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【女の子のママ】子育ての悩み6つ!同性だからこそ難しい!?娘への愛情の伝え方とは?

【女の子のママ】子育ての悩み6つ!同性だからこそ難しい!?娘への愛情の伝え方とは?

2019年5月23日 公開

女の子のママの子育ては「楽だ」と言われることが多いのですが、実は同性だからこそ難しいと思える様々な悩みがあります。まるで自分を見ているかのように、投影してしまいがちな女の子の子育て。具体的に、どんな悩みを抱えているママが多いのでしょうか?今回は、女の子の子育てに多いお悩みや娘への愛情の伝え方について詳しくご紹介します。適度な距離感を保ち、わが子の個性を尊重することがポイントですよ!女の子の子育てにお悩みのママさん、是非参考にしてくださいね。

女の子のママ特有の子育ての悩みって?~はじめに~

Girl Cute Nature - Free photo on Pixabay (151580)

女の子は「子育てしやすい」なんてよく聞きますが、実は女同士だからこそ分かり合える部分とそうでない部分があるんです。一般的に男の子に比べて精神面で成長の早い女の子は、言葉の発達も早く、幼いころから平気で口答えをします。

自立心も男の子に比べて強いので、「自分でできる」「もうお姉ちゃんだから」と強がる一面もあるんです。同性だからこそ、そんな娘にイラっとしたり、子育てに悩みを抱えたりするママも多いもの。
今回は、女の子のママ特有の子育ての悩みと、娘に対する上手な接し方についてご紹介します。

【目次】
・悩み①口が達者すぎる
・悩み②ファッションや髪型へのこだわりが強い
・悩み③友達関係が複雑すぎる
・悩み④気持ちが複雑すぎる
・悩み⑤自分と娘を比べてしまう
・悩み⑥パパが娘に甘すぎる
・母と娘の複雑な関係は誰にでも起こり得るもの!
・娘への上手な愛情の伝え方とは?
・パパにも協力してもらおう!

悩み①口が達者すぎる

Human Children Girl - Free photo on Pixabay (151581)

女の子は男の子に比べて口が達者なので、幼児期であってもママに生意気な態度をとったり、口答えをしたりします。
「ママだって○○じゃん」
「違う!○○じゃない!私は△△って言ったの!」

など、まるで大人の女性のような強い口調で反論してくることもしばしば。
しかも、時には大人にとって言われたくない・指摘されたくないことでもあるので余計に腹が立ってしまうんです。

大人げないと分かっていても、反発する娘に対し、本気で「怒る」というよりは「親子喧嘩」に発展してしまうこともよくあることだと思います。

悩み②ファッションや髪型へのこだわりが強い

Girl Child Children - Free photo on Pixabay (151583)

女の子は小さなころからおしゃれが大好きですから、朝の支度がとても大変です。
「ズボンは嫌!ワンピースがいい」
「髪型は三つ編みにして!」
「ヘアゴムはこっちにして!」

など、次から次へとまるでお姫様のように要望が多いもの。可愛い反面、忙しい朝に洋服1つ選ぶのにも時間がかかってしまうと、さすがにママもイライラしてしまいますよね。

また、女の子の場合、洋服やバッグを買うときにも注意が必要です。ママとのファッションセンスが同じであれば良いのですが、ママが選んだ服が気に入らないという子も多くいます。
ママはシンプルなデザインを好むのに対し、娘はフリルの付いたスカートやピンクのキラキラしたバッグを選ぶなど、お買い物のときにも意見が割れて一苦労というエピソードはよく聞きます。

せっかくママが買っておいたのに、娘が気に入らなくて着てくれなかった…というのは、もはや女の子ママにとっては「あるある」でしょう。

悩み③友達関係が複雑すぎる

Girls Children Kids - Free photo on Pixabay (151584)

