりますが、子宮内膜の残りと考えると少し不安も解消されますよね。ですが子宮内膜の残りといっても、塊が大きい、出る回数が多い、何日も続いて出てくるという場合には注意が必要です。
そもそも排卵日が近づいてくると子宮内膜が厚くなり、妊娠に備えようと身体が準備を始めます。しかし妊娠の可能性が無くなると、子宮内膜の必要性が無くなってしまうので、血液といっしょに剥がれて排出されます。この流れが生理です。通常であれば、子宮内膜は体内にある酵素の力で梳かされて、組織状になって血液といっしょに流れていきます。しかし酵素が足りなかったり、何らかの原因で子宮内膜が形を保ったまま排出されてしまうことがあります。これがレバーのような塊の正体です。
急にレバー状の塊が出ると心配になりますが、子宮内膜の残りと考えると少し不安も解消されますよね。ですが子宮内膜の残りといっても、塊が大きい、出る回数が多い、何日も続いて出てくるという場合には注意が必要です。
生理でレバー状の塊が出る原因は?
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どうして子宮内膜が体内で溶かされずに、レバー状の塊として出てしまうのでしょうか?これにはいくつか原因があります。これらの原因を解消することでレバー状の塊として出てこなくなりますが、中には病気の可能性もあるので、レバー状の塊が出た場合には①どのくらいの大きさか②どのくらいの量か、などをよく観察しておきましょう。
原因①女性ホルモンの乱れ
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生理前後は女性ホルモンの影響を受けやすい時期です。この女性ホルモンはエストロゲンとプロゲステロンから成り立っていますが、このエストロゲンの分泌量が何らかの原因で増えてしまうと、子宮内膜量が増えてしまい酵素で溶かしきれなくなってしまいます。エストロゲン量が安定している人であればレバー状の塊(溶け切らなかった子宮内膜)が出ることもありませんが、エストロゲン分泌が多いとレバー状の塊として排出されてしまうのです。健康な女性であっても、女性ホルモン量が増える20代~30代前半まではこの塊が出やすいといわれています。量も少なく、回数も1~2回程度であれば問題ない範囲でしょう。
原因②血液が固まっているだけ
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月経血が多い場合には子宮内で血が固まってしまい、それが塊として排出されることもあります。そのため子宮内膜の他にも、単に血が固まって排出されただけということもあります。通常血はフィブリンという繊維素が血同士を繋ぐことで固まりますが、月経血には血を溶かす酵素が含まれているので固まることなく流れて排出されます。しかし月経血量が多いと酵素の働きが悪くなってしまうので、子宮内で固まってしまいます。これがそのまま排出されることもありますし、子宮内膜の残りと合わさって排出されることもあります。子宮内膜の他にも、月経血が多いことも原因として考えられています。
原因③冷え性
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冷え性の人は血流が悪いです。これにより子宮内の血の巡りも悪くなってしまい、サラサラとした血液というよりもドロッとした血液になってしまいます。このドロッとした血液がそのまま排出されてしまい、レバー状の塊に見えることもあります。子宮の冷えは不妊や生理トラブルに直結しやすいので、過度なストレスや冷たいものの飲み過ぎなど気になる部分は改善していくようにしましょう。