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妊娠中の飲酒は何故ダメなの?アルコールが与える影響とおすすめの禁酒方法

妊娠中の飲酒は何故ダメなの?アルコールが与える影響とおすすめの禁酒方法

2017年2月22日 公開

妊娠中の飲酒が何故ダメなのか?皆さん、ご存知でしたか?何となくダメなことは知っていても、実際のところ、お腹の赤ちゃんにどんな影響があるのかまでは知らない人が殆どだと思います。これを知れば、どんなにお酒が大好きな妊婦さんもきっぱりとやめられるはず!お酒の誘惑に負けそうな方は、正しい知識を身につけて、身も心も健康な赤ちゃんを迎え入れる準備をしましょう。

妊娠中の飲酒は絶対ダメ?少量なら大丈夫?

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普段からよくお酒を飲むと言う人は、妊娠したからと言ってなかなか思うように禁酒出来ないものですよね。特に妊娠中は、コーヒーなどのカフェイン飲料も糖分の高い炭酸飲料なども控えなければならず、ストレスも溜まりがちになりますよね。

お酒も、コーヒーなどと同じで少量ならば胎児への影響はないのでしょうか?1日にコップ半分〜1杯程度であれば飲んだとしてもお腹の赤ちゃんへ影響はないとも言われていますが、これはあくまで目安。人によってアルコールの分解量は変わってきますので、たくさん飲んでも健康な赤ちゃんが生まれる人もいれば、たった1杯しか飲んでいなくても赤ちゃんに影響を与える事もあるんです。

たとえ、本やネットなどでアルコール摂取量の安全値が示されていたとしても、100%安全かどうかは分からないのです。できる事なら飲まないに越したことはありませんね。

妊娠中の飲酒がお腹の赤ちゃんに与える影響は?

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では、もし飲酒を続けていた場合、お腹の赤ちゃんにどのような影響があるのでしょうか?週数にもよるそうですが、以下のような危険性があると言われています。

・ 死産や流産のリスクが高まる
・ 低体重児が産まれる
・ 何らかの障害を持って産まれる
・ 奇形児が産まれる

「胎児性アルコール症候群」とは?

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「胎児性アルコール症候群」とは、先天性疾患のひとつで、妊娠中のママが習慣的にアルコールを摂取し続ける事でかかってしまう病気のことです。その症状は様々ですが、軽度から重度の知能障害や、奇形児、脳性麻痺、てんかん、学習障害などが見られたり、人によっては見た目は普通でも、重度の行動障害が見られる事があります。

現代の医学では未だ治療法が見つかっておらず、1度かかってしまうと完治する事が出来ないのも怖いところです。しかし、これは妊娠中に飲酒をしなければ完璧に防げる病気なので、赤ちゃんの事を想ってきちんと禁酒することをお勧めします。

妊娠中の飲酒は赤ちゃんも飲酒しているようなもの!

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妊娠中に飲酒をすると、摂取したアルコールが血液に含まれ、それがへその緒を介してお腹の赤ちゃんへと送り届けられるんです。と言うことは、ママの口にしたもの全てが、赤ちゃんも一緒に口にしているようなものなので、妊娠中に摂取するものには充分に気をつけなければならないんですね。

目には見えませんが、妊娠1週目から少しずつお腹の赤ちゃんは成長を遂げています。体や脳、内臓などを作る大事な時期にアルコールが入る事で、様々な障害を与えてしまうんです。

妊娠したら、赤ちゃんとママはまさに一心同体。そんな事も常に意識しながら、妊娠中の食生活に気をつけたいですね。

妊娠中は上手に禁酒しよう!おすすめの方法5つ

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これまで見てきた通り、妊娠中の飲酒がお腹の赤ちゃんに与える影響が、どれほど恐ろしいものなのか分かりましたよね。でも、これまでお酒を飲む習慣のあった人が、突然禁酒と言われても、なかなか難しいものでしょう。

そこでおすすめの禁酒方法を5つご紹介します。いろんな方法を試して、なんとか妊娠中のお酒の誘惑に負けないように頑張りましょう。

① 早寝早起きを心がける

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妊娠中は、少し身体が怠かったり、疲れやすかったりするので、何となくダラダラと過ごしてしまいがちですよね。あまり遅くまで起きていると、小腹が空いて「お酒とおつまみ」に手を出したくなってしまいます。

妊娠中だからといって、ダラダラと過ごすことなく、早寝早起きを徹底し、規則正しい生活を送りましょう。体の調子が整うだけでなく、夜にお酒を飲みたくなる衝動にもかられずに済みますよ。

② 他の美味しい飲み物を見つける

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妊娠中は、体重コントロールや塩分、糖分の摂り過ぎにも注意が必要で、食生活がとても難しいですよね。その上、大好きなお酒も禁止されると、余計にストレスが溜まってしまいます。

そんな時は、お酒以外の美味しい飲み物を見つけてみるのはいかがでしょうか?おすすめは、ノンカフェインのハーブティー。リラックス効果のあるものや、美容に効果のあるものなどもあり、妊婦さんにはぴったりの飲み物です。

普段あまりハーブティーを飲まないという人も、今だからこそ楽しんでみるのもいいですよ。ハーブティーは、種類によっては子宮の収縮を促す作用のある物もある為、購入する際は充分気をつけてください。

③食事は3食きちんと摂る

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もともとお酒が好きな人は、お酒を美味しく飲むために、ご飯を控えていたという人も少なくないですよね。妊娠中は体重管理も難しいのですが、栄養バランスの整った食事をきちんと摂るように心がけましょう。

