ikumama

Top
赤ちゃんにも日焼け止めは必要!?目的に合った選び方や使い方で肌を優しく守ろう

赤ちゃんにも日焼け止めは必要!?目的に合った選び方や使い方で肌を優しく守ろう

2017年3月14日 公開

真っ黒に日焼けをしたお子さんは、外でいっぱい遊んで健康的な印象ですが、日焼けって肌にはとても負担がかかるんです。最近では、赤ちゃんのうちからしっかりとUVケアを行おうという考えになってきており、赤ちゃん用の日焼け止めも数多く販売されています。種類が多いと、どれを使ったらいいのか悩みますね。日焼け止めの選び方や正しい使い方、オススメの商品などたっぷり紹介します。

赤ちゃんの肌にも日焼け止めは必要!?

Free photo: Baby, Boy, Smiling, Kid, Infant - Free Image on Pixabay - 390555 (49869)

つるつるスベスベで思わず触りたくなる赤ちゃんの肌。キメが細かくてきれいな肌なので、日焼け止めなんているの!?なんて思うかもしれませんが、赤ちゃんの肌ってとても敏感なんです。紫外線を多く浴びることで乾燥してカサカサになったり、日焼けをしすぎるとやけどのようになってしまいます。

紫外線は赤ちゃんの頃から蓄積され、大人になった時にシミやシワの原因になると言われています。さらに免疫力の低下、皮膚がんの原因になるなど、病気の原因になることもあるのです。

帽子やサンシェードを利用するのも大事ですが、やっぱり赤ちゃんの肌を日焼け止めで直接守ってあげることが効果的です。

赤ちゃんの日焼け止めはいつから使えるの?

Free photo: Baby, Boy, Little Boy, Sweet - Free Image on Pixabay - 179378 (49871)

赤ちゃんの日焼け止めは、商品によっては新生児から使えるものもあります。赤ちゃんの肌は敏感ですから、紫外線から肌を守るためとはいえど、できれば肌に直接つけるものには気をつけたいですよね。

やむ負えない場合は新生児用の日焼け止めを使用しますが、できれば肌が特に敏感な3ヶ月頃までは使用しなくても済むよう外出を短時間で切り上げるような不工をしたほうが良いでしょう。

肌が直接紫外線を浴び無いよう、日陰を作ってあげたりおくるみなどで隠してあげるのも効果的。紫外線が強い日中より、早朝や夕方に出かけるようにしましょう。

赤ちゃんが成長してきたら、肌に合った日焼け止めを使用してみてくださいね。

赤ちゃん用の日焼け止めにもSPFやPAがある?

Free photo: Kids, Baby, The Son, Dear - Free Image on Pixabay - 1508121 (49874)

日焼け止めは、赤ちゃん用も大人用と同じようにSPFやPAの表記があります。この表記の数値が高いほど、日焼け止めとしての効果は高いものとなっていますが、それだけ肌への負担も大きいものとなっています。

大人用もそうですが、数値が大きいほど良いという訳ではありません。普段使いや軽いお出かけ程度であれば低い物を使っても十分です。海などのレジャーで使用するならば、それよりも強い物を選んでもいいでしょう。

赤ちゃんの日焼け止め、正しい使い方を教えて!

Free photo: Dad, Mom, Love, Hand, Family, Baby - Free Image on Pixabay - 1716160 (49876)

上記にもありましたが、SPFやPAが高い日焼け止めが良いという訳ではありません。使用目的によって使い分けるようにしましょう。

日焼け止めの厚塗りも、赤ちゃんの肌へ負担をかけてしまいかねません。容量を守って使用してくださいね。赤ちゃんの肌に均等に塗るために、顔であれば額・両頬・鼻・顎に少しずつ乗せて、均等に伸ばすように塗ってあげましょう。

腕や足は、塗り残し部分がないようにしっかりと伸ばしてあげて下さい。鼻、首、手のひら、関節の内側なども塗り忘れのないようにしてあげましょう。

赤ちゃんの日焼け止めはどんな種類がある?

Free photo:
Hat, Summer Hat, Summer, Straw Hat - Free Image on Pixabay - 825338 (49885)

赤ちゃんの日焼け止めは種類が豊富です。

クリームタイプは、赤ちゃんの肌に乗せやすく低刺激です。流れていかないので目に入る心配などがなく、顔に塗るのに向いています。ただし、商品によっては伸びが悪く使いにくいものや白くなりやすいものも。伸びが悪いとたくさん塗りたくなりますが、白浮きしない程度にしておきましょう。

ミルクタイプも肌馴染みが良く、クリームよりもトロっとしていて伸びが良いのが特徴です。日焼け止めが2層になっている物は、しっかりと振ってから使いましょう。

ぷるっとしていて伸びがいいジェルタイプも肌に塗りやすいですが、SPFやPAが他の種類に比べると少し高い物が多いです。体用やしっかり日焼け対策したい時にはいいですね。

