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里芋の簡単な皮むきの方法5選!手の痒み対策は?美味しく食べる人気レシピもご紹介します♡

里芋の簡単な皮むきの方法5選!手の痒み対策は?美味しく食べる人気レシピもご紹介します♡

2018年8月27日 公開

秋冬になると食べたくなる旬の野菜「里芋」。けれど里芋の皮むきって意外と面倒なんですよね。手が痒くなったり、ヌルヌルしてしまったり、苦手な人も多いと思います。そこで今回は、簡単な里芋の皮むきの方法をご紹介。レンジでチンしたり、圧力鍋で茹でたりと様々な裏技があるんですよ! 気持ちいいくらいにツルンとむけてしまうので、クセになってしまうかも!さらに、手が痒くならないための対策もご紹介しますので、ストレスフリーで調理が出来そうですね。 皮むきが嫌でなかなか手が出なかった里芋料理も、これで安心!美味しく食べられる人気のレシピをチェックして、早速夕食のおかずに作ってみてはいかがでしょうか?

里芋の皮むきって正直面倒くさい…

Sad Child Boy · Free photo on Pixabay (126044)

里芋料理は、茹でたり煮たり、焼いたり揚げたりとバリエーションが豊か。栄養もたっぷりで小さな子供も食べやすいので、非常に使い易い食材なのですが、唯一の欠点は、皮むきが面倒くさいことですよね。ヌルヌルと滑ってしまったり、手が痒くなったりとストレスを感じるママも少なくありません。美味しいのになんだか勿体ないですよね。

里芋はなぜヌルヌルするの?手の痒みの原因は?

Taro Fruit Food · Free photo on Pixabay (126045)

里芋の皮をむいたときのヌルヌルとした手触りの正体は、ガラクタンやムチンという食物繊維です。ムチンという成分には、胃の粘膜を保護する役割があり、胃潰瘍の予防や疲労回復・滋養強壮効果が期待できます。

また、ガラクタンには、血糖値やコレステロール値を正常にしてくれる作用があり、生活習慣病を予防する働きが期待できるのです。よくネバネバした食べ物は健康に良いというイメージがありますが、まさにその通り!積極的に摂取したい食材なんですね。

そして、手の痒みの原因となるのは「シュウ酸カルシウム」という成分。これは、里芋の皮のあたりに多く含まれており、手に付着すると刺激となって痒みが生じてしまうのです!因みに、とろろなどでお馴染みの長芋にもこの「シュウ酸カルシウム」が含まれています。

簡単な里芋の皮むきの方法5選!

Kitchen Kitchenware Accessories · Free photo on Pixabay (126046)

では早速、簡単にむける里芋の皮むきの方法をご紹介します。いろいろな方法がありますので、まずは試してみてくださいね。おすすめは下記に動画でご紹介する裏技。簡単・時短で料理が苦手な方にも安心です。びっくりするほどツルンとむけると思いますので試してみる価値はあると思います♡

①鍋で茹でる

里芋の皮むき *手でツルっと簡単に 裏ワザ時短ズボラ

簡単すぎて笑えてしまうのがこちらの里芋の皮むきの裏技。鍋で茹でてから水にさらし、両手で布巾を絞るようにひねるとツルンと皮がむけますよ!
これなら簡単に皮がむけるので、里芋の嫌なぬめりを感じなくて済みます。手が痒くなる心配もほとんどありません。

②レンジで加熱する

見てるだけで気持ちいい!!里芋の皮がつるんっとむける裏ワザ♡

動画を見ているだけで気持ちいい♡こちらも簡単に皮がむける裏技です。先ほどはお鍋で里芋を茹でましたが、こちらは、里芋にあらかじめ包丁で切り込みを入れ、ラップに包んでレンジでチンする方法です。

これならお鍋にお湯を沸かす手間も省けますので手軽ですよね。包丁で入れた切れ目から、里芋の皮がツルンとむけます♡きれいにむけると気分爽快です!

③スプーンでむく

こちらはなんと、生の里芋をスプーンを使って皮をそぎ落としていく方法です。先ほどご紹介した2つの動画に比べると、やや面倒なのですが、加熱せず生のままの状態を保てるので、その後の調理方法を問わないのが利点です。

包丁に比べ、きれいにむけるので是非やってみてくださいね。

④ピーラーを使ってむく

皮むきと言えばやはり「ピーラー」。里芋の場合、ぬめりや手の痒みが気になるので、あまりピーラーを使いたくない…という方も多いですよね。これは、塩水で洗いながら皮をむくという方法で、表面のヌルヌルが気にならず、手も痒くならずにむくことが出来るんです!

