赤ちゃんの発熱時の対処法や病院へ行く目安は?事前に準備するもの&便利グッズ3選も!

赤ちゃんは熱を出すことも多く、慌てて病院を受診するという人も少なくありません。でも赤ちゃんの場合、必ずしも病気で熱を出しているとは限りません。また赤ちゃんが発熱しているかどうかは、その子の平熱を知ることも重要です。そこで平熱を把握する方法を始め、病院を受診すべき症状&自宅で様子を見ても大丈夫な症状、さらに熱を出した時の対処法を一挙大公開!赤ちゃんが急に熱を出しても慌てなくても済むよう、事前に準備するものや便利グッズにも触れていきます。

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2019/04/29 公開 | 315 view

赤ちゃんの発熱時の対処法や病院へ行く目安は?事前に準備するもの&便利グッズ3選も!

赤ちゃんの平熱はどれくらい?平熱を把握する方法は?

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赤ちゃんの平熱は大人と比べると高め、37度以上ある子も少なくありません。赤ちゃんの場合、部屋がちょっと暑かったり元気に遊んだ後、ご飯を食べた後にも熱が高い傾向にあります。ちなみに37.5以上が発熱38度以上が高熱とされていますので、目安にすると良いでしょう。

赤ちゃんの平熱が知りたい場合は、朝起きてすぐ・午前・午後・夜の4回測ります。なぜ4回測るかというと、時間帯によって平熱に差があるからです。より正確な平熱を知るためにも、数日間できるだけ同じ時間に測定するようにしましょう。

赤ちゃんの発熱で様子を見ても大丈夫なときの症状は?

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赤ちゃんの発熱は、病気の時もあれば暑すぎるなどちょっとした生活環境の変化で一時的に熱が出てしまっている場合もあります。一時的に熱が出ている場合は、様子を見ても大丈夫です。ではどんな時は、様子見でも良いのかチェックしていきましょう。

・機嫌がよくミルクや食事をしっかりとる
・咳・鼻水・湿疹などの症状がない
・活発に動いている
・顔色が良い
・あやすと喜んだり笑ったりする


ただし急に体調が悪くなることもあるので、いつもより注意深く赤ちゃんを観察してくださいね。

赤ちゃんの熱!すぐにでも受診する必要があるときの症状は?

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赤ちゃんが熱を出した場合、症状によっては一刻も早く受診する必要がある場合があります。ではどんな症状や状況の時に、時間外でも受診しなければならないのか詳しく見ていきましょう。

・生後3ヶ月未満の赤ちゃんが38度以上の熱を出したとき
・けいれんを起こしている
・ぐったりしていて目がうつろ
・意識が朦朧(もうろう)としている
・何度もおう吐する
・苦しそうに呼吸をしている
・青白い顔をしている


何らかの病気が隠れていることもあるため、至急病院を受診してください。時間外などで受診する時は、あらかじめ電話で今から受診することや症状などを伝えてから行くとスムーズです。

病院を受診する時の持ち物は?

Ducks Toys Baby Bottle - Free photo on Pixabay (147073)

病院を受診する時の持ち物は以下の通り!

・母子手帳&健康保険
病院を受診する時に必ず必要になるのが、母子手帳と保険証です。忘れると受診できないので、必ず持っていきましょう。一度診察を受けたことがある人は、診察券も必要になります。病院に行く際忘れないように、母子手帳ケースなどにまとめて入れておくと良いですよ。

・おむつ・おしり拭き
小児科を受診する時、待ち時間が長いことも珍しくありません。その間におむつが汚れてしまうこともあるので、忘れずに持っていきましょう。

・着替え(1セット)
待ち時間の間など、嘔吐したりうんちが漏れて服が汚れてしまうこともあります。その際すぐに着替えられるよう、持って行ってくださいね。

・イオン水や湯冷ましなど
熱が出ると体内から水分が奪われてしまうこともあるので、脱水症状を引き起こさないためにも水分補給できるイオン水などを持っていくようにしましょう。

・お金
あまり忘れる人はいないかもしれませんが、検査などによっては思っていたよりお金がかかることもあるかもしれません。足りないなんてことが無いよう、少し多めに持っていくと良いです。

・体温や症状を記載したメモ
あると便利なのが、体温や症状を記載したメモです。メモがあることで、赤ちゃんの経過をしっかり先生に伝えられるので、できれば持っていくようにしてください。

他にもタオルおくるみ(寒い時期)などがあると便利です。

赤ちゃんが発熱した時の対処法は?

Adorable Baby Beautiful - Free photo on Pixabay (147086)

赤ちゃんが発熱した時、自宅でできる対処法をマスターすることも大切です。では対処法を見ていきましょう。

・厚着をさせない
・赤ちゃんの体温や様子をメモする
・汗をかいたら着替えさせる
・部屋を涼しくする
・こまめに水分を補給させる
・部屋が乾燥しないよう加湿器や濡れタオルを干す

熱の上がり始めは寒さを感じているので手足を温め、熱が上がり切ったらおでこや頭を冷やしてあげましょう。また、ついつい部屋を温かくしたり厚着をさせがちですが、大人と違い汗をうまくかけない赤ちゃんには良くありません。熱を逃がすためにも、涼しい環境を作ってあげてくださいね。
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