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赤ちゃんのげっぷはいつまでさせる?げっぷが必要な理由と動画で学ぶ・上手にさせる方法とは?

赤ちゃんのげっぷはいつまでさせる?げっぷが必要な理由と動画で学ぶ・上手にさせる方法とは?

2018年2月28日 公開

赤ちゃんのげっぷはいつまでさせるのかご存知ですか?そもそも何故げっぷをさせる必要があるのでしょうか?そんなママ達の疑問に今回はしっかりお答えします!赤ちゃんのげっぷはいつまで必要か、上手にさせるコツや吐き戻した際の原因についてもご紹介しています。

赤ちゃんのげっぷはいつまでさせるの?

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授乳中の赤ちゃんのげっぷは、いつまですればよいのかよく分からないという方も多いですよね。出産後、病院にいる間に聞ければよいのですが、あっという間に退院になってしまいますから、助産師さんに聞き忘れてしまった…なんてこともあるでしょう。

赤ちゃんのげっぷを止める時期というのは、平均して生後5~6ヶ月頃になると言われています。個人差がありますので、目安と捉えてもらうと良いと思います。げっぷを止める時期というのは、首がすわる時期に関係がありますので、首のすわりが遅いと必然的に自分でげっぷをする時期が遅くなるという事です。決して焦ることはありませんので、安心してくださいね。

げっぷをさせる必要がなくなる目安は?

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げっぷをさせる必要がなくなる目安としては以下のようなものがあります。首がすわってきて、生後5~6ヶ月を過ぎたあたりに以下のようなサインが見えてきたら、無理にげっぷをさせなくても大丈夫になったということです。しかし、最初のうちは不安でしょうから、しばらくは赤ちゃんの様子を見守ってあげるようにしましょう。

目安① げっぷが出なくなったら

目安の1つとしては、赤ちゃんをさすったりトントンしてもげっぷがなかなか出なくなる時期が来た時です。授乳後、いつものようにげっぷをさせようとしても、げっぷをしてくれない時は様子を見てみましょう。縦抱っこをしてみても、げっぷをせず、吐き戻しもないようでしたら、もうママがげっぷをさせてあげる必要がなくなったと言えます。

目安② 自分でげっぷが出来るようになった

実は赤ちゃんが自分の力でげっぷが出来るようになっている可能性も考えられます。生後5~6ヶ月あたりを過ぎて、なかなかげっぷをしてくれないな…と思った時、注意深く赤ちゃんを観察してみると良いでしょう。何度かげっぷをしている素振りがあったら、1度ママのほうからげっぷをさせるのを止めてみてください。

これで大量の吐き戻しがなければ問題ありません!ただし、赤ちゃんの胃の構造は未だ未発達ですから、自分でげっぷが出来たとしても少量のミルクが出てしまうこともあるので、気を付けて見てあげてくださいね。また、おならという形で出る場合もありますから、様子を見てあげましょう。

そもそも何故げっぷをさせる必要があるの?

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そもそも、何故赤ちゃんにげっぷを出させる必要があるのでしょうか?それは、ミルクや母乳と一緒に飲み込んでしまった余計な空気を胃から出してあげるためです。赤ちゃんは、大人と違い、鼻から息をしているため、息継ぎをしなくてもミルクや母乳を飲み続けることが可能です。しかし、同時に空気も飲み込んでしまうため、げっぷをして吐き出さなければいけないのです。

上手にげっぷを出すことが出来ないと、ミルクや母乳まで吐いてしまい、栄養が足りなくなったり、吐いたものが気道に詰まってしまう危険性もあります。まだ未熟な赤ちゃんは、げっぷをさせることが重要なこととなりますので、ママがサポートしてあげましょう。

上手にげっぷをさせる方法

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赤ちゃんにげっぷをさせることは、簡単なように思いますが、意外と苦戦するパパやママも多いはず!我が家の娘も、なかなか上手にできずに、よくゲポっと吐き戻していました。ここでは、赤ちゃんにげっぷをさせるコツについてご紹介していきます。うまくげっぷが出来ないと悩む方は参考にしてみてください。

①縦抱きで背中をトントン

最もスタンダードな方法かもしれませんね。赤ちゃんの頭を支えたら、胸か肩のあたりまで抱き上げて背中を優しくトントンしましょう。軽く叩いてあげるのがコツです。あまり強く叩きすぎると赤ちゃんの負担になりますので気を付けてくださいね。上下にさすってあげるのも効果的です。

②膝の上に座らせて背中トントン

赤ちゃんをママの膝の上に横向きに座らせ、左手で赤ちゃんの顎を支えながら少し前かがみになるような体勢を取ります。胃の中の空気が、口の方に上がって行きやすいように、胃から食道がまっすぐになるようにしましょう。あとは、右手で背中をトントンしたり、下から上にさすってあげれば出ると思います。

分かりやすく!動画で解説・げっぷのさせ方

新生児・赤ちゃんのげっぷの出し方!出ない時はどうする?

