子供の病気!夏に流行るウイルスって何?
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寒い冬が終わって、ホッと一息ついた春。それが終わると、暑い夏がやってきますよね。暑さで体調を崩しやすいこの季節。食中毒や熱中症などが流行することで有名ですが、他にも子供が特にかかりやすい夏に流行る3大ウイルスがあるんです。それは、手足口病、プール熱、ヘルパンギーナと呼ばれる病気。これらすべて、ウイルスが原因で感染する病気なので、覚えておくと良いでしょう。
夏だからと言って、油断してはいけません。気候が良くなり、プールや海などの夏のレジャーや、お祭りや花火大会など人混みに出かける機会も増えますので、体調管理をしっかりし、感染予防に努めたいですね。
夏だからと言って、油断してはいけません。気候が良くなり、プールや海などの夏のレジャーや、お祭りや花火大会など人混みに出かける機会も増えますので、体調管理をしっかりし、感染予防に努めたいですね。
何故夏に流行るの?
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夏のウイルスが流行りだすのは、5月から8月にかけてが多いと言われています。冬に比べれば、空気の乾燥もなく、ウイルスが増殖しにくいのでは?と思いがちですが、そんなことはありません。何故、夏にも流行してしまうのでしょうか。
夏は、暑さから食欲不振になったり、長期の休み中に生活習慣が乱れ、栄養バランスを欠いた食事や夜更かしが続いてしまいがちですよね。そこで、弱った体に侵入するのが様々なウイルスです。特に、子供が感染しやすい「アデノウイルス」は、通称プール熱といい、子供の便や唾液から感染します。プールの水から感染する確率が高いことから、「プール熱」と言われているんですね。このように、夏に流行る子供の病気は、冬とは異なった方法で体内に入り、人から人へと移ってしまうんです。
夏は、暑さから食欲不振になったり、長期の休み中に生活習慣が乱れ、栄養バランスを欠いた食事や夜更かしが続いてしまいがちですよね。そこで、弱った体に侵入するのが様々なウイルスです。特に、子供が感染しやすい「アデノウイルス」は、通称プール熱といい、子供の便や唾液から感染します。プールの水から感染する確率が高いことから、「プール熱」と言われているんですね。このように、夏に流行る子供の病気は、冬とは異なった方法で体内に入り、人から人へと移ってしまうんです。
ヘルパンギーナ
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ヘルパンギーナの主な原因ウイルスは、コクサッキーウイルスと呼ばれるもの。予防接種は特にない為、毎年発症してしまう子もいるんだそうです。感染経路は、飛沫感染または感染者の唾液や便などです。最もかかりやすい年齢は、1歳〜5歳くらいまでと言われています。
◆主な症状
突然39℃前後の高熱と咽頭、口の中の上あごの奥の粘膜に、小さな水疱ができるのが特徴です。1mm〜数mm程度の小さな水疱ができ、痛がります。発熱した時に、熱性けいれんや嘔吐・頭痛の症状を合併することもありますが、熱自体は2~4日程度で治まります。
口のなかの痛みも、2~3日でひいていき、その後自然に治っていきます。
口のなかの痛みも、2~3日でひいていき、その後自然に治っていきます。
◆対処法
高熱が出ますので、解熱剤を処方されるなどの対処療法が一般的です。口腔内の痛みなので、食事を嫌がる子供もいますが、脱水症の危険がある為、水分はこまめにとるようにしましょう。
食事は、食べやすい・飲み込みやすいものにしてあげると良いですよ。あまりにも口の中が痛く、飲まず食わずになり、グッタリしているようなら、早めに病院へ連れて行って下さい。また、感染防止のために、鼻汁・唾液や便からの感染に注意し、おむつ替えや鼻水を拭いてあげた後は、ママも手洗いを徹底して下さい。くしゃみ等で飛び散ったウイルスを吸い込まないようにマスクするのを忘れずに。
食事は、食べやすい・飲み込みやすいものにしてあげると良いですよ。あまりにも口の中が痛く、飲まず食わずになり、グッタリしているようなら、早めに病院へ連れて行って下さい。また、感染防止のために、鼻汁・唾液や便からの感染に注意し、おむつ替えや鼻水を拭いてあげた後は、ママも手洗いを徹底して下さい。くしゃみ等で飛び散ったウイルスを吸い込まないようにマスクするのを忘れずに。
手足口病
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