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赤ちゃんにミルク以外の飲み物はいつから?ママの気になる飲んでもOKな物や上手な飲ませ方

赤ちゃんにミルク以外の飲み物はいつから?ママの気になる飲んでもOKな物や上手な飲ませ方

2017年7月30日 公開

赤ちゃんはママの母乳やミルクで水分を補給していますが、いつまでも母乳やミルクで水分補給をするわけにもいきません。ベビー用品売り場には、赤ちゃん用の飲み物が多く展開されていますが、どのタイミング与えたら良いものか悩んでいるママも多いのではないでしょうか。今回は、赤ちゃんに母乳やミルク以外の飲み物はいつ頃から与えても大丈夫なのか、月齢毎に分けてご紹介します。また、飲ませても良い飲み物やおすすめ商品も紹介していきます。

赤ちゃんの水分補給!母乳ミルク以外の飲み物は必要?

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赤ちゃんがある程度大きくなってくると、母乳やミルク以外の水分補給が必要なのでは?と疑問に思うママもいらっしゃるのではないでしょうか。
現在五ヶ月で、昨日から離乳食スタートしました。離乳食以外は、完母です。
昨日は、初めて風呂上がりに白湯を飲ませました。
ただ、 一体いつ、どのくらい赤ちゃんに飲み物をあげれば良いのか分かりません。
基本的に離乳食が始まる生後5~6ヶ月頃までは、母乳やミルク以外の飲み物は赤ちゃんには必要ないと言われています。

母乳やミルクは、赤ちゃんの栄養面だけではなく水分補給も補填してくれているため、しっかり授乳が出来ている子なら、母乳やミルク以外の水分を摂取しなくても脱水症状に陥る心配はありません。

しかしこれだけを聞くと、あげなくても良いのだと解釈してしまいますが、決して与えていけないというわけではなく、生後1ヶ月頃になれば赤ちゃん用として販売されている水分を飲ませることが出来ます。
実際、ベビー用品売り場に行くと、生後1ヶ月頃からと記載されているイオン水やお茶が多くありますよね。

赤ちゃんが産まれてから生後3ヶ月くらいまでは何を飲ませる?

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赤ちゃんにとって必要な栄養も水分も、母乳やミルクにはたっぷり含まれています。
そのため、生後3ヶ月までは母乳やミルクのみでも問題はありません。

ミルク育児の際は、直接お湯が出るサーバーや、沸騰したお湯を冷まして使用することが多いと思います。
そのまま赤ちゃんの身体に吸収されるものなので、使用するお水も安心出来るものを使用するようにしましょう。

また、母乳育児のママは、睡眠不足や肉体的疲労で母乳の出が悪くなったり、赤ちゃんに母乳を与えているため水分不足に陥りやすいので注意が必要です。
そのため、ママ自身が十分な水分補給を行うことが大切です。

母乳はママの摂取した水分を元に作られるので、飲み物にも気を遣わなければなりません。

赤ちゃん生後3ヶ月から半年までは何を飲ませる?

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生後3ヶ月~6ヶ月までも、基本的には母乳やミルクを優先して与える形で問題ありません。
この時期もしっかり授乳出来ていれば、脱水症状になる心配もないため、母乳やミルク以外の水分は摂っても摂らなくても問題ないようです。

ただ、暑い季節やお風呂あがりでたくさんの汗をかいた場合は、補助感覚の水分補給として白湯や赤ちゃん用の水などを与えても構いません。

生後4ヶ月から麦茶に挑戦するのがベスト

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生後4~5ヶ月頃になると、赤ちゃんは家族がご飯を食べる様子を見て、食べる真似をして口をもぐもぐしたりする行動を起こします。
母乳やミルクの味しか分からないと、離乳食がスムーズに進まないなんてこともあります。
そのため、離乳食の準備としてこのタイミングで赤ちゃん用のお茶にチャレンジしてみるのもおすすめです。

初めての味に最初は嫌がってしまう赤ちゃんも多いと思いますが、お風呂あがりや汗をかいたあとなど喉が渇いているタイミングで、少量ずつ与えて様子を見てみましょう。

離乳食の開始に合わせて飲み物を少しずつ…

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離乳食の開始と同時に、少しずつ母乳やミルク、麦茶以外の飲み物を与えていくようにしましょう。

その際、最初は慣れるまでベッと出してきたり、舐める程度にしか飲んでくれなかったりする場合が多いため、赤ちゃんがあまり欲しがらないようなら、無理に与えないようにしましょう。
離乳食時はまだ母乳やミルクを飲んでいるため、卒乳するまでは慣れさせるために飲ませるという感覚でゆっくりスタートさせていくことが大切です。

