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初めての母乳育児は不安がいっぱい!周りに惑わされず正しい知識を身に付けて!

初めての母乳育児は不安がいっぱい!周りに惑わされず正しい知識を身に付けて!

2017年7月23日 公開

出産後からすぐに始まる母乳育児。母乳育児をスタートさせるといずれ卒乳を迎えます。その間には夜泣きや離乳食等、様々な出来事がありますよね。世間にはたくさんの情報が飛び交っていますが、正しい知識を身に付けてあなたらしい母乳育児を思う存分謳歌しましょう!

母乳をほしがってるのに3時間も我慢させるの?

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よく言われる「3時間おきに授乳しましょう」についてどう思われますか?

でも相手は人間(赤ちゃん)…きっちり3時間おきなんて出来るのだろうか?と思いませんか?

私も、第一子を出産した際に「3時間おきくらいに授乳しましょう」と産院で指導されました。

授乳についての知識がなかったので「3時間なのね!授乳後1時間で赤ちゃんが泣いてもあと2時間くらい我慢させないと!」と、我が子が泣いてもおっぱいを我慢させてました。

でもこれは間違いなんですよね。

あくまで3時間は目安であるということです。

特に生まれて間もない新生児は上手に母乳が飲めるようになるまで時間がかかります。
そして、母乳の分泌も個人差はありますが軌道に乗るまで時間がかかります。

まずは授乳回数にこだわらず、赤ちゃんの要求に答えどんどんおっぱいを飲ませましょう。

成長するにつれ授乳回数は減るでしょうし、おっぱいは空腹を満たすだけのものじゃなく、寂しかったり甘えたかったり…精神面での支えとして母乳が必要な時もあるということを忘れないでくださいね。

母乳育児が上手くいかない

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特に初めての母乳育児は上手くいかないのは当たり前です。

あなただけじゃありません!

母乳育児が上手くいかないと悩むママはたくさんいらっしゃいます。

そして、悩まれる理由も実に様々です。

特に周囲の言葉にイライラを募らせてしまうママは多いことでしょう。

「またおっぱいあげてるの?」
「おっぱいが足りないんじゃない?」

周囲の方は、特に何も考えずに発してしまう言葉です。
この言葉により、ママが傷ついたりしてしまうことは気づかない方が多いのではないでしょうか。

母乳の出はデリケートでストレスが現れやすくストレスの影響により出が悪くなることも…

もし、あなたが何かストレスを抱えているのならば、少しでもストレスを軽減出来るように気分転換や趣味等を持ってみるのも良いでしょう。

いつまで授乳を続ける?断乳しなきゃダメ?

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一昔前、断乳が主流の時代がありました。
1歳になると 断乳はしなければいけなかったのです。
おっぱいは離乳食を始める前の栄養であり、離乳食が進み固形物が食べれるようになればおっぱいは不用であるという考え方です。

母乳は確かに離乳食を始める前に赤ちゃんにとって大事な栄養であることは変わりませんが、離乳食を進んでいる赤ちゃんにとって、現在では母乳は心の栄養でもあるとされています。

WHO (世界保健機関)では、母乳育児は2歳までは続けましょうとしています。

世界の卒乳年齢をご存知ですか?
4.2歳なんだそうです。

4歳まで授乳を続けなくてはいけないというものではありませんよ!

焦らず授乳を続けてもいいと捉えた方がいいのではないでしょうか。

大人になるまで授乳を続けている人はいません。
必ずおっぱいから離れる日が必ず来ます。

それまで限りある授乳期間を親子共に楽しめたら…と思います。

母乳相談室を利用してみる。素人マッサージは危険です。

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初めての母乳育児は壁に当たることが本当に多いことでしょう。

実際、1人目の授乳時に乳腺炎になってしまったというママは多いそうです。

乳腺炎になったことがある方はお分かりかと思いますが、想像を絶する痛みです。

もう何もかも放り投げてしまいたい!と自暴自棄になりそうになった方も多いのではないでしょうか。

そこで親身に相談にのってくれるのが心強き実の母親や旦那さまの母親です!

娘の一大事に本当に親身になってくださることでしょう。

カチンコチンになってしまった乳房を少しでも和らげようと乳房マッサージを施してくださる母親は多いようです。

しかし!
素人の乳房マッサージは本当に危険だということを忘れないでください。

乳房にはたくさんの乳腺があり乳腺炎を起こしているおっぱいは普段以上に敏感です。

母親からの乳房マッサージにより、乳腺炎が悪化したというケースは後を絶たないそうです。

母乳に良いもの。悪いもの。

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食べ物が母乳に影響すると聞いたことがあるママも多いのではないでしょうか。

脂っこいものや甘いものは乳腺が詰まりやすく、母乳トラブルが起こしやすいと言われています。

しかし、脂っこいもの等を一切食べてはいけないというわけではありません。

バランス良く栄養をとり、新鮮な野菜や果物をとることが大切なのです。

そして、たまにはストレス発散に甘いものを食べたくなる時もありますよね。

ただ、頭の片隅にあまりおっぱいには良くないということを覚えているだけで、乳腺炎等の予防になるのではないでしょうか。

また、喫煙は母乳の生産量を低下させてしまいます。

アルコールは、妊娠期よりは影響が少ないとされているようですが授乳中の母乳に
出てしまいます。

赤ちゃんの影響を考えアルコールは止めましょう。

コーヒーも授乳期には良くないとされていますよね。

赤ちゃんへの影響としては、夜泣きや興奮等が挙げられますので出来れば飲まない方が良いですが、止められない方もいらっしゃると思います。

1日に2~3杯程度なら良いのではないかとも言われています。

現在、コーヒーの代わりにノンカフェインコーヒーもありますし、母乳の出も良くなるとされるたんぽぽコーヒーもあります。

こちらも検討してみてはいかがでしょうか。

また、食べ物の他にもワイヤー入りのキツめのブラジャーもおっぱいにはあまり良くありません。

できれば授乳期専用のブラジャーの方が、おっぱいには負担が少ないでしょう。

そして、冷えも母乳には良くないです。
足が冷たい方は靴下を履く等をして、身体を労ってあげてくださいね。

外出中のおっぱいコールに困惑!

