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【排卵日と妊娠の関係】妊娠の仕組みを知って確率を上げよう!

【排卵日と妊娠の関係】妊娠の仕組みを知って確率を上げよう!

2016年12月25日 公開

排卵日と妊娠の仕組みについてご紹介。妊娠の仕組みを知ることは妊娠の確率を上げることに繋がります。妊娠しやすい身体を作って妊活を成功させましょう!

まずは妊娠の仕組みを知ろう

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かわいい我が子が欲しい…。妊娠を希望しているのになかなかできない…。そんなことありませんか?

いくら愛する人と仲良しをしてもタイミングや正しい知識を持っていないと受精ができずになかなか実を結ばないなんて結果に。

絶対にこどもが欲しい!と願うなら妊娠の仕組みを知り、愛する人と妊活をしましょうね。

精子と卵子の寿命と受精可能時間

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行為によって射精された精子と卵子では寿命の長さが違うことはご存知ですか?精子は女性の体内で生きていられる時間は約5日程ですが体内に入ってから48時間経過すると徐々に老化していきます。それに対し、卵子は約16時間から24時間しか生きられないのです。

卵子が生きているうちに受精しなければならないので受精可能時間はこの中でたったの約12時間しかありません。12時間もあるじゃんと思うかもしれませんが、妊娠は云わば奇跡なのです。12時間あるからと必ずしも受精できるとは限らないのです。

受精の確率と着床後妊娠継続の確率

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精子と卵子が受精する時間は約12時間ですがその中でも受精する確率は20~25%程しかありません。しかもこの20~25%は「健康な状態」であるときです。年齢や体調、タイミングなどによって受精の確率は左右されてしまうので、なるべく体調を整えて挑むことが大切です。

精子と卵子が受精すると次は着床のステップへ移りますが、受精卵が着床出来る確率は一般的に約20~30%程です。このなかでも継続妊娠が望めるのは約10%前後。うまく受精が出来ても必ずしも着床し、妊娠が継続できるわけではないのです。

一番妊娠しやすい日は排卵日ではない

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排卵日当日が一番妊娠しやすい日という認識は間違っているので注意しましょう。一番妊娠しやすいと言われている日は排卵日の2日前。卵子が排卵される前から女性の体内に精子を用意しておくことで妊娠しやすくなります。

精子の寿命は5日程ですが48時間以降は徐々に老化してしまいますし卵子は16時間から24時間で死んでしまいます。そのため排卵日に仲良しをしてもタイミングがずれてしまう可能性があるため、精子の老化が始まる2日前からタイミング法をとることで妊娠しやすくなるのです。

排卵のペースを知る方法

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排卵のペースを知るには大まかな計算法とタイミング法といったモノがあります。

大まかな計算法では生理周期を用い計算を行いますので自分の生理周期を知っておく必要があります。基本的に排卵日から次の生理開始までの期間は14日とされているので、生理周期が30日の場合は「30-14=16」で生理開始日から16日後に排卵日がやってくるという計算です。

タイミング法は卵子が排卵される頃を見計らって性行為をする方法ですが、これには上記の計算方法に加え基礎体温による排卵日の割り出しを行います。基礎体温には少なくとも数か月分のデータが必要ですので毎日欠かさずつけるようにしましょう。

排卵日は些細なことでずれてしまう

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排卵日がいつも同じ周期でやってくるなんて思っていませんか?実は私たちの身体は些細なことによってすごく左右されやすい体質なんです。

些細なことが原因で排卵日がずれてしまってはせっかく排卵日の周期やタイミングを計ったって無意味に終わってしまうもの。ではどんなことが排卵日を狂わせてしまうのでしょう?

ストレス

日常的に強いストレスを感じたり、溜め込んでしまっていると生理不順や生理周期の乱れ、排卵日のずれといったことが起こります。これはストレスを感じることにより女性ホルモンのバランスが崩れてしまうから。

何度も仲良しをしているけどなかなかできない…とストレスを感じてしまうのも分かりますが、次に繋げたいのであればもう一度気持ちをリセットして挑みましょう。

また日常的にストレスを感じてしまってもなるべくリラックスして過ごしたり、気分をリフレッシュできるように趣味に没頭したりするなどしてストレスを溜め込まないようにしましょう。

生活習慣の乱れや偏った食生活

夜遅くまで起きていたり、毎日暗い室内にこもりっぱなしで運動はあまりしない…なんて生活送っていませんか?

妊娠を望むのであれば規則正しい生活を心掛けましょう。生活習慣が乱れてしまうと身体のなかのバランスが崩れてしまい妊娠しやすい身体を作れません。また偏った食生活は血液をドロドロにしてしまい血液の流れを悪くします。

身体に良いことをすることで妊娠しやすい身体をつくりましょう。生活習慣を見直したり、血行を良くする・リラックスをすることで女性ホルモンを安定させるのです。

妊娠の確率を上げるにはどうすればいい?

