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子どもの避難グッズは何を用意したらいい?リストをチェックして万が一に備えよう

子どもの避難グッズは何を用意したらいい?リストをチェックして万が一に備えよう

2019年8月21日 公開

震災が続き、防災意識が高まっているという方も多いでしょう。万が一のため、我が家はしっかり避難グッズを用意しているというご家庭も多いかと思いますが、子ども用の避難グッズは用意していますか?大人用の避難グッズとひとまとめにしているという場合もあるかもしれませんが、今一度子ども用の防災グッズの中身も見なおしてみましょう。避難時に必要なものを、リストとしてまとめてみました。避難に必要なアイテムや、あったら便利というものも確認しておきましょう。

子どもの避難グッズを用意していますか?

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9月1日は防災の日です。この機会にご家庭の防災グッズを見直し、子ども用の防災グッズも揃えてみましょう。

子どもの避難グッズは、自分で荷物が持てるような就園以降のお子さんであれば大人のものとは別に子ども用のリュックに入れてあげると、万が一親子で一緒に避難ができなかった時にも心強い存在になります。ただし、必要なものをあれこれと入れると重くなりすぎてしまうことも。

これから紹介するリストを参考にしてみて、
①お子さん自身が自分で持って避難した方がいいと考えられるもの
②大人用の避難グッズに入れて、避難先で困らないようにするためのもの

なども考えながら用意してみてくださいね。

子どもの避難グッズリスト:衛生用品

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避難先では衛生用品が満足に手に入らない可能性があります。以下のものがあると便利なので、揃えておきましょう。

☑救急用品
絆創膏や傷薬など、簡単な救急用品を入れておきましょう。

☑簡易トイレ
避難先ではトイレの数が限られているため、トイレへ行くのにも時間がかかる可能性があります。大人は我慢できるかもしれませんが子どもには難しいですよね。いざという時のために、携帯できる簡易トイレを用意しておくと安心です。

☑飲んでいる薬
普段飲んでいる薬がある場合、数日分入れておくと安心です。薬の使用期限は保存食や備蓄水に比べると短いので、こまめに確認しておきましょう。

☑ガーゼ
顔を拭いたり傷口を抑えたりするのに便利なガーゼ。歯を磨けない時は、ガーゼで拭くだけでもさっぱりします。

☑ビニール袋
色んなものを入れられるビニール袋は、匂いのするおむつやごみなどを入れておくのに便利。万が一オムツが足りなくなった時のオムツカバーやトイレの代わりなど、多様な用途があります。荷物に入れてもあまりかさばらないので、入れておきましょう。

☑除菌シート、ジェル
手を洗えない時に便利な、アルコール除菌ができるシートやジェルを用意しておきましょう。

☑そのほかの衛生用品
・はみがきダブレット
・タオル
・ウエットティッシュ(ノンアルコール)
などもあると便利。荷物としてかさばらない程度に用意しておきましょう。

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災害時にトイレに行けない時に便利。人目を気にする必要はありますが、もしものために用意しておくと助かります。

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パックに入っていてかさばらず、携帯に便利な除菌シート。洗えない時や子どもの衛生面が気になる時に使えます。

子どもの避難グッズリスト:食料

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避難グッズとしては外せない食料ですが、大人のグッズの中には十分な量を確保し、子どもの避難グッズにも万が一に備えていくつか入れておくといいでしょう。

☑水分
水分は避難グッズとしては欠かせませんが、意外とかさばり重くなってしまいます。家庭の備蓄品としては多めに用意したいですが、子どもの避難グッズは重すぎないようペットボトル1本を入れておきましょう。

☑保存用のパン
重さがなく食べやすい保存食のパン。子ども用の防災グッズにも持たせておきましょう。

☑簡単なお菓子
お菓子はかさばるので持たせない方がと思うかもしれませんが、避難先での生活を考えると、息抜きのためにも子どもの好きな美味しいお菓子をいくつか持たせて置くといいですよ。

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袋の個装になっているので子ども用の避難グッズにも入れやすい非常食用のパン。味も3種類から選べます。

子どもの避難グッズリスト:身分証明書

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万が一の時は身元が分かるものや連絡先があると安心。一緒に入れておきましょう。

☑保険証コピー
緊急時に保険証を持ちだして逃げられるとは限りません。身分証として、保険証のコピーを入れておきましょう。

☑緊急連絡先
親とはぐれてしまったときのために、緊急連絡先を控えたメモを持たせておきます。両親の携帯電話の番号や、祖父母や親戚などの連絡先も記載しておきましょう。

