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人気の粉ミルク主要6社の特徴や価格を徹底比較!赤ちゃんにぴったりを見つけよう♡

人気の粉ミルク主要6社の特徴や価格を徹底比較!赤ちゃんにぴったりを見つけよう♡

2017年6月25日 公開

赤ちゃんの粉ミルクを選ぶときの基準はどうしていますか?まずはいろいろな粉ミルクを比較してみたいですよね。そこで、粉ミルクを販売している主要6社、6商品を比較してみました。粉ミルクを選ぶときのポイントもあわせてご紹介します。

粉ミルクを比較するにあたって

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日本の粉ミルク(育児用ミルク)は、健康増進法の中の「乳児用調製粉乳たる表示の許可基準」で定められていて、基本的な成分はほとんど同じです。
赤ちゃんの成長のために必要なものは、どの粉ミルクにも入っているので安心して赤ちゃんにあげることができます。

粉ミルク(育児用ミルク)の基本的な成分が同じならなにを基準に選んだらいいのか悩んでしまいますよね。
選ぶ基準になるとしたら、付加価値(各社特徴的な成分や味)と価格が最初の基準になるでしょうか。

まずは、日本で販売されている粉ミルクがどれくらいあるかご紹介してみます。なお、この記事でご紹介する粉ミルクは、育児用ミルクです。アレルギー対応、ペプチド、フォローアップなどの粉ミルクは含まれていません。

粉ミルク主要メーカーは6社

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日本で販売されている粉ミルクの主要メーカーは6社です。

*森永乳業(はぐくみ)
*明治(ほほえみ)
*グリコ(アイクレオ)
*雪印ビーンスターク(すこやか)
*雪印メグミルク(ぴゅあ)
*和光堂(はいはい)

購入方法はドラッグストアや赤ちゃん用品店、インターネット通販が主流ですかね。
各社各商品で味や特徴が違うので、赤ちゃんによって合う合わないが出てくるかもしれません。産院で使っていたものをそのまま使うというママも多いかもしれませんが、様々な理由からミルクを変えたいと思うママも多いとことでしょう。
せっかくいい粉ミルクが6商品もあるなら、その中からどれがわが子に合うのかしっかり吟味したいところです。

粉ミルク(育児用ミルク)主要メーカー6商品の比較表

はじめの表は、粉ミルクの成分を母乳と比較した表です。母乳は100ml分を、粉ミルクは調乳後のミルク100mlあたりの量です。母乳に一番近い量を青い太字にしてあります。
計算の方法は各メーカーの粉ミルク100gの表示成分を100ml作ったらどれくらいの量になるかを換算しています。

2つ目の表は、各社の粉ミルクの特徴的成分を比較した表です。こちらは粉ミルク100gあたりの量です。配合量が一番多いものを青い太字にしてあります。

参考にしてみてください。
粉ミルクの成分を母乳と比較した表

粉ミルクの成分を母乳と比較した表

青い太字を見ると、母乳と似た部分が多いものを見つけられます。似た部分の多さからいうと1番はグリコのアイクレオ、続いて森永乳業のはぐくみでしょうか。
via いちか
粉ミルク特徴的成分の比較表

粉ミルク特徴的成分の比較表

各社各商品、力を入れる部分の違いが見えてきますね。この比較も参考になるのではないでしょうか。
via いちか
では、それぞれの粉ミルクの特徴など詳しく見ていきましょう。

粉ミルクを比較①森永乳業(はぐくみ)

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【森永乳業のはぐくみ】の特徴は【アラキドン酸】と【ラクトフェリン】が配合されていることが大きな特徴のひとつです。
アラキドン酸は同じく配合されているDHAといっしょに摂取すると、脳の発達よいとされているのだそうです。
ラクトフェリンは初乳にも含まれているもので、病気から赤ちゃんを守る役割をする成分といわれているのだそうです。

そして、配合されている成分は、母乳に含まれているそれに近づけた量での比率で配合されているのだそうで、より母乳に近づけるように作られているのだそうです。味としては、甘味は強めです。

粉ミルクを比較②明治(ほほえみ)

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【明治のほほえみ】は【アラキドン酸】と【DHA】が母乳のバランスと同じ濃度で配合されているのが特徴といえます。
アラキドン酸とDHAをバランスよく摂取できると、体調がよくなるとされているのだそうです。また、乳児のうちはカラダの中で作る機能が未発達なので、母乳やミルクで摂取することになるのだそうです。味は、主要6商品の中で一番甘味の強いです。はっきりと甘いので、他のミルクを飲んでくれなかった赤ちゃんも気に入ってくれるかもしれません。

粉ミルクを比較③グリコ(アイクレオ)

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【グリコのアイクレオ・バランスミルク】は6商品の中で一番母乳に近い味と色をしています。香りも近いです。
βカロテンが多く含まれているので、母乳のような黄色味を帯びた色をしています。βカロテンといえば緑黄色野菜に多く含まれている成分としておなじみですが、カラダの調子を保つためには不可欠な成分として知られていますよね。初乳にも多く含まれている成分なのだそうです。
味は甘味は強くないし、濃い味ではないですがまろやかという感じです。

価格帯が少し高めですが、味や香りなど母乳に近いからか、母乳とミルクの混合育児をしているママに人気があるようです。

粉ミルクを比較④雪印ビーンスターク(すこやか)

