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子供を何時に寝かせてますか?年代別の理想の睡眠時間!「寝る子は育つ」は本当だった!

子供を何時に寝かせてますか?年代別の理想の睡眠時間!「寝る子は育つ」は本当だった!

2017年6月13日 公開

「寝る子は育つ」と昔から言われていますが、子供の健やかな成長には、十分な睡眠時間を確保することが一番です。子供にとっての睡眠は、私達が思っている以上に心身に影響を及ぼしています。寝付きが悪かったり、夜更かしをする癖があったりすると、子供の睡眠時間っが足りているのか不安になることもありますよね。今回は、子供にとって理想的な睡眠時間とはどのくらいなのか、また年齢別の理想的な睡眠時間の取り方はどのくらいなのかをご紹介していきます。この機会に子供の睡眠時間が足りているのか、是非チェックしてみてくださいね。

皆さんは子供を何時に寝せていますか?

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皆さんは子供を何時に寝かしつけていますか?
最近では、夜の睡眠時間が少ない生活スタイルの子供達がとても多いと心配されているそうです。

もちろん、年齢によって多少の前後はあったりしますが、共働き世帯の増加などで夕飯の時間が遅くなり、幼児期の子供でも夜遅くまで起きていることが多いようです。
2歳、お昼寝は昼食後3時間。
基本的には8時過ぎから寝かしつけにはいり、9時には寝ます。
でも、ちょっと前、寝かしつけ時間はかわらないものの、ほんっっとに寝なくて10時とかありました。
とてもストレスで気が狂いそうでしたが、気がついたら落ち着いてました。
息子12、娘12まで、つまり小学生のうちは8時にハウスでした。
5時ごろお風呂、6時半に夕飯、8時までは子供向けTV見ても良し勉強しても良し。
おかげでスクスク健康に育ちました。
まだ子供がお昼寝をしてくれるのであれば、多少の睡眠不足はお昼寝で補うことが出来ます。
しかし、ある程度大きくなってお昼寝をしなくなってくると、夜の睡眠時間を十分取ることがとても重要になってくるのです。

子供達は、日中活発的に動いているため、夜に充分な睡眠時間を確保して疲れを取ることが必要です。
また、子供が夜眠っている間は、成長や特に脳の成長に必要不可欠な成長ホルモンが分泌されるのです。


睡眠時間が減るだけ、この大切な成長ホルモンの分泌が減ってしまうということですね。
この成長ホルモンは、子供の身体にどんな影響を与えるのでしょうか。

子供に成長ホルモンが足りていないとこんな影響が…

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子供にとって大切な成長ホルモン。
これが不足すると以下のような影響が生じることがあります。

・肥満児になりやすくなる
・イライラしやくなる
・活気がなくなる
・興味がなくなる

最近は、幼児期から肥満の心配がある子が増えています。
成長ホルモンには、子供の筋力を養う効果があります。
そしてこの筋力がしっかりしてくると、身体の代謝を促進してくれますため、肥満の予防に繋がるのです。

また、大人でもしっかり睡眠を取らないと疲れが取れないので、子供も同じようにしっかり睡眠を取ることが大切です。
脳が一日の疲れを癒すことが出来ると、集中力や記憶力、知能の発達を高める効果があると言われています。
睡眠時間をきちんと取っている子供ほど、学習能力が高いという研究データも出ているんですよ。

生後半年~3歳の理想の睡眠時間

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生後半年から3歳頃の子供は、ほとんどの子が夜と昼の区別がつくようになってきます。
この頃から、夜にまとめて眠ってくれることも多くなってくるようです。

子供の体内時計は、夜に分泌されるメラトニンというホルモンによってコントロールされています。
夜は暗くて落ち着ける環境の下でメラトニンをしっかり分泌させ、逆に日中は明るい環境で活動的に過ごすとうメリハリがとても重要です。

しかしこの頃の子供は、まだ夜だけの睡眠では睡眠時間が十分に足りないので、日中のお昼寝も大切になってきます。
生後半年から3歳の頃の理想の睡眠時間は、12~14時間と言われています。

4歳~6歳の理想の睡眠時間

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4歳頃からは幼稚園に通い始める子供も増えてきて、日中の活動時間が長くなってきます。
乳幼児の頃は、眠りが浅くすぐに起きていた子も、この頃から深い眠りをしてくれるようになります。

4歳~6歳のこの時期に必要な睡眠時間は、11時間~12時間と言われています。
もちろんこの時期も夜の睡眠だけでは足りないので、お昼寝の時間もきちんと確保しながら、夜早めの就寝が理想となります。