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外出中の授乳に困ったママは多いのではないでしょうか。

赤ちゃんは場所がどこであろうと母乳を飲みたいときはグズります。

それが、バスの中やスーパーであってもどこでもです。

そんな時、ママは困ってしまいますよね。

最近は授乳スペースがある施設も多くなり、突然母乳をせがまれても授乳をする場所に困るというケースは少なくなってきたように思えます。

しかし、授乳スペースがない場所ではどうしたら良いでしょうか?

そこで活躍するのは授乳ケープや授乳服です。

しかし、授乳ケープを使っても人前で授乳するのに抵抗があるかと思います。

そして、以外と周りの方も授乳ケープを使っていても人前で授乳をする姿に敏感に見ていることが多いようですので、人目のつかないところや車の中で授乳するのが無難です。

夜泣きが多すぎてボロボロです。

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ミルクではなく母乳を飲んでいる赤ちゃんは、頻繁に夜に起きてしまうことが多いです。

それもそのはず。
母乳は消化に良いのですぐにお腹が空いてしまいます。

では、ミルクはどうなのでしょうか。
寝る前にミルクを飲ますと腹持ちが良いので母乳を飲ますよりは、長い時間、寝てくれる赤ちゃんは多いと言われています。

しかし、夜間時は昼間よりも母乳が生産されるのをご存知ですか。

夜間に授乳期間が長く空いてしまうとあっという間に乳腺炎になってしまう方もいらっしゃるので注意か必要です。

おっぱいトラブルが起こりやすい方は、夜間時も母乳をお奨めしますが、頻繁に泣く赤ちゃんの授乳はママの睡眠時間が削られますのでとても大変ですよね。

どうしてもまとまった時間寝たいときは、旦那さまにお願いをして搾乳したおっぱいを飲ませてもらうのはいかがでしょうか。

また、夜間時の授乳は添い乳にし、ママも身体を休ませながら授乳をしてみるのも手です。

しかし、日中も添い乳スタイルですと乳房内に母乳の飲み残しが出来て張ってしまったりしこりが出来るときがあります。

可能であれば様々な方向から授乳をした方が良いでしょう。

離乳食より母乳が好きみたい…

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一般的に、母乳で育っている子は離乳食の進みが遅く少食の子が多いと言われています。

ママからしてみれば、おっぱいを美味しそうに飲む我が子は可愛いけれど、離乳食の進みが遅いと心配になることでしょう。

特にママ友のお子さんがモリモリ離乳食を食べていたら、心配に拍車がかかってしまいます。

しかし、成長に個人差があるように、食べる量にも個人差があるということを忘れないでほしいと思います。

食事は家族で楽しく食べるというのが大前提です。

食べないからと言って、
「もっと食べなさい!」と怒ったりしていませんか?

私も子どもがあまりにも少食で気に病み、食事の時間が楽しいとはかけ離れた時間を自ら作ってしまった時期もありました。

これでは、ますます赤ちゃんも離乳食を食べてくれなくなります。

赤ちゃんも成長していく中で、活動量は徐々に増えていきます。

そして、周りのお子さんに感化され食事に興味を持つ赤ちゃんもいることでしょう。

今は離乳食よりおっぱいかもしれませんが、必ずご飯を食べ始める時期がやって来ますので、今は少し多めに見てあげて優しく見守っていけたら…と思います。

母乳育児の人気BOOK

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授乳に関する本はたくさん出版されていますので迷ってしまいますよね。

それほど、母乳で悩めるママたちがいるということなのです!
あなただけじゃありません。

私も母乳について悩み、本はたくさん読みました。

本には、母乳について詳しく説明しているのであなたに合った本と出会えたら良いなと思います。

ここで人気のある本を紹介いたしますので参考にしてみてくださいね。

「やはり本だけでは不安だ」
「いろいろなことを書かれていて、逆にどうしたら良いのかわからなくなる」

と思ってしまうママもいるかと思います。

そんな時は、助産師や保健師等、相談に乗ってくださる専門職の方がいらっしゃるので相談してみましょう。

きっとあなたの力になってくれるはずです。

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まとめ

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いかがでしたか?

母乳育児は奥が深いですよね。

出産するまでは、こんなに母乳育児が大変だとは思っていなかったというママもいらっしゃることでしょう。

しかし、赤ちゃんがおっぱいを飲んでくれる期間は一生のうちのほんの僅かな時間です。

この母乳育児の期間を、ママも赤ちゃんも楽しみながら過ごせることが出来たら幸せですよね。

私も現在、授乳中です。

時には迷ったり悩んだりすることもありますが、悩んでいるのは自分1人じゃないといつも思っています。

母乳育児をされている皆さん、一緒に頑張りましょうね。