そして、母乳やミルク以外の飲み物を与える場合は、飲み物の糖分や濃さなどの成分に十分注意が必要です。
まずは糖分ですが、これは赤ちゃんの身体では分解がしづらく、身体の負担となる場合があります。

また、赤ちゃん用の麦茶ではなく、ノンカフェインの大人が飲むような麦茶の場合、赤ちゃんが初めて口にした時に苦みなどを感じてしまうと、その後なかなか飲んでくれなくなる心配も出てきます。
そのため、大人が飲むには薄いと思うくらい麦茶を薄めて与えるようにしましょう。

赤ちゃんに果汁は生後半年を過ぎてからが無難です

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生後4カ月頃から麦茶に慣れさせるのがおすすめとお伝えしましたが、この頃に水分として果汁を与えると、思わぬ食物アレルギーの引き金となる場合もあるので注意が必要です。

このような状況を防ぐためにも、母乳やミルク以外の水分を与える場合は、主に赤ちゃん用の純水や赤ちゃん用の麦茶から与えるようにしましょう。

果汁は、必ずしも与えなくてはならないというものではないので、離乳食の進み具合を見ながら、スプーン1杯程度から始めてみてくださいね。
また、甘い果汁を与えすぎると、他の離乳食を食べなくなってしまったり、虫歯を引き起こす可能性もありますので注意しましょう。

ママが気になる飲ませても大丈夫な飲み物

白湯やイオン飲料

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白湯は、煮沸して人肌まで冷ました水のことで、湯冷ましとも呼んでいる方もいらっしゃいます。
生後1ヶ月頃から飲むことが出来ますが、おすすめは麦茶と同様に離乳食が始まる前の生後4ヶ月頃から飲ませることです。

離乳食前に母乳やミルク以外の味に慣れさせることが出来て、赤ちゃんの便秘対策にも期待抜群ですよ。

また、イオン水は赤ちゃんの体調不良時に役立ち、こちらは生後3ヶ月頃から飲むことが出来ます。
少し甘みがあるため、好んで飲む赤ちゃんも少なくありません。

イオン水のような味付きの飲み物を早くから飲ませすぎると、母乳やミルクを拒否するようになるため注意が必要です。
大人用と赤ちゃん用では濃度が異なりますので、飲ませる際は必ず赤ちゃん用のイオン飲料を選ぶようにしましょう。

麦茶などのお茶

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赤ちゃん用の麦茶は、白湯と同様に生後1ヶ月頃から与えることが出来ますが、こちらも生後4ヶ月頃から母乳やミルク以外の味に慣れさせる目的で飲ませるのがおすすめです。

大人と同じ濃度のものは、赤ちゃんの身体には負担が大きいため、自宅で麦茶を作って飲ませるときは、水出しではなく必ず煮出して、白湯で薄めてから与えるようにしましょう。

離乳食が始まる生後6ヶ月頃からは、食後に麦茶を習慣付けることで虫歯予防にもなりますよ。

麦茶などのお茶類は、赤ちゃんが苦味を感じてしまうとその後なかなか飲んでくれなくなる可能性があるため、なるべく最初は薄味に作られている赤ちゃん用のお茶を飲ませるようにしましょう。
また、お茶を与える際に注意しなければならないことが、カフェインが含まれているかという点です。
烏龍茶や緑茶にはカフェインが含まれているので、これらのお茶は1歳を過ぎてから与えるようにしましょう。

果汁

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果汁はアレルギーの心配もあり、赤ちゃんに必ず与えなくてはならないものではないので、離乳食とのバランスを見ながらスプーン1杯から与えるようにしましょう。

果汁や野菜ジュースなどは、塩分や糖分が多すぎて、赤ちゃんの身体には負担が大きすぎます。
そのため、赤ちゃん用ではない限り、1歳を過ぎてから飲ませるようにしましょう。

フォローアップミルク

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フォローアップミルクは、離乳食が3回食になった頃、不足している栄養を補助するために飲ませるミルクです。
フォローアップミルクは、全ての赤ちゃんに必要なものではありませんので、離乳食の栄養バランスや、母乳やミルクの飲み具合を見て、栄養が不足している場合に与えるようにしましょう。

フォローアップミルクは、メーカーでは3歳まで飲むことが推奨されていますが、1歳を過ぎると牛乳が飲めるようになりますので、このタイミングで牛乳に切り替える方もいます。

