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おっぱいや産後のママの体のトラブルの対処法について徹底解説

おっぱいや産後のママの体のトラブルの対処法について徹底解説

2017年2月22日 公開

産後のママの体は、トラブルだらけ?! 痛くてつらいおっぱいのトラブルやママの体のタラブルの対処法について詳しく徹底解説。 産後の体のトラブルもこれで解消できます!! ぜひ参考にしてみてください。

おっぱいトラブル「乳首切れ」

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母乳で育てる場合に最も多いトラブルが乳首切れです。
おっぱいの飲ませ方や抱き方、授乳後におっぱいを上手く赤ちゃんから外すことができなかったりすると乳首が切れることがあります。
このトラブルを防ぐには、赤ちゃんの口を大きく開けてからくわえさせること、乳輪部までしっかりと深くくわえさせましょう。
痛みがある場合は、授乳の姿勢を横抱きだけでなく、赤ちゃんと正面で向かい合ったり、ラグビーボールを抱えるように抱いたり、色んな方向から吸ってもらえるように工夫しましょう。
ヒリヒリと痛む場合は、市販されている天然羊脂クリームを傷口に塗ってから授乳までの間ラップでパックするのがおすすめです。
赤ちゃんが口に含んでも問題ない羊脂クリームは、授乳前にふくとる必要はありません。
乳首の付け根が切れている場合は、直接母乳をあげるのはやめて、搾乳してほ乳瓶であげるようにしましょう。
ちゃんと搾乳していれば母乳がとまることはありません。
それでも傷が痛むときなどは、産科や母乳外来で診てもらいましょう!

乳腺炎になったらキャベツ湿布で冷やしましょう

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おっぱいがパンパンに張って固くなって痛むときは、乳腺炎になっている可能性があります。
乳腺炎とは、おっぱいの通り道がつまった状態のことです。
原因は様々ですが、油の多いものや甘いものの食べ過ぎ、乳首の傷から細菌が入ってしまった、決まった方向だけの授乳姿勢、ママのからだの疲労などが考えられます。
初期なら赤ちゃんに吸ってもらうとだいたい治ります。
ひどいと39度以上の熱や頭痛、関節痛、インフルエンザに似た症状が出てきます。
乳腺炎になったらとにかくおっぱいの熱をとってあげましょう。
おすすめの方法は、キャベツ湿布です。
キャベツ一枚はがして、おっぱいの上にかぶせましょう。
おっぱいの粗熱を吸収してくれます。
特に寝る前にキャベツ湿布をすると翌朝は楽になっています。
とにかくおっぱいを冷やすと少しマシになります。

産後も続く足のむくみ

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妊娠中から多くの人が経験する足のむくみ。
実は、産後も足のむくみは続く人が多く、妊娠中に起こらなかった人もむくむ場合があります。
むくみは、体の水分バランスが崩れたときに起こるものです。
とくに産後は、羊水や出血などで水分が一気に減ります。
体は必要以上に水分を溜め込もうとするのでむくみやすくなります。
また、出産時の影響で骨盤内のリンパの流れが悪くなってむくむ場合もあります。
授乳を始めると余分な水分が抜けるので放っておいても産後10日ほどでおさまりますが、できればケアをしましょう。
簡単なフットマッサージや足浴しましょう。
授乳しながらの足浴は、母乳の分泌を促してくれます。
足を高くして寝たり、加圧タイツのソックスをはくなど日ごろからケアを行うことも大切。
特に足が冷えているとむくみの回復が遅いので冷え性の人は、靴下を履いたりして気をつけるようにしましょう!

腰痛対策

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産後の腰痛は、骨盤のゆるみと抱っこの重力が腰にくるためにおこります。
ゆるんだ骨盤を締めるために退院したらすぐに市販の骨盤ベルトを巻くのがおすすめです。
骨盤を締めるエクササイズも行うと良いでしょう。
腰痛の時は、授乳後のげっぷの姿勢にも気をつけましょう。
赤ちゃんを肩に担いで行うとより腰に負担がかかってしまうので、ママの腿の上に赤ちゃんを座らせて行うと良いです。
また赤ちゃんのお世話は、布団ではなくベビーベッドを使うと腰への負担が軽減できます。
どうしても腰が痛むときは、赤ちゃんをパパにみてもらったりしてカイロや整体やマッサージへいきましょう。

出産時のいきみによってなる痔

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痔は、妊娠後期から臨月、出産時のいきみによってもなりがちです。
いぼ痔や切れ痔と呼ばれるものがあり、多くの人がいぼ痔に悩まされてしまいます。
痔になったら、アロマを使ったケアが効果的です。
痔の症状を抑える効果のある精油・サイプレスを浸したコットンで痔の部分を奥へいれるだけですごく楽になります。
痛みがひどい時は、オイル湿布も行うと良いです。
方法は、排便や入浴後に1日1~2回サイプレスを浸したコットンを肛門にあてておきます。
オイルが下着に流れやすいので生理用のナプキンなどを当てておくと安心です。

便秘も痔の原因になります!!

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便秘になると、痔の原因になって字を悪化させてしまうことがあります。
決まった時間にトイレに行って食物繊維を積極的にとりましょう。
イライラしたり不安が強いと便秘になりがちです。
肛門周りの血流が悪いと痔に影響してしまうので下半身を冷やさないようにしましょう。
いぼ痔が複数できたり、痛みがひどい時は肛門科を受診しましょう。

尿漏れの防止

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産後、くしゃみや大笑いなどしたと気にお腹に力が入った時に尿漏れしてしまうことがあり、これは珍しいことではありません。
妊娠や出産で骨盤底筋がゆるんで尿道がしまりにくくなったためおこります。
軽い尿漏れはほとんどエクササイズで治ります。
排便をしている途中で止める、立っている時に意識してぎゅっと締めるといった簡単な方法を日々の生活の中で行いましょう。
体調が安定したら尿漏れ防止のエクササイズを行うと効果的です。
育児が大変でトイレを我慢したりすると尿漏れが悪化して膀胱炎になってしまうこともあるので注意しましょう!

腱鞘炎になりやすい?

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腱鞘炎とは、手首や腕を痛めてしまうことで、腕ではなく手首で赤ちゃんを抱っこしていることが原因で起こります。
慣れない抱っこや授乳など育児に緊張していることからおこりやすく早い人は、産後1週間くらいでなってしまうこともあります。
腱鞘炎を防ぐには、日ごろから手に負担をかけないように工夫すること。
特に授乳時は、赤ちゃんの頭を手首で支えるのではなく、ひじの内側で支えるように気をつけましょう。
日常生活の中で手首をまわしたり、手のひらをそらすようなストレッチを行うことが大事です。
特に寒い季節は腱鞘炎になりがちなのでたらいにお湯を入れてグーパーを行うと効果的です。
痛みがある場合は、手首専用のサポーターを巻いたり、親指の付け根からひじまでテーピングで固定すると、筋肉が保持できて楽になります。
それでも改善しない場合は、鍼や整形外科で受診して痛み止めの注射をうってもらうと楽になります。

まとめ

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出産という大仕事を終えて疲れ切った体のまま育児。
産後のなれない生活の中でおっぱいや腰、足のむくみや痔、腱鞘炎といった体のトラブル。
少しでも改善できるように対処法を知っておくだけでも楽になります。
赤ちゃんの抱っこなどは、つらいときは無理せずにパパや周囲の人にかわってもらうようにして自分の体もしっかりと休めましょう!!
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