ミストタイプの日焼け止めは、赤ちゃんの肌にシュっとかけるだけなので、手軽でいいですね。虫よけ効果もある商品も販売しているので、海や山、お祭りなどのレジャーにもオススメです。

ウォータープルーフタイプは、汗や水で流れにくく、SPFやPAが高いので日焼け止めとしての効果は一番強いです。ただし、赤ちゃん用とはいえ肌に負担がかかります。落とす時も専用のシートなどが必要なので、普段使いよりも、レジャーなどで特に日差しに気をつけたい時に使いましょう。

赤ちゃんの日焼け止め、使用後はきちんと流しましょう

Free photo: Shower, Douche, Bathroom, Clean - Free Image on Pixabay - 1027904 (49880)

赤ちゃん用の日焼け止めは、お湯、もしくは石鹸で流せるものがほとんどです。お風呂に入ってしっかりと落としてあげましょう。ウォータープルーフタイプになると、専用に洗い流すシートなどが必要な商品もあります。

顔に塗った日焼け止めを石鹸で流すのは、赤ちゃんは嫌がるかもしれません。しかし、洗い残しは肌荒れの原因になりますので、きちんと流してあげて下さいね。

赤ちゃんに日焼け止めを使う際の注意点

Free photo: Summer, Baby, Beach, 50 Days - Free Image on Pixabay - 1765351 (49890)

赤ちゃん用の日焼け止めは、赤ちゃんの肌にも使えるよう低刺激の成分を使っています。しかし、すべての赤ちゃんの肌に合うとは限りません。念のために顔や体全体に塗る前に、少しだけ塗ってみて肌に異常がないかパッチテストを行ってから使いましょう。

もともと肌が弱い赤ちゃんならなおさら気を付けた方がいいですね。皮膚科や薬局でも日焼け止めは取り扱っていますので、かかりつけ医があるのならば相談して購入してみるのも方法です。

赤ちゃんに日焼け止めを使う際には、目や口には入らないように気をつけましょう。中には、誤って入ってしまっても大丈夫な成分のものもあります。そちらを購入すれば安心ではありますが、日焼け止めはそもそも食べるものではないし、少なからず刺激はあります。

赤ちゃんの日焼け止め、どんな基準で選ぶ?

Free photo: Baby, Baby With Mom, Mother Kiss - Free Image on Pixabay - 165067 (49882)

日焼け止めは種類が多いので、どれを購入するのか悩みます。選ぶ基準としては、まず使用目的を明確にすることです。普段使いでいいのであれば、SPFやPAが低く、肌に負担のかからないもの、お風呂で流しやすいものにしましょう。毎日公園に付けていくのに使いたいという場合も、一日中お日様の下にいるわけではないし、毎日使うからこそ低刺激のものを選んだ方がいいという考え方もあります。レジャーで使う場合は、しっかり日焼け対策ができるよう、少し強めの物を選んだ方がいいです。虫よけ効果もあると助かりますね。

次に成分です。赤ちゃんの肌に使うものですから、こだわって選びたいですね。肌に優しいクリームタイプは敏感な顔に使い、伸びが良いミルクやジェルタイプを体に使うなど分けると便利です。値段も購入の際は視野に入れたいですね。成分にこだわっている物は高い商品も多いです。

赤ちゃんの日焼け止めオススメ商品

Free photo: Summer, Vacations, Holidays - Free Image on Pixabay - 1599139 (49883)

先輩ママ達はどんな日焼け止めを使っているのでしょうか。オススメの日焼け止めと、レビューを紹介しますので、購入の際は参考にしてみてくださいね。

Amazon | パックスベビー UVクリーム (日焼け止め) 30g SPF17/PA+ | ベビークリーム

455
肌に優しい成分で、全品無香料・無着色。やわらかな素肌を健やかに保ちます。
赤ちゃんの皮脂にも含まれるパルミトオレイン酸を多く含む、マカデミアナッツ油を配合。皮脂の組成に近づけることで、赤ちゃんの肌にしっとりとなじみます。肌への影響が懸念される合成界面活性剤や合成酸化防止剤などは使用していないので、肌が弱い大人の方にも安心です。
低刺激で赤ちゃんの肌に優しいUVクリーム。パックスベビーの石鹸やボディークリームとライン使いするのもオススメです。
『確かに伸びません。そのまま使うとカスも出ます。でもリピートしています。成分が安心でこのお値段のものは他にもないと思うからです。使う時は、適量を手のひらに取り、同じメーカーで作っているパックスナチュロンのフェイシャルローションを1〜2滴足して、伸ばして使っています。これでカスも解消!』