牛乳

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赤ちゃんのように、消化器官が未発達のまま牛乳を飲んでしまうと、タンパク質をうまく分解することが出来ず、アレルギーを引き起こしてしまう可能性があるので、1歳を過ぎてから飲ませるようにしましょう。

6ヶ月~1歳までは、注意しなければならない飲み物が多いですが、基本的に赤ちゃん用の飲み物であれば、赤ちゃんの身体の負担にはならないので、赤ちゃん用として販売されている飲み物から始めるようにしましょう。

赤ちゃんの飲み物こんな商品がありますよ

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ベビー用品売り場に行くとたくさんの飲み物が売られています。
我が家も小さな子供が二人いるのですが、この赤ちゃん用の飲み物をよく活用させていただきました。

その中の一例ですが、おすすめ商品をご紹介していきます。

和光堂商品

知らないというママはいないのではないかというくらい、どこに行っても置いてある商品です。
日本で最初に小児科を開設した弘田長博士によって創られた和光堂なので、ママも安心して活用出来るものばかりですよ。

和光堂 赤ちゃんの純水500ml

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赤ちゃんの消化器官の負担となるミネラルをほとんど含まない純水です。
安曇野の天然水を加熱殺菌したもので、0ヶ月から飲むことが出来ます。
赤ちゃんの粉ミルクに使ったり、そのまま飲ませることも可能です。

和光堂 元気っち! むぎ茶 125ml

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紙パック容器の125lの飲み切りタイプのベビー用麦茶です。
ちょうど良い量なので外出時にも便利ですよ。
また、赤ちゃんがぎゅっと握ってしまってもこぼれにくい丸形の設計になっているのでママも安心。
もちろんカフェインもカロリーも0!

和光堂 アクアライト白ぶどう500ml

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ほんのり子供でも飲みやすいぶどう味に調整してあるベビー用イオン飲料です。
イオン飲料は水やお茶よりも身体に素早く浸透するので、汗をかいた後や発熱時など脱水症状になるのを防いでくれます。
お茶が苦手な子供の水分補給などに、家に何本か常備しておくのもおすすめです。

pigeonのおすすめ飲料

こちらもベビー用品メーカーでお馴染みのピジョン。
哺乳瓶でご存知のママも多いのではないでしょうか。

そんなピジョンの赤ちゃん用の飲料水もおすすめですよ。

ピジョン ベビー飲料 ぷちグルト ヨーグルト味100ml3コセット

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生後7ヶ月頃の赤ちゃんから飲むことの出来る乳性飲料です。
ヨーグルトでおなじみのチチヤスとのコラボレーション商品。
朝ご飯やおやつにもおすすめですよ。

ピジョン 緑黄色野菜&ぶどう100 125ml3パック

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ぶどうとトマト・にんじん・アスパラガス・ほうれん草・ブロッコリーなどの緑黄色野菜を使った、果汁と野菜汁100%のベビー飲料です。
砂糖や塩、着色料、保存料が使われていないので、赤ちゃんにも安心です。
曲がるストローなので、子供の飲みやすい角度で飲めます。

赤ちゃんが嫌がって飲んでくれない…上手な飲ませ方は?

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ずっと母乳やミルクばかり飲んできた赤ちゃんにとって、初めて口にする飲み物は新しい味なので最初は、水やお茶を嫌がって飲まないという子もいます。
ただ慣れていないだけなので、薄さを調節するなどして様子を見ましょう。

最初はスプーン1杯から始め、お風呂あがりや汗をかいた後などの喉が渇いているタイミングで与えるのがおすすめです。
離乳食が始まって色々な味を覚えていく時期ですので、飲めるものも徐々に増えていきますよ。

赤ちゃんのペースに合わせて飲ませましょう

Free photo: Mother, Daughter, Family, Park - Free Image on Pixabay - 1171569 (81541)

赤ちゃんに母乳やミルク以外の飲み物を早々に与えてしまうと、アレルギーなどのようなデメリットが生じてしまう場合もあります。

母乳やミルク以外の飲み物を与える際は、アレルギーの心配のないお水や麦茶で、赤ちゃんのペースに合わせて与えていくようにしましょう。
しっかりと授乳が出来ていて、体重も順調に増えていれば、焦ってほかの飲み物を飲ませる必要はありません。

赤ちゃんが大人の食べ物に興味を持ったり、喉が乾いている時などのタイミングで、スプーン1杯程度から与えて様子を見てくださいね。

離乳食がスタートして色々な味を覚えてくると、飲めるものも食べれるものも増えるので、今まで以上に育児が楽しいものになりますよ。