しかし注意が必要なのが、無理に子供に昼寝をさせてしまうと、夜に寝付きが悪くなったり、浅い眠りになってしまったりとあまり良くありません。
昼寝をすることで子供が夜に寝付かないようなら、昼寝の時間を減らすなどの工夫が必要ですね。

小学生以降の理想の睡眠時間

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子供が小学校に入る頃には、歩いて通学したり、体育の授業や頭を使う座学などで、今まで以上に体力の消費が激しくなってきます。
体力が必要になってくる年代なので、睡眠時間は最低でも10時間は確保することが理想です。
計算してみると、朝7時に起きる子の場合は、出来るだけ21時には就寝させたいですね。

小学校低学年の頃の睡眠は、子供の発達に大きく影響してきます。
成長ホルモンのところでも説明しましたが、夜にしっかり睡眠をとっていると成長ホルモンが分泌され、集中力や記憶力、知能の発達が著しくなります。

この年代の子は夜更しする子も増えてきますが、きちんとした睡眠をとることが大切なので、家族でサポートしていきたいですね。

子供を早く寝かせるためには?

早く起こして早く寝かせる!

Free photo: Clock, Alarm Clock, Time - Free Image on Pixabay - 865680 (72669)

毎日決まった時間に起き、決まった時間に寝る。
これは子供にとって理想の生活です。

子供の睡眠の質を下げる一番の原因は、夜寝る時間が遅く、朝起きる時間が遅くなってしまうことです。
そのため、子供を早く寝かせるための一番の策は、早く起こすということです。

朝早く起きれば、嫌でも夜早い時間に眠くなりますよね。
子供の生活リズムをしっかりと付けてあげることが、親にとっても子供にとっても大切になります。

子ども部屋は朝日が透けるカーテンに

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朝の光を浴びることを日課にすると、自然と夜寝るの時間が早くなり、朝も早くすんなり起きてくるようになるそうです。
朝の光を浴びることは身体にとってとても大切なことで、体内時計が出来始め、昼と夜のリズムがしっかり身体に刻み込まれます。

今現在、子共部屋のカーテンはどんなものを使用していますか?
もし遮光カーテンならば、それをレースのカーテンや朝日が透けるカーテンに変えるだけで、朝の目覚めはかなり改善しますよ。

この機会にぜひカーテンも見直してみてくださいね。

寝る前の習慣が大事!

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寝る前に絵本を読み聞かせるというのも素敵な習慣ですね。
実は、寝る前の読み聞かせは子守唄と同じ効果があるんです。
寝る前に大好きなママの声を聞きながら、お話を聞いて眠りにつくだけで、子守唄と同様のリラックスした気分で質の深い眠りをとることが出来るんです。

読み聞かせを終えたあとに布団に入る、という習慣を付けておけば、読んだ後は眠るものと子供も理解するので、夜更しの心配も軽減されますよ。

最近話題になった寝かしつけの本を2冊ご紹介します。

楽天ブックス: おやすみ、ロジャー 魔法のぐっすり絵本

1,399
この絵本をご存知の方も多いのではないでしょうか。
子供がぐっすり寝むる効果がある本として有名ですよね。
これを読めばたった10分で眠りにつくという魔法の絵本。
眠りが楽しくなって早く布団に入りたいと子供が思ってくれること間違いなしですよ。

楽天ブックス: おやすみ、エレン

1,399
おやすみロジャーの第2弾!
ゾウのエレンが不思議の森を冒険するという楽しい物語になっています。
おやすみロジャーとは、イラストがガラッと変わり、よりポップで馴染みやすいイラストになっています。
こちらの本も10分で寝かしつけが出来ると話題になっていますよ。

夕食は早めの時間に済ませましょう

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大人と同様に子供も寝る直前にご飯を食べることはあまり良くはありません。
子供の睡眠時間を考えて、最低でも19時までに夕食を食べることが望ましいです。

質の良い睡眠のためには、ある程度お腹が空腹の状態であることも大切なんです。
そのために寝る時間をある程度決めたら、2時間前までには夕食を済ませるようにしましょう。

共働き世帯だと仕方のない部分もありますが、親の都合に合わせて20時以降に食べさせるのはなるべくなら避けましょう。
作り置きなどをうまく活用して子供だけでも早目に夕食を済ませられるように工夫しましょう。

まとまった睡眠時間を確保して質の良い睡眠を!

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まとまった睡眠時間を毎日確保するということは、子供の健康な身体を育むために大切なことです。
最近は、睡眠習慣の乱れている子供が増えていることが問題となっていますが、親の努力次第ですぐにでも改善出来ます。

この機会に家族みんなの睡眠時間の見直しをしていくのもひとつの手ですね。
子共だけでなく大人も一緒に質の良い睡眠で健康に過ごしましょう。