動画だと一目瞭然なので分かりやすいですよね!毎回上手く赤ちゃんにげっぷをさせてあげられないと悩む方は、是非参考にしてみて下さい。

なかなかげっぷが出ない時の対処法

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げっぷは、5分くらいやってみてもどうしても出ない場合、赤ちゃんもママも疲れてしまいますので一旦ストップしましょう。その後、赤ちゃんをお布団に寝かせて5分くらい経ったらまた縦抱っこをしてみてください。そこで背中をトントンすると、げっぷが出る場合があります。
これは、1度赤ちゃんを横に寝かせたことで胃の中の空気が出やすくなるからです。上手にげっぷが出せない場合は、体勢を変えてみるのも良いと思います。

◆げっぷが出ないこともある

赤ちゃんによっては、母乳やミルクを上手に飲むことが出来て、空気が入っていないこともあります。無理に出そうと強くトントンしたり、出るまで何分もトントンすることはやめましょう。赤ちゃんが苦しそうにしていなければ、様子をみても大丈夫です。抱っこの体勢を変えたときに突然「ゲポっ」と出ることもあります。

◆様子をみるときのポイント!

げっぷが出なくて様子を見るときは、赤ちゃんの体の右側を下にして、背中に丸めたバスタオルを挟んで寝かせてあげると良いでしょう。腸につながる胃の出口は、右側にあるため、右を下にして寝たほうが消化がしやすくなるんです!

また、万が一吐き戻した際にのどに詰まってしまわぬよう、背中にタオルを敷いて横向きに寝かせてあげると良いですよ。

げっぷをする前に吐いてしまう原因は?

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赤ちゃんの胃は大人と違って、「とっくり」のような形をしています。さらに、入り口を締める筋肉が未熟な為吐きやすくなっているのが特徴です。
げっぷをさせる前に抱っこをしたら突然吐いてしまった…なんてこともよくあるでしょう。そんな時は赤ちゃんの様子をしばらく見て、病気なのかどうかチェックしてみて下さい。
赤ちゃんがミルクを吐き戻してしまうには以下のような原因が考えられます。

◆母乳の勢いが強い

母乳育児の場合によくあることですが、赤ちゃんの授乳間隔が開いてしまった場合、母乳が溜まってしまい、勢いよくピューッと出てしまうことがあります。すると、飲もうとした赤ちゃんはむせてしまい、吐き出してしまうことがあるんです!
母乳量の多いママは、1度少し出してから赤ちゃんに飲ませてあげると良いかもしれませんね。

◆ミルク・母乳の飲み過ぎ

まだ「満腹感」が分からない赤ちゃんは、許容範囲をオーバーして飲んでしまうことがあります。大人でも食べ過ぎると気持ち悪くなるように、赤ちゃんもお腹いっぱい過ぎると苦しくて吐いてしまうのです。
吐いた後、ぐずることもなく元気であれば問題ないので、少し様子を見ると良いですね。

◆急に体勢を変えた

ミルクや母乳を飲んだ後、げっぷをさせようとして急に体勢を変えると吐き戻してしまうことはよくあります。動いた勢いで口から出てしまうこともあります。前述した通り、赤ちゃんの胃は未熟で、形も大 人とは異なり吐き出してしまいやすいので注意しましょう。

◆病気の可能性も

げっぷをする前に大量に吐き戻してしまった時は、病気の可能性も考えられます。風邪などで胃腸炎や消化不良を起こしている場合は、他に熱があるなどの症状があるはずです。いつもより機嫌が悪いなど見受けられたら、1度病院で診てもらうようにしましょう。

また、噴水のようにピューッと吐いてしまった場合は「幽門狭窄症」が考えられます。顔色などもよく見て、いつもと違う様子があればかかりつけ医に相談して下さい。

まとめ

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いかがでしたか?赤ちゃんの胃の仕組みやミルクの飲み方を理解すれば、げっぷがいかに重要なものか分かりますよね。

私の娘もなかなかげっぷが上手く出せない子でしたから、悩んだこともありました。しかし、げっぷが出なくても赤ちゃんが元気そうであれば問題ありませんので、あまり神経質にならないように気をつけて下さい。
また、赤ちゃん自身が成長すれば、自然と自力で出すようになりますから、温かく見守ってあげるようにしましょう。
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