男の子に比べて、特定のお友達を作りたがる女の子。
小さい頃から友達付き合いのグループがしっかりと出来上がってしまうのです。

そのため、他のグループの輪の中に入りたくても、子どもながらに気まずさを感じたり、入りづらさを感じるようです。
独占欲の強い女の子もいるため、「○○ちゃんと遊ぶから今日はアナタとは遊ばない」と平気で言ったりします。
幼児期の場合、本人には酷いことを言っている自覚は当然ありませんが、言われた方は悲しい気持ちになってしまうものですよね。

このような「仲間外れ」をしやすいのも女の子特有で、これらがエスカレートしていくと、「いじめ」の元になる危険もあります。男の子は、お友達を叩くなど手が出て困るというママもいますが、実は女の子はもっと深刻で、陰口を叩くなど「言葉の暴力」をしてしまうことがあるので注意が必要です。

悩み④気持ちが複雑すぎる

Girl Sad Desperate - Free photo on Pixabay (151585)

精神的に成長が早い一面もあれば、時には「甘えたい」という複雑な気持ちを持つ女の子。
男の子のように単純にはいかないので、1度機嫌を損ねると、なかなか戻ってくれない女の子もいます。
お菓子や好きなテレビ番組で気をそらすことが難しいので、ママも手を焼いてしまうことが多いでしょう。

特に、5~6歳児は「甘えたいけど、私はもうお姉ちゃんなんだから!」という間で心が揺れ動いている時期なので、接し方が難しいと感じることが多いと思います。幼いながらに色々なことを感じて考えている子が多いのも女の子特有でしょう。

悩み⑤自分と娘を比べてしまう

Child Care Childhood - Free photo on Pixabay (151587)

娘の場合、ママと同性だからこそ、ママの幼い頃と無意識に比べてしまうことがありますよね。
「私が子どもの頃はこんなんじゃなかった!」「私が娘の年齢くらいのときはもっと○○ができた」など、つい口にしてしまいがちです。

もちろん、ママの子どもですから、性格や容姿が似ている部分もありますが、あくまで別の人間であることを意識しなければなりません。

悩み⑥パパが娘に甘すぎる

Father Daughter Beach - Free photo on Pixabay (151588)

ママは娘にどうしても厳しくなってしまったり、同姓だからこそ感情でぶつかり合うことも多いのですが、一方で、パパは娘を甘やかしてしまうことが多いようです。
しぐさや言葉は、やはり女の子特有の可愛らしさがあります。

娘もパパに甘えるのが上手で「パパ大好き!」「パパ一緒にお買い物行こう」などと連れ出して、好きなお菓子を買ってもらう…などは常套手段でしょう。
このように誰が教えたわけでもないのに、幼いころから自然と「小悪魔」と化してしまう子はよくいるようです。

当然しつけにおいても、パパは優しく甘いので、「パパは良いって言ったもん」と口答えされてしまうこともありますね。そんなパパに、ママはイライラすることが増えてくるでしょう。

母と娘の複雑な関係は誰にでも起こり得るもの!

Baby Girl Sleep - Free photo on Pixabay (151591)

このような母と娘の関係性というのは誰にでも起こり得るものなので、「母親失格」などと悩む必要は全くありません。
ママが娘の子育てに悩むのには、ママが子どものころ「母親にどのように接してもらったか」が、大きな影響を与えていると言います。

今の自分と母親を重ねたり、娘を幼いころの自分に重ねたりすることで、「私は○○されるのが嫌だったから、娘には同じことをしたくない」と強い感情が生まれます。しかし、その一方で気が付くと無意識に自分が母親にされた「育て方」や「しつけ方」を繰り返してしまっていることが多いのです。

だからこそ、そんな自分に嫌悪感を抱き、悩み、苦しむことになると言います。
同性だからこそ、起こりやすい現象の1つではありますが、悪い方向へエスカレートしてしまったり、自己嫌悪が酷くなって育児ノイローゼになってしまうようであれば、ママ自身と母親との関係を見直してみると良いでしょう。

自分が幼いときに母親に言われたこと・されたことが、たとえ今の育児に似ていたとしても、自分と娘の人格が異なるように、自分と母親の人格も異なりますので、全く同じことの繰り返しになっているとは限りません。
自信を持って娘と接することを心がけましょう。

娘への上手な愛情の伝え方とは?