『自分の顔にも使ってみましたが、香りもなく皮膜感はありますが守られてる感じがしていいと思います。
レビューに「白浮きする、伸びが悪い」とありましたが、個人的にはそんなに気になりませんでした。』
クリームタイプはどうしても伸びが悪いのが難点です。しかし、工夫次第で使いやすくなるのはいいですね。成分を見てこちらを購入している人も多く、肌が弱い赤ちゃんも大丈夫だったというレビューもありました。

Amazon | ニベアサン プロテクトウォータージェル こども用 SPF28 PA++ 120g | UVカット・日焼け止め 通販

521
乾燥しやすいお子さまの肌を紫外線からやさしくまもる、ノンアルコールのUVジェル。
スーッとのびてベタつかない、素肌にやさしい使い心地。
紫外線などによる乾燥を防いで、うるおいを保ちます。
専用クレンジング不要。いつもお使いの石けんや洗顔料・洗浄料などで落とせます。
ボディケア用品でおなじみのニベアから販売されているジェルタイプの日焼け止めです。6ヶ月~使用可能です。
『この商品は、とろっとしたジェル状の液体となっている。
例えるなら、一般的なシャンプーとか、リンスとか、そういう「とろみ」の液体。
非常に塗りやすい。日焼け止めを塗っている感覚は、あまりなく、ふつうに化粧水・乳液を塗っている印象。』
ぷるっとしているのに肌馴染みがいいジェルタイプの日焼け止めは、とにかく塗りやすいとのレビューが多いです。

Amazon | 2E(ドゥーエ) ベビープラス BABY PLUS UVプロテクトミルク 30ML(SPF20・PA++) | UVカット・日焼け止め 通販

1,500
皮膚科や薬局でも取り扱われているミルクタイプの日焼け止めです。SPFやPSが低く、肌に優しいです。2層になっているため、しっかり振ってから使用します。ミルクタイプで肌にスッと伸び、肌馴染みも良いです。
『乳児湿疹で皮膚科の専門病院の先生に勧められたのがこちらの商品です。
さらっとした乳液タイプで伸びも良く、ベタつきもないため子供の肌にも負担が少ないと思います。また、塗ってもカサつく心配もなく、たまに私も使っていますが凄く使いやすいです。
私もかなり敏感肌なのですが、こちらの商品は痒みが起こったことはないです。』
敏感肌でもトラブルなく使えている方が多いようです。サラッとしていて白くならないのも嬉しいですね。

Amazon.co.jp: アロベビー UV&アウトドアミスト 80ml: ビューティー

2,520
1本で二役! 簡単に紫外線&アウトドア対策が出来て、ママも赤ちゃんも快適。

紫外線と虫対策が1本で出来るので、忙しいお出かけ前や、動き回る赤ちゃんやキッズにもこれ一本でストレスなく簡単にケア出来ます。

▶白浮きせず、お湯で落とせるから赤ちゃんの肌への刺激を最小限に。

アロベビー UV&アウトドアミストは、細かい粒子の天然の紫外線散乱剤をミスト状にしているので、オーガニック日焼け止めに起きがちな白浮きがありません。
お湯で落とせるから、お風呂でも赤ちゃんの肌を擦る必要がなく肌への刺激を最小限に軽減します。

▶優しいアロマの香りで天然のバリア。

日焼け止めや虫よけスプレー独特の嫌な匂いはなく、レモングラスやローズマリー葉油などの天然のアロマを使用。優しい香りなので赤ちゃんも嫌がりません。
優しい香りでUVカットと虫よけの2つの効果を発揮してくれる、ミストタイプの日焼け止めです。汗などで流れてしまっても、ミストをかけるだけなので塗り直しも簡単。低刺激で赤ちゃんにも安心して使うことができ、お湯で簡単に流せるのが嬉しいですね。
『顔を洗うのが大嫌いな娘には、お湯で落とせるというのが、大変助かりました。つけ心地は、さらっとしていて、足や腕は直接スプレーして、顔は手に一度とってから伸ばしました。少し白っぽく残るけど、気にならない程度です。 』

『匂いは、ほんのり柑橘系で1歳の子供も嫌がらずに使えています。虫にも今の所、刺されていません。日焼け止めが一緒になってるのも1度で済むので助かります。ただ長い外出時は、やはり塗り直してあげないと、ジワジワと日焼けしてしまう感じがします。 』
虫よけの臭いは柑橘系の優しい香りですが、中には苦手という方もいました。ミストタイプは肌に優しく落としやすい分、やはり流れてしまうという意見も。こまめに塗り直しをしてあげれば、使いやすい日焼け止めです。

