はちみつ以外にも危険が潜んでる!乳児ボツリヌス症を防ぐためにも知っておこう

赤ちゃんに食べさせてはいけないといわれているものって何だろう?と考えるとはちみつが有名ですが、実はボツリヌス菌で乳児ボツリヌス症を起こすのははちみつだけじゃないんです。はちみつ以外でも乳児ボツリヌス症を発症すると思うと怖いですよね。事故を未然に防ぐためにも、今回は乳児ボツリヌス症に焦点を当てて、赤ちゃんの食の安全を考えてみました。

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2017/08/05 公開 | 67 view

はちみつ以外にも危険が潜んでる!乳児ボツリヌス症を防ぐためにも知っておこう

乳児ボツリヌス症とは?

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はちみつを赤ちゃんに与えたところ乳児ボツリヌス症を発症したとして一時期ニュースとなりましたが、この「乳児ボツリヌス症」がどのような病気か知っていますか?赤ちゃんに与えてはいけないのは何となくわかるけど、詳しいことは知らないという人も多いはず。
「乳児ボツリヌス症」とは1歳未満の赤ちゃんが食品などに含まれているボツリヌス菌の「芽胞(がほう)」を体内へ取り込んでしまうことで重症化する病気のことです。赤ちゃんの未発達な腸に入り込むことで、繁殖や増殖をして毒素をまき散らします。これが乳児ボツリヌス症です。健康な大人であってもボツリヌス菌が繁殖した食品を食べると激しい食中毒を起こしてしまいます。乳児ボツリヌス症は胃腸が未発達な1歳未満の頃に発症率が高い病気です。

1歳までに与えてはいけない理由

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赤ちゃんは大人と違って胃腸が未発達です。健康な大人がボツリヌス菌の芽胞を食べたとしても、増殖・繁殖していなければ症状は軽いもので済みますが、腸の粘液の自浄作用が未発達な赤ちゃんはその毒素を直に受けてしまいます。腸内環境が未熟なほどボツリヌス菌の芽胞が育ちやすく、増えやすいので1歳未満の赤ちゃんにははちみつなどボツリヌス菌が潜んでいる可能性のある食品は食べさせてはいけないのです。

乳児ボツリヌス症にかかるとどんな症状が引き起こされる?

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乳児ボツリヌス症にかかった赤ちゃんの約9割がまず最初に5日以上続く便秘を引き起こします。その次にミルクや母乳を飲む量が減ったり、泣き声が小さくなる・減る、体が動かなくなるなどの神経麻痺症状が現れてきます。乳児ボツリヌス症の潜伏期間は3日~30日と長いのが特徴です。症状が悪化すると呼吸困難などを引き起こし、死に至る場合もあります。感染した場合は早期の発見がとても重要で、疑いがある場合はすぐに医療機関を受診するようにしましょう。

ボツリヌス菌の感染の疑いがある場合は?

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誤ってはちみつなどボツリヌス菌が潜んでいる可能性があるものを食べさせた、口にしてしまった場合には早急に医療機関への受診をする必要があります。発症から24時間以内の治療が好ましいといわれていますが、疑いがあると気づいた時点ですぐに病院へ連れて行くようにしましょう。

1歳を超えれば腸内環境が安定して発症しなくなる

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乳児ボツリヌス症は1歳を超えるあたりから発症しなくなるといわれています。それは1歳を超えると正常な大腸細菌叢が作られるようになるので、ボツリヌス菌が育ちにくく、増えなくなるからです。しかしボツリヌス菌が繁殖した食品を食べることにより引き起こされる食中毒、深い傷にボツリヌス菌が付着し増えることによる創傷ボツリヌスなどの危険性が無くなるわけではありません。乳児ボツリヌス症は1歳を超えると発症率がグンと下がりますが、他のボツリヌス症の危険はあるので頭の片隅にでも良いので置いておきましょう。
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