☑万が一の待ち合わせ場所のメモ
はぐれてしまったときの集合場所や避難場所を決めておきます。口で確認しておいてもいいのですが、緊急時は混乱してしまい冷静になれないことも。メモとして残しておくと安心ですよ。

赤ちゃんの避難グッズリスト

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お子さんが赤ちゃんだったりまだ小さい場合は、準備しておいた方がいいものはまだあります。大人用の避難グッズと一緒に用意しておきましょう。

☑ミルク
避難先ではお湯が確保できるとは限りません。液体ミルクを備蓄しておくと便利です。

☑使い捨て哺乳瓶
衛生面が不安な避難先では、瓶やプラスチックタイプよりも使いきりの哺乳瓶だと安心です。

☑ベビーフード
離乳食が始まった子は、ベビーフードの用意も忘れずに。湯銭がいらず、パッケージを開けたらすぐ食べられるタイプのものを用意しておきましょう。

☑スプーン
離乳食を食べるためにはスプーンも必要。使い慣れたものと同じ形のものを用意しておきましょう。使い終わったら拭いて置くアルコール除菌シートなども一緒にあると便利です。

☑紙オムツ
いつも使っている紙オムツはもちろんですが、トレーニングパットだと紙オムツほどかさばらないので便利。半々くらいで入れておくといいですよ。

☑お尻ふき
お尻を拭く以外にも、お風呂に入れない時は体を拭いたりするのにも使えます。かさばるものですが、1パックは避難グッズに入れておきたいですね。

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0ヶ月からでも飲める液体ミルク。紙パックなので、災害時のごみの処理にも楽なのが嬉しいです。また、ストロー飲みができる赤ちゃんは、そのまま飲むこともできます。普段のミルクの味と変わってしまうと飲めなくなる赤ちゃんもいるので、時々味に慣れるようにしておくと安心です。

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お出かけ時にも便利な使い捨ての哺乳瓶。災害時でも衛生面で安心して使えます。多めに用意しておきましょう。

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本来はトイレトレーニングのために布パンツに貼り付けてつかうトレーニングパッドですが、避難グッズを最小限に抑えたい時は紙オムツほどかさばらなくて便利。紙パンツに貼り付けて使いましょう。

子どもの避難グッズで他にもあると便利なもの

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この他にも、用意しておきたい避難グッズがあるので覚えておきましょう。

☑ホイッスル
避難の際、万が一危険にさらされたり閉じ込められて助けが必要になった時、大きな音を出して居場所を知らせることができるホイッスルは持たせておくと便利です。鞄の中ではなく、すぐに首にぶら下げられるように防災グッズと一緒に保管しておきましょう。

☑おもちゃ、絵本
避難先でストレスにならないよう、簡単なおもちゃやトランプなどのカードゲーム、絵本を入れておくといいです。

☑着替え
汚れはともかく、濡れてしまうと不快に感じます。また、避難先が寒い時は羽織れるものがあると便利。余裕があったら1組くらいは入れておくといいですね。

☑防寒グッズ
季節によってはブランケットやアルミシートを入れておくと安心です。

子ども用の避難グッズは市販品もチェック

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チェックリストを紹介しましたが、これらのものをすべて自分で用意するとなると、結構大変。市販の商品でも、子ども用の避難グッズは販売しているので、それを利用して足りないものを買い足すというのも方法です。

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もしものために子どもにも避難グッズを持たせよう

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大人の避難グッズは用意していても、子どものものまで思いつかなかったというものもあるかもしれませんね。もしものためにも、子ども用の避難グッズは用意しておきましょう。

用意した避難グッズは、子どもと一緒に中身と使い方、普段置いておく場所までしっかり確認しておきます。実際に持たせてみて、重すぎないかとか自分で持って避難することはできそうかなども見ておきましょう。

また、避難グッズを持つ大人も、荷物が重すぎるといざという時子どもを抱えて逃げられる量なのかも確認を。

入りきならないけどあった方がいいと思うグッズは大人用の避難グッズへ。それでも入りきらない場合、避難先に持っていく優先順位を決めて、優先順位が低そうなものは家庭用の備蓄用品などと一緒に保存しておいて、後から取りに戻れそうなら持っていきましょう。

万が一はもしかしたら明日やってくるかもしれません。子どもの避難グッズ、もちろん大人の避難グッズもしっかり見直しをして用意しておきましょう。