そうすれば自然とお酒を飲んでいた習慣から離れていくので、上手に禁酒が出来るはずです。お酒を飲みたくなったら、食べすぎない程度に完食をして、口寂しい気持ちを紛らわすようにしましょう。

④ 濃い味付けのおかずは控える

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お酒を飲みたくなってしまいそうな濃い味付けのおかずは、なるべく控えるようにしましょう。濃い味付けの料理は、むくみの原因にもなりますので、普段から注意しておくことが肝心です。

⑤ 旦那さんにも協力してもらう

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妊娠したからといって、ママだけが辛い禁酒生活を強いられるのは不公平ですよね。ママが一生懸命我慢しているのに、隣で旦那さんにお酒を飲まれていたのでは、一口だけなら…とつい手が出てしまいます。それが一口に留まらず、気づけばどんどん量が増えていた…なんて事になったら大変です。

妊娠は、女性だけのものではありません。旦那さんにも協力してもらう義務があります。冷蔵庫にお酒のストックをしてある家庭なら、誘惑に負けて飲んでしまわないように、お酒の買い置きはやめてもらうようにしましょう。

また、旦那さんばかり飲み会に行くなんてズルい!とママがストレスを溜めてしまうので、飲み会も最低限に我慢して貰うのも良いでしょう。そこはきちんと夫婦で話し合い、協力し合うと、禁酒もスムーズに行えます。

お酒の代わりに、何か夫婦で楽しめるものを見つけるとストレスも溜まることなく禁酒生活を送れますよ。

妊娠中でも安心!おすすめの飲み物とは?

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普段からアルコールをよく飲む人が、禁酒をする時、他に何を飲めば良いのか分からなくなりますよね?特に妊娠中は、カフェインの入った飲み物も控えなければならない為、意外と飲み物選びに苦労します。

ここでは妊娠中にも安心して飲めるおすすめの飲み物をご紹介します。飽きないように色々と工夫しながら飲むと良いですよ。

◆ルイボスティー

ノンカフェインな上にノンカロリーなので、妊婦さんにはもはや定番の飲み物。ハーブティーの中でも、割とクセのない味とさっぱりとした口当たりが人気です。

出産後も、授乳期だけでなく、産後ダイエットにもおすすめの飲み物です。

◆ローズヒップティー

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ローズヒップティーも、妊娠中に安心して飲めるハーブティーです。ルイボスティーに比べると、酸味があるので、つわりで気分が悪い時でもスッキリと飲めますよ。ビタミンが豊富に含まれている為、疲労回復、便秘予防にもなり、美容にも良いとされています。

勿論、ノンカフェインなので妊娠中や授乳中には欠かせない飲み物ですね。

◆麦茶

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ノンカフェインのお茶といえば麦茶ですよね。妊娠中の水分補給にも最適ですが、産後、赤ちゃんが離乳食をスタートした頃にも安心して飲ませることが出来る飲み物です。

麦茶の味に飽きたら、ちょい足ししてアレンジ麦茶を飲むのがおすすめです。カルピス麦茶やはちみつレモン麦茶など色々試してみるのも楽しいですよ。一押しは、牛乳麦茶!麦茶3に対して牛乳7と小さじ1程度の砂糖を混ぜると、コーヒー牛乳のような味になります。気になる人は是非、飲んでみてくださいね。

◆炭酸水

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夏は特にスッキリと飲める炭酸飲料が恋しくなりますよね。でも、炭酸飲料は糖分がかなり入っているので、妊娠中は控えたい飲み物の一つです。そんな時は、ノンカロリーの炭酸水はいかがでしょうか。

つわりの時でも、口の中がさっぱりするので飲みやすく、便秘解消にも良いんです。普通の炭酸水では飽きてしまうという人は、カットしたフルーツを入れてデトックスウォーターを作ってみると良いでしょう。

イチゴやキウイ、オレンジやグレープフルーツなどをカットして3時間以上冷蔵庫で寝かせれば完成!見た目も爽やかなので、気分までリフレッシュされますね。

◆カフェインレスコーヒー

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近年の健康ブームに乗って、美味しいカフェインレスコーヒーがたくさん売られるようになりましたよね。アルコールは飲まなくても、コーヒーや紅茶が恋しくなる妊婦さんはとても多いです。

正直、普通のコーヒーに比べれば少し物足りなさは感じますが、慣れてくると意外と美味しいですし、物によっては香りも本格的に感じられるので、いろんなメーカーのものを試してみると良いと思います。

カフェインレスコーヒーは、妊婦さんに限らず、夜眠れずに困っている人や、カフェインの摂り過ぎが気になる人におすすめです。これがあれば、コーヒーが飲めないストレスから解放されますよ。

まとめ

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いかがでしたか?妊娠中のアルコール摂取が、どれだけ危険なものなのか理解できたでしょうか?

これまで習慣として飲んでいた人の場合、突然辞めろと言われても、ただ辛いだけですよね。しかし、先天性の疾患を持って産まれてきた赤ちゃんの人生や、その家族の人生は、想像以上に大変なものです。

どうか目先の楽しさだけにとらわれる事なく、先々のことを考えて、禁酒するようにしましょう。禁酒をスタートすることも、赤ちゃんを迎え入れる準備の一つです。ママになる為の第一歩と思って、ストレスを溜め込まないように上手に禁酒をしてくださいね。
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