子育て中に必要な教育資金!昔と大きく違う点は?
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昔に比べ子ども一人当たりにかかる教育資金がUPしているのをご存じですか?
教育にかかるお金は年々アップ!?
今年は保育料の無償化が始まったり、来年4月からは私立高等学校授業料の実質無償化が始まる予定だったり、子育て世帯の負担の軽減策が目立ちますね。しかし、格差社会と言われる近年、子どもが成長しても保護者の給与は上がらない中、国公立大学の授業料は高騰(※1)しているのをご存じですか。
また、中学に入ると公立校の生徒でも塾に通うのが普通、なんて聞いたことはないでしょうか。学校外での教育支出が多い世帯ほど、正答率がアップしているという結果もあるためか(※2)、少子化が進む中、1人あたりにかける教育費は年々アップしているようです。
※1.文部科学省「図表1-1-11 大学授業料と消費者物価指数の推移」より
※2.文部科学省 お茶の水女子大委託研究「表2 学校外教育支出と学力の関係」
また、中学に入ると公立校の生徒でも塾に通うのが普通、なんて聞いたことはないでしょうか。学校外での教育支出が多い世帯ほど、正答率がアップしているという結果もあるためか(※2)、少子化が進む中、1人あたりにかける教育費は年々アップしているようです。
※1.文部科学省「図表1-1-11 大学授業料と消費者物価指数の推移」より
※2.文部科学省 お茶の水女子大委託研究「表2 学校外教育支出と学力の関係」
晩婚化!教育資金と同時に自分たちの老後資金の貯蓄も必要!
また、晩婚化も進んでいますよね。このことも教育資金の貯蓄に大きな影響を与えています。
例えば、20代で結婚し、子どもを産んで育てた場合、子どもが大学入学する頃にはまだ親は働き盛りの30代後半~40代。子どもの教育資金を支払い終えてから、夫婦の老後の資金について考える余裕があるでしょう。しかし、40歳前後での結婚、出産の場合、子どもが大学入学する頃は50代後半~60代を迎えます。教育資金とともに、自分の老後資金を貯めていかなければいけません。
また、子育て世代と言えば、マイホームなどの住宅資金も考える人が多いでしょう。教育資金+住宅資金+老後資金という支出が重なってしまうことを考えると、まだ子どもが赤ちゃんだからと先送りせず、早めの計画が大切です。
例えば、20代で結婚し、子どもを産んで育てた場合、子どもが大学入学する頃にはまだ親は働き盛りの30代後半~40代。子どもの教育資金を支払い終えてから、夫婦の老後の資金について考える余裕があるでしょう。しかし、40歳前後での結婚、出産の場合、子どもが大学入学する頃は50代後半~60代を迎えます。教育資金とともに、自分の老後資金を貯めていかなければいけません。
また、子育て世代と言えば、マイホームなどの住宅資金も考える人が多いでしょう。教育資金+住宅資金+老後資金という支出が重なってしまうことを考えると、まだ子どもが赤ちゃんだからと先送りせず、早めの計画が大切です。
まずはいくら教育資金が必要か考えよう
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計画的に教育資金を貯めるにはどのような準備が必要でしょうか。
「いつまでに」「どのくらい」貯めるのかを明確に
まずは「いつまでに」教育資金を貯めるのか、「どのくらい」貯めるのかを明確にしてみましょう。これは各家庭によって子どもの人数も、想定する進学先も違うので異なりますね。例として、高校までは公立、大学は国公立へ(下宿)と考えている場合をあげましょう。
・中学卒業までに220万
(高校入学費用約20万+3年間の学費約130万+部活費用約70万+学習塾費用の足しに約20万)
・高校卒業までに580万
(大学受験費用約10万+大学入学費用約30万+4年間の学費約240万+4年間の下宿(大学寮など)費約300万)
あくまで例ですが、計700万ですね。
・中学卒業までに220万
(高校入学費用約20万+3年間の学費約130万+部活費用約70万+学習塾費用の足しに約20万)
・高校卒業までに580万
(大学受験費用約10万+大学入学費用約30万+4年間の学費約240万+4年間の下宿(大学寮など)費約300万)
あくまで例ですが、計700万ですね。
+100万はあったほうが安心!
また、上記で計算した費用+100万はあったほうが安心だと言われています。子どもが留学したいと言った、留年してしまった…という予想外の出来事も子育て中にはつきもの。ある程度対応したいと思うなら、+100万を目安に準備できるといいですね。
【子育てママ必見】教育費ってどのくらいかかるの?幼稚園から大学まで公立私立の違いを比較! - ikumama

子育て中心配事のひとつがお金の問題ではないでしょうか。特に子どもの教育費は、子どもの将来ために出来る限り用意してあげたいと思うもの。しかし、どのくらい用意すればいいのかご存知ですか?今回は子育てママが知りたい、公立校に通った場合と私立校に通った場合の教育費の比較をしました。授業料、給食費、PTA会費などなど、さまざまかかる教育費。まだまだ赤ちゃん、就園前だから・・・と後回しにせず、将来の教育費についてみましょう!