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やみくもに妊活をしていても実を結ぶのはなかなか難しいこと。効率よく、なんて言っちゃいけないけど確率を上げるためにできることはあります。

では妊娠の効率を上げるために私たちが出来ることってなんでしょう?

排卵日を知る 

一番妊娠しやすい日が排卵日ではないことは上で紹介しましたが、排卵日を知ることで妊娠の確率はグンと上がります。それは排卵日の2日前に仲良しをすると妊娠しやすくなるからですが、この排卵日を知るためには基礎体温をしっかりと毎日つけましょう。排卵日を知る検査キッドもあります。

基礎体温の測り方は毎日同じ時間に寝た状態で、なるべく朝の寝起きに測るのが良いです。基礎体温はなるべく舌と下あごの間で測りましょう。

基礎体温には低温相と高温相があり、低温相から高温相に変わる境目で体温が大きく下がる日があります。個人差があるものの、この日を含めた前後1~2日の間が排卵日です。

タバコやアルコールはやめること

タバコやアルコールは妊婦や胎児に悪影響を及ぼします。また卵子を老化させて数を減らしてしまうので妊娠の確率が下がってしまいます。妊娠前も出産後もタバコは悪影響となるのでなるべく止めるようにしましょう。

タバコに含まているニコチンには、毛細血管を収縮させる作用があります。毛細血管が収縮すると血液によって運ばれる栄養や酸素が減ってしまいます。そうすると充分な栄養や酸素が赤ちゃ んに行きわたらず、胎児の成長に悪影響を及ぼし成長を遅れさせてしまい、結果赤ちゃんが低体重児で生まれてくる原因になります。

なるべく多くパートナーと性行為すること

妊娠しやすい日は決まっているものの、日頃から多くパートナーと性行為をすることでコミュニケーションも取れますし、リラックスして行為に集中できます。

妊娠しやすい日にすれば良いんじゃないの?と思うかもしれませんが、妊娠の確率を上げるためには多く性行為をした方が精子の濃度や運動性も上がります。ピンポイントで排卵日を狙うより、リラックスして日常的に性行為を繰り返す方が良いとされています。

妊娠しやすい体を作る方法

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妊娠しやすい体を作ることで妊娠する確率をあげることができます。確実にすべてのひとに効果が出るわけではありませんが、体質を改善することで妊娠しやすい体へと繋げることは出来るはずです。

身体を冷やさないこと

女性の身体にとって冷えは大敵です。身体が冷えてしまっていると妊娠しにくくなってしまうので普段から体温が36℃を下回る人は体質を改善するようにしましょう。

体質を改善するには身体を温める効果のある生姜や根菜を食べたり、ゆっくり温かい湯に浸かるなどしましょう。サラダを食べるときは生ではなく温野菜にして食べると身体が冷えずに済みます。

太りすぎ、痩せすぎに要注意

体重が太り過ぎていても痩せすぎていても妊娠が難しくなります。太り過ぎは妊娠するのに時間がかかることがあり、痩せすぎていると生理不順になり排卵日のタイミングが取りにくくなります。

妊娠を希望するのであれば暴飲暴食を避けることはもちろん、過度なダイエットは控えるようにしましょう。

ストレスを溜め込まないこと

ストレスを強く感じたり溜め込んでしまうとホルモンバランスが崩れてしまうため妊娠しにくくなってしまいます。日常生活を送る中でストレスは付いて回るものですが、なるべく溜め込まずに発散するようにしましょう。

お気に入りの音楽を聴いたり、リラックス効果のあるアロマを嗅いだりとなるべく心を落ち着かせるように過ごしましょう。ホルモンバランスが崩れると生理不順や排卵日がずれる可能性があります。

排卵日後に気を付けること

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着床時期に気を付けることといえば喫煙や不規則な生活を送ることは止めましょう。なにか特別なことをして過ごさなければいけないという訳ではありませんが、身体に過度の負荷がかかる運動は避けましょう。

なるべくいつも通りを心掛けましょう。妊娠しているかそわそわしてしまう気持ちも分かりますが、気にしてばかりいてもストレスを感じてしまいますし、それが原因でホルモンバランスが崩れてしまうことも。

偏った食事は避け、身体を温めるものを食べましょう。葉酸もこの時期から摂取しておくと妊娠が叶ったときに胎児の先天性異常のリスクを予防することが出来ます。

まとめ

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妊娠を望む人にとっては排卵日から生理開始周期まで一喜一憂の期間ですよね。妊活時期に出来ることをやるだけで、やらないときよりかは妊娠の可能性はアップします。

1度ダメだったからといってすぐ諦めることはしないで何回もトライしましょう。妊娠は奇跡の出来事です。大切な命を授かることが出来たならそれはそれだけで幸せなことなのです。どうか妊娠を望む人にコウノトリが赤ちゃんを運んできてくれますように…!

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