Amazon | マミー UVマイルドジェルN 100g | UVカット・日焼け止め 通販

810
90%食品成分でつくった日焼け止めジェル。
デリケートなお肌を考えた、低刺激・弱酸性。
せっけんで簡単に落とせます。
天然うるおい成分配合。(アロエエキス、木いちごエキス、アセロラエキス、ホホバオイル)
美容液成分配合(ヒアルロン酸)
SPF33PA+++
SPFとPAがやや高めですので、日焼けが特に気になる赤ちゃんにオススメなジェルタイプの日焼け止めです。使用後は石鹸で流すことができます。可愛いクマさんのボトルで、ポンプで手軽に出せるので使いやすいです。
『幼児の息子用に、肌にやさしそうな日焼けどめを探して購入しました。
私も試しに使ってみたところ、ジェルというよりはミルクタイプのような感じで、適度な保湿力があり、かといってべたつきはなく、伸びも良く、つけ心地の良さがすぐに気に入りました。』
ポンプタイプは楽、ジェルなので白くならずにスッと伸びがいいとのレビューが多い商品です。

Amazon | ピジョン UVベビーミルク ウォータープルーフ SPF50+ 50g | UVカット・日焼け止め 通販

959
【強力な紫外線の対策に。とにかく焼きたくない方にぴったりの日焼け止め】
●汗や水に強く、効果が長続きするウォータープルーフタイプです。
●紫外線のダメージからお肌を守る、SPF50+・PA++++最高値※のUVカット効果。(※表記の最高値、当社販売アイテム内)
●すっとのびて、ベタつきにくい乳液タイプなのでぬりやすいです。
●低刺激なので生まれたての赤ちゃんにも使えます。
ピジョンから発売されている乳液タイプ、ウォータープルーフタイプの日焼け止めです。汗や水にも強いので、レジャーに向いています。SPFやPAが強いので、しっかり日焼け対策ができます。使用後は、同じくピジョンから販売されているベビークレンジングナップでふき取りが必要です。
『使い心地は乳液タイプなので伸びやすく、白く粉っぽくもならずに軽いです。
ウォータープルーフというだけあって水をかけてもはじいて取れません。
手に塗ってみましたが、ハンドソープで2回洗ってやっと取れた感じでした。
ベビーソープでは2−3回洗っても落ちませんでした。
普段使いには「何度も洗わないといけない」という点から使いにくいかもしれませんが、
日焼け必須の海やプールのときは効果を発揮してくれそうです。』
乳液タイプで塗りやすく、汗や水などでも落ちにくいとのレビューが多かったです。日焼け対策としては効果があるようですが、落とすのが大変そうです。顔だけ別の物を使ったという方もいました。

日焼け止めと併用したい、赤ちゃんの紫外線対策

Free photo: Alley, Basswood, River, Track - Free Image on Pixabay - 1582731 (49886)

紫外線対策に日焼け止めは大変有効ではありますが、赤ちゃんの為には万全を期した方がいいでしょう。お出かけの時には帽子をかぶるようにし、なるべく日陰を歩いてあげましょう。ママの抱っこひもで手が空いているようでしたら、日傘をさすのも効果的ですよ。ベビーカーに乗る際は、サンシェードを忘れずに使いましょう。あまりに日差しが強いようでしたら、UVカットのポンチョやタオルを被るのも効果的です。

赤ちゃんが日焼けしすぎた!どうしたらいい?

Free photo: Baby, Tears, Small Child, Sad, Cry - Free Image on Pixabay - 443390 (49892)

赤ちゃんの日焼けに気を付けていたにも関わらず、日焼けをしてしまった…それは仕方のないことです。しかし、短時間でひどい日焼けになると、やけどをしているのと同じような状態になっていることも。しっかりと処置をしてあげましょう。

日焼けをして赤くなっているようでしたら、まずは冷やすことです。濡れたタオルを使ったり、常温の水などで冷やしてあげて下さい。タオルにくるんだ保冷剤も良いのですが、赤ちゃんの肌は弱いので、冷やしすぎには注意が必要です。それから、ワセリンやベビークリームで肌を保護してあげましょう。

皮がむけてしまうほどひどい日焼けでしたら、病院で適切な処置をしてもらったり、お薬を処方してもらうようにしてくださいね。

まとめ

Free photo: Brothers, Boys, Kids, Baby, Newborn - Free Image on Pixabay - 457234 (49895)

日焼けをしている子は健康に見えますが、現在では紫外線の影響を注意するという傾向にあります。赤ちゃんのうちからしっかりとケアして、大人になってもきれいな肌でいられるようにしてあげたいですね。

しかし、ある程度の日焼けは仕方がないこと、神経質になりすぎて日焼け止めを使いすぎるのも肌に負担がかかるという事も覚えておきましょう。なるべく日焼けしすぎないよう、日焼け止めを有効に使ってくださいね。
]]>