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【新築or中古】分譲マンションの知っておきたい選び方のコツとは?

【新築or中古】分譲マンションの知っておきたい選び方のコツとは?

2016年12月5日 公開

マンションを買おうとするとき、新築がいいのか中古がいいのか悩みどころですよね。それぞれのメリット、デメリットをしっかり比較して後悔のない住まいを手に入れましょう。

分譲マンションとは

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まずは、分譲マンションについて確認しておきましょう。
分譲マンションとは、1部屋ごとに分割して販売しているマンションのことです。専有部分と共有部分に分かれていて、購入者は購入した1部屋を専有します。ほかの購入者が共同で使う廊下などは共有部分となります。共有部分は管理費を支払い建物を使用することとなります。
購入した部屋は専有部分ですので、ライフスタイルにあわせて間取りや内装を変えることが可能です。

戸建て住宅の購入と同様に、分譲マンションの購入も一生に一度あるかないかの大きな買い物です。物件選びは慎重にしたいですよね。
物件選びのコツや、新築マンションと中古マンションのメリット、デメリットをあわせてご紹介していきます。

分譲マンション選びのコツ

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広告や資料は細かいところまで

大きく掲載される外観や間取りなどの写真に目が行きがちですが、重要なことは大きく掲載されていることだけではありません。小さな文字で書かれていることに、その物件の概要であったり、注意事項など大切なことが書かれている場合が多くあります。見落としてしまわないように注意深くチェックしましょう。

周辺情報、駅からの距離などは自分の足で

広告や資料に書いてある、周辺情報は、実際に使ってみると大幅に違っていたりすることがあります。
たとえば、最寄駅から徒歩10分などの表記があったとして、人それぞれ歩幅もスピードも違うので一概に言えないですよね。実際に訪れ確認しておく方が確実でしょう。
また、曜日や時間帯などで周辺の環境もあわせて確認しておく方が安心です。

新築マンションor中古マンション

新築マンション、中古マンションどちらにもメリット、デメリットがあります。どちらが自分にあっているのか十分に比較検討することが大切です。
その物件にトラブルがないかは確認したほうが良いですが、価格や設備の面でも比較的新しい中古がねらい目かもしれません。

新築マンションのメリットとデメリット

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新築マンションとは、その名の通り新しく建てられた、または、建てられるマンションのことです。
ではメリットからみていきましょう。購入に際してのローンは中古物件よりも金利や借入条件が有利になることが多いようですし、税制面でも優遇措置が受けられやすいようです。
誰も住んだことがないので未使用ですし、キレイであることもメリットとしてあげられます。それに加え、快適な生活のための最新の設備が充実していることが多いです。
また、入居者がみんな越してきたばかりの方なので人間関係、ご近所づきあいを新しく構築していくことになり、古参の入居者との軋轢もなく、ご近所づきあいがしやすい点もメリットのひとつかもしれません。
逆に、デメリットを考えてみます。新築マンションを買おうとするとき、完成していないことも多いため、モデルルームを見て決めることになります。
実際の設備や建材と違うということも多いですし、希望していたものはオプションだったと後になってわかることもあるようです。
モデルルームと実際に自分が住む部屋がどれくらい違うのか、オプションの有無などの確認が必要となるでしょう。
また、1日住んだだけで中古の扱いになるので、10年もすると価格は購入当初の半分にまでなってしまうといわれています。住み替えなど考えたとき、想像以上に下がってしまっていることが考えられます。

新築マンションは赤ちゃんにとってはどうなのか知りたい方におすすめなのが、こちらの記事。家族のために、よりよい選択ができるといいですね。

中古マンションのメリットとデメリット

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中古マンションのメリットで一番にあげられるのは、価格が安いこと。新築マンションよりも4割から5割ほどで取引されることが多いようです。
購入費用を抑えることができれば、リフォームやリノベーションに費用を回すことができるのもメリットかもしれません。
新築マンションと違って、実際に見て選ぶことができるので、部屋からの眺めや日当たりを確認することができます。
また、ご近所づきあいなど生活の環境が整っているため、これから住む場所の様子を把握しやすいでしょう。
中古マンションの場合、購入価格から大きく値下がりすることはあまりないようです。特に築15年を超えている場合は安定してきます。
中古マンションのデメリットとしては、建物、設備が古いこと。入居する部屋は自分好みにリフォームやリノベーションで変えられますが、建物外観や共有部分はそういうわけにはいかないので新築よりは見劣りするかもしれません。必要な設備が揃っているか、事前の確認は重要になってきますね。
また、新築マンションのメリットにあげたご近所づきあいなどは、古参の入居者との関係構築が容易でないこともあるのでデメリットとなる可能性があります。
そのほかに、何らかの理由で手放され、中古物件となった理由が分かりにくいことがあげられます。特に築5年以下の場合、転勤やただの住み替えだったら何も問題ありませんが、トラブルを抱えた物件ではないかと不安になることもあるかもしれません。

後悔のない分譲マンション選びを

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分譲マンション購入という大きな決断をするとき、やはり慎重になりますよね。新築にするのか、中古にするのか大きく悩むところです。たくさん悩んで、たくさん物件をみることが、後悔のない物件選びにつながるのではないでしょうか。基本的な違いやメリット、デメリットをよく理解して、自分たちにあったよりよい物件選びをしたいものです。