Love Valentine Heart In - Free photo on Pixabay (151592)

同性だからこそ理解できる部分とぶつかり合ってしまう部分が複雑に絡み合うのが母と娘の関係性。では、娘に対してどのように愛情を伝えていけば良いのでしょうか?
以下のポイントを意識しながら子育てに活かしていきましょう!

1、スキンシップをしっかりとる

子どもの成長と共にスキンシップをとることが少なくなってしまいますよね。しかし、スキンシップは言葉よりもずっと伝わりやすい愛情表現です。

・どんなに叱った後でも、お互い理解し合えたらギュッと抱き締めてあげる
・叱っているときも手を握りながら、目と目を合わせる
・笑顔で抱き締めながら褒めてあげる
・いってらっしゃいの時に抱き締めたりハイタッチをする


など、日ごろからスキンシップを欠かさないようにしましょう。

2、自分の意見を押しつけ過ぎない

娘に対しては、自分と比べてしまうだけでなく、ママが子どものころにやりたかったことを、知らず知らずのうちに押し付けてしまうこともよくあります。

自分の娘と言えども、性格も好みもまるで違うことがありますよね。決してママの意見を押し付け過ぎないよう、時には子どもの意見もしっかりと聞くようにしましょう。
子どもの意見に耳を傾けることで、「ママは自分を理解してくれる」と感じるようになります。自立を促したり、自尊感情を高めるためにも必要なことと言えますね。

3、毎日少しでも子どもと向き合う時間を作る

特別なことをする必要はありませんが、忙しい毎日でも子どもとしっかり向き合う時間を作ることが大切です。
家事をしながら・テレビを観ながら…ではなく、子どもに集中できる時間を作ります。
一緒に絵本を読んだり、折り紙をしたり、ただおしゃべりをするだけでも良いでしょう。

たった5分でも10分でも、子どもだけを見つめてあげる時間を作ると、子どもの心はとても豊かになりますよ!

パパにも協力してもらおう!

Hands Friendship Friends - Free photo on Pixabay (151593)

どうしても娘に甘くなってしまうパパにイライラしてしまうママは多いですよね。
過剰に甘やかしすぎることはよくありませんが、ママが叱ったときの「逃げ道」としてパパの存在を活用するのは良いことです。

子どもにとって、パパやママは頼れる存在です。しかし、2人から同時に叱られてしまうと心の支えがなくなってしまい、孤独感を感じてしまうことがあります。特に女の子は感受性が強い子が多いので、なるべく2人同時に叱らないよう上手にバランスをとっていきましょう。

事前にパパに話しておくと良いですね。
ただし、パパは、子どもの味方になってママを批判するのは良くありません。
あくまでもパパとママの「しつけに対する考え方」は統一しておきましょう。

パパとママの意見が食い違うと子どもは混乱します。大きくなれば賢い女の子は、「パパは良いって言ったから」とママの言うことを聞かなくなってしまいますので注意しましょう。

また、夫婦仲が良いことは、子どもの人格形成に大きく影響します。他人への思いやりや優しさ・愛情表現の仕方などをパパやママという身近な人を見て学んでいくので、子どもの前で夫婦喧嘩のし過ぎには注意したいですね。

まとめ

Affection Beach Parents - Free photo on Pixabay (151640)

いかがでしたか?
男の子のママの場合、自分と違って当たり前と自然に思うことができますが、女の子の場合は、何かにつけて自分と比べたり、分かり合えていると思って余計な口出しをしてしまうことがあります。

今回ご紹介したように、わが子であっても別人格であることを理解し、尊重することが大切です。そうすることで、適度な距離感を保て、客観的に娘をみることができるようになるでしょう。

大変なことも多い女の子の子育てですが、大きくなって一緒にショッピングしたり旅行をしたりして楽しめるのも魅力の1つです。楽しみがたくさん待っていると思って、ワクワクしながら今の時期を乗り越えましょう!