2人目の高齢妊娠!悩めるママへ…妊娠~産後までの起こりうる様々なリスクとは? (page 3)

2人目以降の妊娠が高齢妊娠となる場合、本当に産めるのか?育てられるのか?悩んでしまって躊躇してしまうママもたくさんいます。母子ともに健康で出産することに越したことはないのですが、やはり高齢妊娠となるとそれなりのリスクが伴うようです。妊娠~産後まで、どのようなリスクが起こりうるのか、詳しくご紹介します。

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2017/10/04 公開 | 512 view

2人目の高齢妊娠!悩めるママへ…妊娠~産後までの起こりうる様々なリスクとは?

◆自閉症の確率が上がる

自閉症とは、神経発生的障害の一種です。多くは、人とコミュニケーションがうまく取れなかったり、些細なことに異常なこだわりを持ってしまうなどの症状が出ます。実はこの自閉症は、近年のアメリカの研究によると、父親が高齢であればあるほど、自閉症の発生率が上昇するという結果が分かってきたんだそうです。

父親が30歳未満で産まれた子供に比べ、40歳以上で産まれた子供は自閉症になる確率が約6倍にも上昇すると言われています。自閉症は、先天性の脳機能障害なので、遺伝的因子が関係するからなのかもしれませんね。

◆注意欠陥多動性障害(ADHD)の確率が上がる

注意欠陥多動性障害(ADHD)とは、不注意・多動性・衝動性の3つの症状がみられる発達障害のことです。周りに理解されにくく、仕事や学業、日常生活そのものに支障をきたしてしまうことがあります。最近は、小学校入学前あたりに診断されることが多いのですが、中には成人してからADHDと診断されるケースもあるそうです。

こちらも、父親が25歳未満で産まれた子供に比べると、45歳以上の父親から産まれた子供の方が、ADHDになる可能性がなんと13倍も高いことが分かっています。現在では、このADHDの原因は未だはっきりと解明されてはいません。「遺伝的要因」「環境的要因」の双方が重なり合って引き起こしてしまうとも言われています。

◆精神的疾患の発生確率が上がる

ひと昔前までは、父親が高齢で産まれた子供は、経済的にも裕福な環境で育つことから、精神的に安定した子供が多いと思われていました。しかし、近年の研究によると、父親が24歳以下で産まれた子供よりも、父親が45歳以上で産まれた子供の自殺行動や薬物依存が2.5倍も高いというデータがあるそうです。

他にも、IQが低かったり、学年を留年してしまう生徒が多かったりするという研究結果があるそうです。これが、遺伝子異常によるものなのか、環境によるものなのかについてはハッキリとした結論は出ていないようですが、一部では脳機能の発達異常が関係しているのでは?とも言われているそうです。

高齢出産の場合の産後に起こりうるリスクとは?

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高齢出産の場合、妊娠中に限らず、産後にも様々なリスクが伴います。出産というのは、妊娠して無事出産したことがゴールではありません。その後の子供との生活が続いていくわけです。産まれてくる子にとっては、何歳のママであろうと、ママはママ。赤ちゃんのうちは頼れる存在はママだけですから、子供が無事に成長していくのを見守る義務があります。高齢での出産を検討する場合は、産後の子育て事情についても、よくシミュレーションをしておく必要がありますね。

◆体力的にキツイ

子育ては「体力勝負」。新生児のうちは、昼夜関係なく生活しなければなりませんので、睡眠も満足に取ることが出来ません。しかし、2人目育児となれば、上の子の生活もあるので、昼間に赤ちゃんと寝ているだけの生活は送れませんよね。

上の子の習い事の送迎や、幼稚園のお弁当作り、公園遊びなどもあるので、とにかく休む間もなく育児・家事をこなさなければならないのです。さすがに40代ともなれば、体力も衰えてきますので、精神的にも肉体的にもきつくなってきます。とはいえ、ママの代わりはいませんから、寝込んでしまうわけにもいかないんですよね。産後の体調が回復するのも時間がかかるというので、高齢出産を考える方は、日ごろから健康面に気を付け、体力づくりをしておくと良いかもしれません。

◆祖父母も高齢である

子育ての時に、頼りになるのがおじいちゃん・おばあちゃんの存在。産後、退院してからはおじいちゃん・おばあちゃんに上の子の面倒や家事を手伝ってもらう方も多いと思います。しかし、ママが40代ということは、親であるおじいちゃん・おばあちゃんも高齢になります。
やんちゃな上の子の面倒を見るのは結構大変という話をよく聞くので、なかなかお手伝いをお願いすることが出来なくなるかもしれませんね。

◆子供が成人するまでに親が定年を迎える

45歳以上で子供を出産する場合、子供が成人するまでに親が定年を迎えてしまう可能性があります。経済的に余裕のある家庭であれば問題ありませんが、やはり気になるのが子供の進学問題。それなりに費用もかかりますから、先々のことを考えて貯蓄をしておく必要がありますね。

さらに、子供が結婚して出産をする年齢になった時には、親は70代。子育てと親の介護を担わなければならない可能性も出て来るのです。子供の負担にならないよう、日ごろから夫婦間で話し合っておくことが大切かもしれません。
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