子どもの身長を伸ばす大事な栄養素は?
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子どもの身長を伸ばすには、子どもの骨を伸ばす、骨を成長させることが重要です。いろいろな栄養素が混じりあって骨は成長していきますが、特に重要な5つの栄養素についてチェックしましょう。
1.カルシウム
骨や身長というワードを聞くと、一番に思い浮かぶのがカルシウムだという人が多いでしょう。昔からカルシウムを取れば、背が伸びると言われたものですね。それはその通りで、カルシウムは骨を作る働きをします。
カルシウムが足りないと、イライラする、集中力のダウンなどの症状も見られるため、子どもには積極的に摂らせたい栄養素です。次の表を見てください。
カルシウムが足りないと、イライラする、集中力のダウンなどの症状も見られるため、子どもには積極的に摂らせたい栄養素です。次の表を見てください。
via www.mhlw.go.jp
こちらは厚生労働省により発表されている、食事の摂取量基準をまとめた表です。1歳から17歳までの成長期の子どもが、1日に必要とするカルシウムの量を示しています。牛乳100gに110mgのカルシウムが含まれていると言われているので、牛乳コップ1杯(200g)をいくら飲めばいいのか、計算してみてください。
もちろん、カルシウムが含まれるのは牛乳だけではありませんので、この表にある量を他の食材とトータルで摂らせることを意識しましょう。
もちろん、カルシウムが含まれるのは牛乳だけではありませんので、この表にある量を他の食材とトータルで摂らせることを意識しましょう。
2.マグネシウム
マグネシウムは体内に入ったカルシウムを骨に吸収させるサポートの役割をしています。カルシウムと同じくミネラル成分で、カルシウムと一緒に摂ることが推奨されています。比率としては、カルシウム:マグネシウム=2:1が理想です。
こちらの下の表をチェックしてみてください。
こちらの下の表をチェックしてみてください。
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成長期の子どもには、これだけの量のマグネシウムを摂ることが推奨されています。マグネシウムは記憶力の向上にも効果があるので、積極的に子どもに摂らせたい栄養素ですね。
3.ビタミンD
ビタミンDはカルシウムの吸収のスムーズにしてくれる働きがあります。ビタミンDが不足すると、体が弱く、成長障がいへつながることも。こちらもしっかり摂らせたい栄養素の1つです。
表を見てみましょう。
表を見てみましょう。
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ビタミンDが多く含まれている、きのこ類の生シイタケ100gでビタミンDが2.2μgくらいだと言われています。結構たくさん食べなければいけない印象ですね。
しかし、ビタミンDは日光を浴びることにより、体内で生成することもできます。元気な子どもを育てるために、適度に外で遊ばせることは必要です。
しかし、ビタミンDは日光を浴びることにより、体内で生成することもできます。元気な子どもを育てるために、適度に外で遊ばせることは必要です。