包丁よりもきれいにむけますし、無駄がないですよね。スプーンでむくのは力が要るので苦手という方におすすめです。

⑤アルミホイルを使ってむく

こちらは、ご自宅にあるアルミホイルを使ってむく方法。あらかじめ里芋を酢水に浸けておき、丸めたアルミホイルでゴシゴシ皮をこするようにしてむきます。

酢水のおかげで里芋の嫌なぬめりが取れ、しかも簡単に無駄なく皮むきが出来るのが最大のメリット!生ごみも少なくて済みますよね。意外とツルツルにむけるので、気になる方は是非やってみてください。

里芋の皮をむくときの痒み対策は?

Question Mark Hand Drawn Solution · Free photo on Pixabay (126047)

前述したとおり、里芋の皮周辺にある「シュウ酸カルシウム」という成分が、皮膚を刺激し、痒みの元となってしまいます。実はこの「シュウ酸カルシウム」は、酸に弱い性質を持っており、さらには乾燥したり加熱したりすることで、痒みを軽減できるという性質も持っているのです。

つまり、この弱点を上手く利用することで、痒み対策をすることが出来るというわけなんです!早速ご紹介しましょう。

対策① 酢水に浸す

最も簡単な方法が、里芋を酢水に浸す方法です。酢水は、水200ccに大さじ1杯ほどのお酢を入れるだけ。この酢水に、里芋を浸してから皮をむいてみてください。不思議と痒くならなないですよね?

もし、敏感肌で痒みを感じてしまうという人は、浸すだけでなく、皮むきの最中にこまめに酢水に浸すと効果的です。すでに痒くなってしまった…という場合も手指を酢水に浸けるだけで痒みが抑えられます。簡単なので是非お試し下さい!

対策② 乾燥させてから皮をむく

里芋のぬめりも抑えてくれるのが「乾燥させる」方法。泥を良く洗い落とし、日の当たる場所で里芋の表面をよく乾かします。(半日くらいでOK)

表面が乾いたら、皮をむきましょう。おそらく、ぬめりも取れているので滑りにくく、皮がむきやすくなっているはずです。もちろん、手の痒みも感じないと思いますよ!

ただし、あまり乾かしすぎると、里芋の内部の水分までも飛んでしまい、旨味成分までも無くなってしまいますので、注意してくださいね。

対策③ 茹でてから皮をむく

お鍋でサッと茹でて、里芋の皮周辺にのみ火を通す方法も有効です。だいたい3分くらいを目安に茹でましょう。粗熱をとってから、手で皮をむくと驚くほどツルンとむけるはずです!
手の痒みやヌルヌルを感じることはないはずですよ。

美味しく食べられる人気の里芋レシピ

Soup Vegetables Pot · Free photo on Pixabay (126066)

里芋と言えば、「煮っころがし」や「汁物」のイメージが強いのですが、意外と和洋問わず様々な食べ方があるというのはご存知でしたか?
煮る以外にも、揚げたりサラダにしたり、炊き込みご飯に入れたり、調理の仕方はアイディア次第で無限大!

いつもの里芋レシピに飽きたら、以下を参考に新しい食べ方を試してみてください。新たな里芋の魅力を発見できるかもしれません。

余ったときの保存方法は?

Refrigerator Fridge Cold Storage · Free photo on Pixabay (126069)

余った里芋は、冷凍保存がおすすめ。皮をむいた状態でも皮付きのままでも冷凍保存は可能です。それぞれのやり方をご紹介しますので参考にしてみてくださいね。

◆皮付きのままで冷凍保存する場合

皮付きのままで冷凍保存をする場合は、まず茹でるかレンジでチンして1度加熱しておきます。その後、粗熱を取り、保存袋に入れ、空気をしっかり抜いて冷凍庫で保存します。

食べるときは、冷凍されている里芋をラップに包み、レンジで1~2分加熱しましょう。火傷に気を付けながら、皮をむけば下ごしらえ完了です。

皮付きで冷凍する際は、加熱しなくても生のままで保存することも可能ですが、1度茹でてからのほうが調理しやすいので、加熱する方がおすすめです。

◆皮をむいた状態で冷凍保存する場合

1度茹でて皮をむいたら、よく冷ましてから保存袋に入れます。しっかりと空気を抜き、冷凍庫で保存しましょう。

使うときは、電子レンジで1~2分加熱するか、煮物であればそのまま解凍せずにお鍋で煮てOKです。大量の里芋をいちいち皮むきをするのが面倒な方は、まとめて里芋の皮をむいてから保存したほうがなにかと便利です♡

まとめ

Cuisine Food Italian · Free photo on Pixabay (126070)

いかがでしたか?里芋の調理が少し苦手だった方も、今回ご紹介した裏技を使って、上手に下ごしらえをしてみてください。あまりにも簡単に皮むきが出来るので、思わずたくさん里芋料理を作りたくなってしまうかもしれませんよ!

里芋には、カリウムやミネラルなど様々な栄養素が豊富に含まれています。生活習慣病予防だけでなく、美容にもおすすめの野菜です。ダイエットや風邪予防にも効果的なので、色々な食べ方で旬の里芋を楽しんでくださいね♡