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【雪印ビーンスタークのすこやか】の特徴的成分としてあげられるのが【リボ核酸】と【シアル酸】です。他の粉ミルクには配合されていません。
リボ核酸は、カラダの内側から赤ちゃんを守り(アレルギー予防など)、シアル酸がカラダの外的環境から守る(免疫)という重要な役割をになう成分なのだそうです。どちらも母乳に含まれている成分なのだそうです。
味は、甘い粉ミルクとそうでない粉ミルクの中間といったところです。

粉ミルクを比較⑤雪印メグミルク(ぴゅあ)

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【雪印メグミルクのぴゅあ】聞きなれない粉ミルクかもしれません。産院への広告などの広告宣伝費を極力抑え、子育て応援価格での販売がされているものです。
特徴的成分の比較表を見ても、ラクトフェリンなどが配合されているし、ママがほしいなと思う成分はしっかり押さえているんですよね。
800g越えの大缶でも2,000円以下で購入可能というのはうれしいところです。味は甘さは控えめな感じです。ビーンスタークのすこやかと同程度のから少し甘さ控えめといった感じでしょうか。

粉ミルクを比較⑥和光堂(はいはい)

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【和光堂のはいはい】は日本で初めての粉ミルクを開発した会社の商品です。こちらも産院などへの広告宣伝費用を抑え、手軽な価格で販売されている粉ミルクです。雪印メグミルクのぴゅあ同様に大缶が2,000円以下で購入可能です。

抑えておきたい成分はしっかり配合されている上、ラクトフェリンは一番多い量配合されています。
味は、ほほえみ・はぐくみについで3番目くらいに甘味を感じる粉ミルクです。甘すぎるという感じではないようですね。

粉ミルクを選ぶときのポイント

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ここまで各社各商品の特徴など比較してきましたが、赤ちゃんにぴったりなミルクを選ぶためのポイントはどう考えたらいいのでしょうか。ポイントとしてあげたいことを3つご紹介します。

ポイント①成分

まずは成分です。この記事の最初にもご紹介しましたが、基本的な成分はどれも十分に国が定めた基準を満たし、赤ちゃんの成長には十分な成分を配合している優秀なものです。
その中から、各社各商品が特徴としてあげている成分を確認しながら、わが子に飲ませたいと思うものを選ぶということなりますよね。
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ポイント②味

味もポイントのひとつになります。母乳との混合育児をしている場合、母乳が軌道に乗ったら母乳だけにしたいけど今はミルクと併用という場合、完全ミルク育児をしている場合それぞれに注意をしなければなりません。

特に、母乳との混合育児や完全母乳育児へ移行したいという場合は、甘みの強いミルクは向いていないかもしれません。母乳はミルクほど甘味がないので、母乳拒否ということになる可能性もあります。
赤ちゃんも、甘い方がおいしく感じるのだそうなので、甘さは控えめなものを選んだ方がいいでしょう。

逆に、甘い味が好みでない子もいて、甘いものだと飲んでくれないということもあります。この辺りはしっかり吟味してあげたいものです。

ポイント③価格

ミルクは赤ちゃんが卒乳(卒ミルク)するまで使用する大事な栄養源です。約1年は購入し続けることになるので、そのことも考慮する必要があります。
各ご家庭のお財布事情をしっかり考慮して、購入し続けられるものを選ぶことも重要なポイントになるでしょう。
はじめは良かったけど、徐々に苦しくなって安価なものに変えるということが出てくるかもしれませんが、赤ちゃんの好みに合わない場合飲んでくれないこともありますし、おなかの調子を崩したりすることもあるのでよく考えてあげましょう。

粉ミルクはサンプルや少量パッケージで試すのが◎

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産院で使われていたミルクをそのままという場合も多いかもしれませんが、そこからママが選んだミルクに変えるときは注意をしてあげなければなりません。

赤ちゃん用品店などでもらったサンプルや100ml分ずつ小分けされた少量パッケージなど、容量の少ないものを購入して、赤ちゃんに試し飲みしてもらいましょう。
赤ちゃんにも好みがあり、お口にあわないと飲んでくれないことがあります。おなかに合わずに下痢をしてしまったり、便秘になったりということが起こる可能性があります。
そのような場合に困ってしまうので、はじめから大缶や大容量パッケージを購入しないようにしましょう。

赤ちゃんの好みや体調などをしっかり観察して、問題なければ粉ミルクを変更するという風にすると安心です。

まとめ

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主要メーカーの粉ミルクをいろいろ比較してきましたがいかがでしたでしょうか。

これを書いているわたしには2人の息子がいます。長男は3歳、次男は1歳とつい最近まで粉ミルクを使用していました。
わが家のこどもたちは、事情あって完全ミルク育児でしたので粉ミルクのありがたさを痛感しています。
粉ミルク選びはやはりママにとって悩ましいところですし、こうして比較できればお役に立てるのではと書いてみました。

わが家では森永乳業のはぐぐみをメインに使っていました。長男出産の産院はe赤ちゃん(森永乳業)が使われていましたが、ちょっと割高なのではぐくみに変更しました。
次男出産の産院は、グリコのアイクレオでした。次男は新生児期のみアイクレオを続け、長男で使い慣れたはぐくみに変更しました。
あのまま母乳育児ができていたらアイクレオのままだったかもしれませんが、完全ミルク育児となったので変更を考えました。ミルクを変更するときは細心の注意をしなければなりませんが、特に問題なく移行できました。

便の色が変わったり心配なこともあるかもしれませんが、母子手帳のサンプル色にあるものであれば問題ないので、参考にしてチェックしてあげてください。

赤ちゃんにぴったりな粉ミルクが見るかりますように。。